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フランスでショコラトリー販売員になる

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フランスのショコラトリーで販売員として働くまでの話や、フランス語、お菓子にまつわる話。その他フランス一周あちこちの地方の話などお届けします。
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#フランス語

自己紹介

自己紹介

はじめまして。mikoです。

パティシエを目指し就職後、先ずは販売研修からと売り場に立ったその日から、訳あって販売の仕事を続けることになり、今に至ります。

当時働いていた職場のシェフに渡仏を勧められ、20歳の時、フランス語も喋れないのに大きな辞書だけを鞄に入れ、単身渡仏。(といってもこの時は一週間)

これをきっかけに、始めたフランス語。
約7年語学学校に通った後、1年間フランスへ。
その間、

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フランス・季節の仕事~葡萄摘み②~

フランス・季節の仕事~葡萄摘み②~

朝8時前、私達を乗せたトラックは、村を出ると広大な葡萄畑の中を走った。

ブルルン!

車が停車し、エンジンが止まった。

私達は次々にトラックの荷台から飛び降り、一斉にバケツや大きなキューブ型の樽を降ろすと、パトロン(オーナー)の周りに集まった。

パトロンが次々に従業員たちに支持を出し、私達(Les filles/ 同じ部屋のフランス人女性と私)はペアになってパトロンの指さした列に配置された。

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フランス・季節の仕事~葡萄摘み①~

フランス・季節の仕事~葡萄摘み①~

2007年9月16日…

2か月過ごしたリヨンから、電車で揺られること5時間以上…。

私はようやくリヨンからずっと北北東にある、アルザス地方・コルマールの駅に辿り着いた。ここで私は、葡萄農家さんと待ち合わせをしていた。

わざわざ車で迎えに来てくれたのだ。

今日が初対面。いや、もしかしたら、以前に会っていたかもしれない。

実は以前、こちらのワイナリーに旅行で訪れており、今回お願いしたのも、そ

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フランスでショコラトリー店員になる#9 契約

フランスでショコラトリー店員になる#9 契約

私は、部屋探しに明け暮れていた。

Perrache駅の近くのシェアハウスは予算オーバーで断念。それから、リヨンの端にあるGrange-Blanche駅のアパルトマンも内覧した。

埃まみれのがらんどうの部屋を見て、改めて気付いた。

そうだ、家具なしに住んだら、一から揃えないといけないんだ…。

途方に暮れ、ガードレールに寄りかかり、道路を行き交う車を暫く眺めていた。

1年以上住むなら家具なし

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フランスでショコラトリー店員になる#6突然の嵐

フランスでショコラトリー店員になる#6突然の嵐

こうして、地方のパティスリーでの販売の仕事が白紙になった私は、残りの内定先、つまり、ムッシュが紹介してくれた近所のショコラトリーでの仕事を考え始めていた。

葡萄摘みの仕事から帰って来たら、すぐに仕事が始まるだろう。だったらそれまでに、ある程度の商品を少しずつ味見して覚えておいた方が良い。

そう思って、時間を見つけてはちょくちょくと通い、食べていないケーキを少しずつ購入して、ノートに書き留めてい

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