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【短歌】操車場にオレンジ色の孤独たち発車できるとまだ信じてる

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心のままに詠んでみました。ベクトルを定めないスタイルで綴ります。
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#日記

Garden2023~秋さんぽ編~

Garden2023~秋さんぽ編~

こんばんは。タイムラインがまた花テロで彩られているので、自分も参加したいと思い、公園で写真を撮ってきました。

キンモクセイの香りがすごかったので、内心少しハラハラしたのですが、パートナーも穏やかに、楽しそうに散歩していました。

(▽なぜ私がハラハラしたのかは、以下の作品をご参照ください。)

今日は天気雨に降られたり、晴れたと思ったらまた降ってきたりで、天候に振り回された一日でした。夕方からは

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花曜日さんぽ

花曜日さんぽ

こんばんは。今日は穏やかな一日でした。近隣の梅郷が見頃とのことで、散策してきました。今日はまさしく「花曜日」です。

▽昨日詠んだ短歌

それでは、撮れたての梅ちゃんたちをご覧ください。

とてもとても瑣末な理由で、
ひさびさに喧嘩もして(苦笑)、
なんだかんだで10,000歩突破して、
仲直りの代わりにふたりでカレーを作って、
自宅で黙食して、そんな一日でした。

喧嘩して仲直りして喧嘩してまた

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短歌 小夜風

新宿へ向かう列車の最後尾 は、る、と口にし小夜風を待つ

ラッシュと逆向きの列車に乗る時の、ほんのりとした愉悦。こんな時間から新宿に向かうのには、ちょっとした理由があって。

その理由を、早くきみに話したくて、駅のホームで私は、すっかり浮き足立っている。

寒さらしい寒さも、今日までらしい。明日からはスプリングコートを常用できるのが、心まで身軽になれたみたいで、とても嬉しい。

春が来たら、たくさ

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短歌 きみの黯い目

短歌 きみの黯い目

枯れていく花束見つめ幸せを過去形にするきみの黯い目

花束って、もらったときは嬉しいんですが、徐々にしおれて枯れていく経過を見届けるのが少し悲しいです。

誕生日に贈ってもらった花束が、そろそろくたびれてきてしまいました。捨てるのがしのびないんだよなぁ。。

それでも、次の燃えるごみの朝になったら、容赦なく、ためらいごと処分するんだろうな……。

気まぐれに、上野動物園へ行ってきました。シャンシャ

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ぶらり春さがしさんぽ

ぶらり春さがしさんぽ

今日はとても天気が良かったので、ダウンコートからスプリングコートに装備をチェンジして、一駅となりの駅とその近くの大きい公園まで歩いてきました。

花の写真がたくさん撮れたので、花テロってみようと思います。

歩数にして12,000歩超え!歩いたな~。

途中で喫茶店に立ち寄りました。ソイラテが美味しかった(こちらは撮り忘れたです)。

さらに道中で図書館に寄って、瀬戸夏子の歌集「かわいい海とかわい

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短歌 わざわざ口に出す

短歌 わざわざ口に出す

「生きている」わざわざ口に出す日々となって久しい春一番よ

私の住む街では、まだ春一番が吹いていません。いよいよ季節が春へと動き出したなと感じたのが、職場近くのビルの前に植えられている桜の木から、ぐるぐる巻きになっていたLEDのコードが取れていたことでした。

よく見ると、つぼみもまだ固かったものの、少し膨らんでいたような。

春先は、どうしても調子が不安定になります。生まれて初めて精神面で調子を

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短歌 リボンをかけて

短歌 リボンをかけて

めでたし、のつづきをみんな生きている罪の意識にリボンをかけて

人は誰もが悪業を抱いて生きている、らしい。だから、もれなく私もだ。(私は、特定の宗教は信仰していません)

日々、たくさんの選択をして私たちは生きている。前提として選択肢があるということが、そもそも大切なんだけれど。

どんな選択をしても、その結果が悪業に繋がらないとは限らない。どんなに素晴らしい(とされる)選択をしたとしても。

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【日記】プリンづくりと新刊の構想と

【日記】プリンづくりと新刊の構想と

冷蔵庫に、クリスマス時期に買ってそのまま使わずに放置されていた液体ホイップがありました。消費期限の2月8日がそろそろ近づいてきたので、さてどうしようと考えた結果、「そうだ、プリン、つくろう」と思ったのが今日の午後。気まぐれに有給休暇を取ったので、ここはひとつ有意義に過ごしてみようと思った次第です。

以下に、とても簡単なレシピをメモしておきます。不器用クィーンの私でも作れて、本当に簡単なので、よか

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半分こ

半分こ

半分こしようかあんまんと肉まんそれからきみの抱く涙も

泣き虫な私と違って、滅多に感情を表に出さないきみ。胸裡ではきっと泣いている日もあるかもしれない。

おかげさまで風邪は早くも治りかけてきました。コンビニであんまんを買ってきてもらったのですが、肉まんも食べたくなったので、結局半分こしました。

私に向き合うとき、いつも微笑んでくれるきみだけど、泣きたいときは泣いてほしいなあ、というのは、私のわ

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ぶらんこ

ぶらんこ

ぶらんこを強く握れば血のにおいああ地球から逃れられない

天気がよかったので、テレワークを早々に切り上げて散歩に行きました。公園のベンチが空いていなかったので、ぶらんこを久しぶりに漕ぎました。鉄製の鎖を強く持ったので、手のひらに香りが移って、何かのにおいに似ていると思ったら、そうだ、血だ、と気づきました。

ふと、ああ私はきっといつまでも地球から逃れられないんだなと実感した出来事でした。だってこの

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誰の許可もいらない

誰の許可もいらない

夜風受け揺れる前髪を気にするふりをしながらきみ盗み見る #短歌 #今日の短歌

こんばんは。ドライブスルーとイートインがひとつになったスタバに来ており、テラス席もあるので、心地よい夜風に吹かれながら今これを書いています。

ずっと飲みたかった「桃MOREフラペチーノ」、やっと飲めました〜!店内利用だったからマグカップなのです。

思ったより、桃でした。果肉がストローに詰まる笑。クリームもほんのり桃

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短歌 リズム 十首

短歌 リズム 十首

1
虹を見るカニバリズムはリズムだと言い張るきみとまた虹を見る

2
空に虹となりにきみがいることと六切りパンの精緻な厚さ

3
生まれたら死ぬからねえと指先の羽虫に向けるあわいまなざし

4
ガーベラのまんなかにある黒、指を突っ込んで染む確かなる闇

5
どよめきのなかできみだけきみだった虹を見たいとつぶやきながら

6
まだ冬の残滓が胸に沈澱し春風の吹く(ついていけない)

7
あれは虹 あれ

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