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僕の聖愛日記 過去編⑥
店を出ると僕とB子はまるでカップルかのように手を繋いで歩き出す。
2人の愛の巣(ホテル)探しに。
B子の手は暖かかった。
歩きながらお互い好きなバンドの曲を口ずさんだり、今度行くフェスの話をしたりして笑い合ったり、また元の音楽談義に戻っていた。
まるでさっきまでのまったりとした時間は別次元だったのかなと錯覚を覚えるくらい。
週末だったので3.4件回ってやっと空いてるところを見つけ入る。
dream lantern
その日もいつも通り仕事をこなし、帰路へつく。
途中いつものスーパーで、これまたいつも通りお酒やおつまみを買う。
今日は何を飲もうかな。
飲みたいお酒を選ぶ瞬間が僕の日常のささやかな楽しみだ。
買い物を終えると再び歩き出す。
ふと、携帯を弄ろうと手にした時、見慣れないアイコンからのメッセージが届いていた。
いや、それはひどく懐かしいアイコンであった。
どのくらいぶりだろうか
僕は足を止め、ドキド
僕の聖愛日記 過去編⑤
新百合ヶ丘は栄えていた。
僕の住んでた登戸よりはるかに。
とりあえずどうしようか?となり、開いてるお店を探す。
探すのに時間は掛からなかった。
店に入り半個室的なところに通される。
とりあえずビールをお互い頼み乾杯。
電車内で散々盛り上がってたテンションが一旦リセットされる。
ちょっとだけ緊張。
改めて面と向かって彼女の顔を見た。
店の照明のせいなのか、はたまた酔いが程よく回っていたからな
出会いっておもしろい②
前回の衝撃的展開にめげずに、その後もひたすらスワイプを続ける日々。
色んな人とマッチをしていく中で次に出会ったのは僕より3つ下の女性だった。(今度は本物)
地元が同じで意気投合し、飲むことに。
事前に顔写真を交換しものすごくタイプではなかったが、何よりLINEの波長が合うので会ってみようと思った。
当日、仕事を終わらせ待ち合わせ場所に向かう。
僕は雨男だ。だれかと待ち合わせの時は8割は雨が降
出会いって素晴らしい①
僕はこれまで色々なアプリをやってきた。
時に婚活パーティーに参加もしたり。
その中で、印象に残った人達との交友録をここに記したい。
人生初めてマッチングアプリを使ったのはtinderだ。
tinderは面白い。
自分にないものを持つ人は世の中にいっぱいいるなと感心させられる。
そして何を言おう、noteというSNSを知るきっかけになった人も、tinderで繋がってるからだ。
ラフに出会えて、
僕の聖愛日記 過去編③
相変わらずA子との関係は続いていた。
いつもの日常で、僕はその関係にすっかり慣れてしまっていた。
それと同時に、だんだんと新鮮さが薄れていくのも感じていた。
出会って一年くらい、会えば必ず飲み屋からスタートしてゴールはホテル(か、僕の部屋)だからだ。
まあ、その流れがオーソドックスなのは当然である。
しかし、人間というのは不思議なモノだ。
あんなに幸せを感じ、会うとなると毎回ドキドキしていた
僕の聖愛日記 過去編②
その後もA子とは毎日連絡を取り合い、週末に会っては、お互い1週間の鬱憤を晴らすかのようにお酒を飲んでは身体を貪り合った。
そこに愛があったかどうかは今となっては疑問に思うけど、当時はあると信じていた。
付き合うことはなかったが。
ある日、飲んでる時にA子から
「実は、付き合って2年くらい経つ彼氏がいる」と告白された。
内心、ショックを受けながらも「へ〜、そうなん。」とクールを装った。
その彼氏