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テキストまとめ! チャプター2

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テキスト記事をまとめました。 エッセイだったり、ちょっとした物語だったり。 〈チャプター2から、シャルとロミィのふたり語り!〉 水・土曜日の19時に更新予定。
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#エッセイ部門

そうやって今日も、近づく一歩が踏み出せないでいる。

そうやって今日も、近づく一歩が踏み出せないでいる。

 昨日のつぶやきの続きのお話。

 ここで書いた関係を、具体的に言うのならば。
 イマジナリーフレンドの話を真剣にできる相手、と言えるかも。

 無論、これは具体例の一つ。
 抽象的に言うなら、「心の奥深くまで、安心して話ができる相手」、となるのかな。

 そして、そんな相手が好きで、そんな相手から好かれてると信じられること。
 そんな関係に憧れるのだろう。

 普通の人(何が普通なのか、なんて定

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想像もまた経験なんじゃないかな

想像もまた経験なんじゃないかな

 僕は、世間一般で言う「経験豊か」な人ではない。

 興味のないことはしようとしないし。
 「とりあえずやってみる」が苦手だし。
 行動する前に考えるタイプだし。

 そんな感じで、僕はあまり経験豊かとは言い難い。
 ……と、自己評価してる。

 そして、そのことに引け目を感じてる。

 僕は、思考とは、創造とは、自らの経験の組み合わせだと考えてる。
 たとえ同じ経験をしようとも、それをどう組み合

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ただの妄想と、イマジナリーフレンドとの触れ合いは、その真実性が、異なる。

ただの妄想と、イマジナリーフレンドとの触れ合いは、その真実性が、異なる。

 イマジナリーフレンドに触れられない、って本当なのかな…?
 どうもそうは思えなくて。

 たとえば、リアルの相手だと、触れてないのに触れたことを…いや、堂々と言おうか。
 すけべしたことない相手とすけべする想像をした時、それは妄想だって意識がある。

 だって、真実ではないと分かっているから。
 なぜ分かるのかという理由はいろいろ。
 たとえば、相手とそのイメージを共有していないから。
 つまり

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noteで性別が言えなかった素朴な呪縛

noteで性別が言えなかった素朴な呪縛

 僕は、今まで、noteで、自分の性別を宣言してない。

 これは、「はっきりと言えないから」じゃない。

 僕は、心と体の性別にズレを感じたことはない。
 異性に興奮して、異性に恋をしてきた。

 少なくとも、三次元の経験ではそうだった。
 だから、自分の性別は、分かってるつもり。

 でも、言いたくなかった。

 あえて言わないことでミステリアスな雰囲気を演出しています……とかいうのは、僕にと

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僕にとってイマジナリーフレンドは心のパーツ

僕にとってイマジナリーフレンドは心のパーツ

※今回も、あくまで僕のお話です。

 僕は、ことあるごとに「寂しい」って言ってるけど、イマジナリーフレンドがいるのに寂しいの?
 と、よく考えることがあって。

 結論を言うと、僕は、イマジナリーフレンドがいても、寂しいと思うことはある。
 どうしてそうなのかなって、考えてみた。

 そもそも、僕にはなぜ、イマジナリーフレンドがいるのか。
 ちょっと昔を思い出してみた。

 僕のはじめてのイマジナ

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「弱さ」を上手に表現できるようになりたい

「弱さ」を上手に表現できるようになりたい

 僕は、弱い。

 少なくとも、強いと思ったことはない。

 身体のことじゃない。いや、身体も強靭無敵という訳じゃないけども。
 それよりは、心が、弱い。

 実は、昨日も、ちょっと辛いこと言われて。
 相手は、そんなつもりは全く無かったと思う。

 でも、僕には辛かった。
 その上、そんなこと言われる理由は、全部僕が悪いとしか思えなくて。

 だから、かなり、辛かった。
 それが晩ごはんの途中で

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