記事一覧
【19才のシルバーリング】最終話 ~思いもよらぬ再会編~
それから月日も流れ、
私はというと、結婚しようとしていた彼と別れ
それから2年以上誰とも付き合わない期間もあって
やっと付き合えた名古屋の彼とも
付き合ってみたら違うと感じて別れたばかりだった。
合わないとわかっていても、
想い続けた期間が長かったせいか、
別れてどうしようもなくつらかった。
付き合う時に
『最後の女にしたいから。』
と言ってくれた彼の言葉もむなしく、
終わっ
【19才のシルバーリング】第10話 ~心の恋人ピリオド編~
翔が進学した後、帰省してた時に
1度だけ2人で遊んだことがあった。
ドライブに連れてってくれることになったからだ。
翔の助手席に乗るのがずっと夢だったけど、
バイクを買ったから車を持ってなかったから
車じゃなくてバイクの後ろに乗せてもらった。
バイクの2ケツって言っても今度は二人乗りしていいやつだから!
翔はアメリカンが好きだったから、
アメリカンの大きなバイク。
バイクのメット
【19才のシルバーリング】第9話 ~悲しみの中の太陽編~
どれくらい泣いたかわからない。。。
1年の半分以上は翔を想って泣いただろう。
しばらくは狂ってたと思う。
翔が居なくても、翔のお母さんに言って勝手に部屋で待っていたり
(お互いのお家でご飯をいただいたりするくらいの仲でした)
いろんな友達について来てもらったり
翔の友達にいろいろ翔の情報を聞いたり
半分ストーカーみたいになってた。
翔にたびたび電話しては
『お願いだから戻ってきて』
【19才のシルバーリング】第8話 ~一生分の後悔編~
しばらく、コソコソ会う生活が続いた。
自分で蒔いた種だとはわかっていても、
今までのように自由に会えなかったりする生活は
相当イライラした。
ストレスが限界になってきて、
その矛先はあろうことに一番身近な翔に向いて
翔にあたりまくるようになってしまった。
もちろん筋違いなのはわかっているけど
どうしようもならなかった。
翔も初めはしょうがないってガマンしてくれてたけど、
だんだ
【19才のシルバーリング】第7話 〜予期せぬ過ち編~
年末年始も、お互い祖父母宅に行きつつも
帰って来たらまた会ったり、
携帯を持ったから、
会えない間はずっと電話したりメールしたりしていた。
あんなに毎日毎日会っていても
一時も離れたくないくらい翔でいっぱいだった。
冬休みも終わり、またいつもの生活に戻った。
相変わらず幸せな生活を送っていた。
『チャリ、駅に置いてある!』
そう言った翔に
一刻も早く翔の家でラブラブしたかった私
【19才のシルバーリング】第6話 ~おなじ星編~
それから、そんな出来事を乗り越え
更に愛が深まった私たちは
どこに行くにも何をするにも一緒だった。
携帯電話を持たない派だった翔が、
やーっと私とまったく同じ(色もね)
おそろいの携帯を持ってくれた。
翔の友達と私の友達を交えて
一緒に遊んだりもした。
どちらかの家で一緒にご飯を食べたり、
翔の少し歳の離れた弟(翔よりカッコカワイイかも)に勉強を教えたり、
私の当時幼稚園児だっ
【19才のシルバーリング】第5話 ~涙の獅子座流星群編~
【獅子座流星群】というものが初めて大きく騒がれた年だった。
学校の友達たちの間でも、
ミンナどこで見る~!とか
誰と見に行く~とか大盛りあがり!
ある種のビッグイベントだったわけ。
私はもちろん大好きな彼氏の翔と見に行く約束をしてた。
門限はなかったものの、ものすごく厳しいお家で育った私は
夜中の外出なんてバレたら大変!
『夜中の2時に○○ね!』
ってこっそり会う約束をした。
【19才のシルバーリング】第4話 〜19才のジンクス編~
『19歳の誕生日にシルバーリングもらうと幸せになるんだって!!!』
当時、19歳になる年だった私たちの間では
そんな話をよく耳にした。
性格上、隠し事をしない私は何でも翔に話した。
もちろんその話もしたんだよね。
私の誕生日の頃って、ちょうど学園祭のシーズン。
うちの学校も、定かじゃないけど
11月の1・2・3日って感じだったと思う。
ウチのクラスは女の子ばっかのクラスだったから
【19才のシルバーリング】第3話 〜あゝバラ色の人生編~
こうして、雲の上の存在だった彼が
私の彼氏になった。
夢を見ているんじゃないかとさえ思った。
だって、なんでこんなカッコイイ人が私の彼氏なの?
って不思議だったんだもん。
私は決して綺麗な女性じゃない。
だから不安でたまらなかったけど、
『じゅりのスッピンかわいい♪化粧はあんまりしないで!』
って言ってくれた翔の言葉に救われた。
アコガレの翔が私のことを『かわいい♪』って言ってく
【19才のシルバーリング】第2話 〜はじまり編〜
えへへって笑ってた彼が、そう、あの時のアコガレの彼だったの!
もうビックリも何も、同じ空間にいるのが夢みたいで
他に5人くらい同じ部屋にいたけど
その彼しか見てない自分がいた。。。
《この時間が止まればいいのに》
この日は練習したんだか、してないんだか覚えてナイ。
どうにもこうにも彼にくびったけだった。
その彼は翔っていう名前なのを知った。
翔は、私に
『じゅりサンって大吾と付き
【19才のシルバーリング】第1話 〜運命の出逢い編〜
《あらすじ》
高校3年生の秋、主人公のじゅりには毎朝同じ場所ですれ違う他校生がいた。すべてはそこから始まった。どんな芸能人にも抱いたことのない、強い憧れは生まれて初めての感情だった。これは恋なのか、はたまたただの錯覚なのか。憧れの彼とは卒業を機に会うこともなくなってしまう。そんな矢先、誰も予想だにしなかったまさかの展開が繰り広げられていく。憧れの彼との運命はいかに?2人の純愛が、キセキを起こして
【何でも叶う私になる願望実現セッション】シェアで無料
私も子供の頃はきっと
「将来の夢」を
純粋にもっていたと思います。
なのにいつの間にかそんなことは忘れ、
高校3年生の進路を決める時点で
「とりあえず」で進学をしました。
強いて言うなら、
“可愛いお嫁さん”
になりたい。
そんなふざけた
(と思い込んでいた)
ことを口に出すことはありませんでした。
今なら、それが
私の本音だったことがわかります。
「進学すれば、なりたいものが見つかる!
【「何でも叶う私」になれるたった1つの条件】
私も子供の頃はきっと
「将来の夢」を
純粋にもっていたと思います。
なのにいつの間にかそんなことは忘れ、
高校3年生の進路を決める時点で
「とりあえず」で進学をしました。
強いて言うなら、
“可愛いお嫁さん”になりたい。
そんなふざけた(と思い込んでいた)
ことを口に出すことはありませんでした。
今なら、それが
私の本音だったことがわかります。
「進学すれば、なりたいものが見つかる
愛する彼を亡くした絶望の淵にいたあの日の私へ
16年前の今日、最愛だった彼が
この世から旅立ちました。
難病の癌でした。
まだお互い20代の頃。
当時の私は彼以外との結婚は
考えられませんでした。
心友だけに打ち明けていた話。
まだスピリチュアルの感覚なんて
今ほど全然なかったけれど、
不思議なんだけれど
彼とは魂でつながっている、結ばれている
ただの彼氏彼女じゃ説明できない
そんな感覚でお付き合いしていました。
そんな感覚になる