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#フランス語
フランス・季節の仕事~葡萄摘み②~
朝8時前、私達を乗せたトラックは、村を出ると広大な葡萄畑の中を走った。
ブルルン!
車が停車し、エンジンが止まった。
私達は次々にトラックの荷台から飛び降り、一斉にバケツや大きなキューブ型の樽を降ろすと、パトロン(オーナー)の周りに集まった。
パトロンが次々に従業員たちに支持を出し、私達(Les filles/ 同じ部屋のフランス人女性と私)はペアになってパトロンの指さした列に配置された。
フランス・季節の仕事~葡萄摘み①~
2007年9月16日…
2か月過ごしたリヨンから、電車で揺られること5時間以上…。
私はようやくリヨンからずっと北北東にある、アルザス地方・コルマールの駅に辿り着いた。ここで私は、葡萄農家さんと待ち合わせをしていた。
わざわざ車で迎えに来てくれたのだ。
今日が初対面。いや、もしかしたら、以前に会っていたかもしれない。
実は以前、こちらのワイナリーに旅行で訪れており、今回お願いしたのも、そ
フランスでショコラトリー店員になる#9 契約
私は、部屋探しに明け暮れていた。
Perrache駅の近くのシェアハウスは予算オーバーで断念。それから、リヨンの端にあるGrange-Blanche駅のアパルトマンも内覧した。
埃まみれのがらんどうの部屋を見て、改めて気付いた。
そうだ、家具なしに住んだら、一から揃えないといけないんだ…。
途方に暮れ、ガードレールに寄りかかり、道路を行き交う車を暫く眺めていた。
1年以上住むなら家具なし
フランスでショコラトリー店員になる#6突然の嵐
こうして、地方のパティスリーでの販売の仕事が白紙になった私は、残りの内定先、つまり、ムッシュが紹介してくれた近所のショコラトリーでの仕事を考え始めていた。
葡萄摘みの仕事から帰って来たら、すぐに仕事が始まるだろう。だったらそれまでに、ある程度の商品を少しずつ味見して覚えておいた方が良い。
そう思って、時間を見つけてはちょくちょくと通い、食べていないケーキを少しずつ購入して、ノートに書き留めてい