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絵を描き暮す

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絵本「あおみっ子のごちそうさま」が完成! Tomoko from mokumoku studio

絵本「あおみっ子のごちそうさま」が完成! Tomoko from mokumoku studio

JAあいち中央さんの食育絵本「あおみっ子」シリーズの作画、ディレクションをmokumoku studioが担当いたしました!

食品ロスや地産地消をテーマにした絵本シリーズの一つ。今年から3年間、域内の幼稚園、保育園に配られます。

あおみ地域の特産のキャラクターが、楽しく美味しく学びながら、時には困難に直面しながら、食に関して学ぶストーリーです。

mokumoku studioはそのストーリー

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そろそろ冬眠

そろそろ冬眠

今年はmokumoku studio絵本の原画展開催を目標にしていましたが、コロ合いを見失い断念。商工会議所に出した補助金申請が受理されたにも関わらず活かせず残念でした。

一方で新たな経験ができる恵まれた一年でもありました。環境会議や平和事業のメインビジュアル制作、食育をテーマにした絵本、スポーツイベントの演出素材、YouTuberのチャンネルアートと関連グッズのイラスト、 書籍、WEB関連など

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原爆の日

原爆の日

広島に二十数年暮らした僕にとっては、戦争を思い出すと共に、平和を考える毎年やってくる夏の風物詩のような日です。
 
広島にいるときは原爆や平和をテーマに各種イベントを企画したり参加したりということがあったのですが、広島を離れてからはそういう機会がほぼなくなりました。
 
今年、広島県の「Cranes For Our Future」というキャンペーンのお手伝いをさせていただきました。このキャンペーン

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イチジク

イチジク

イチジク。

2年前に苗木で買って、庭で育ててたのを引越しのタイミングで鉢植えに移植。冬には枝だけの状態だったし、移植のストレスで枯れてないか心配してたけど、ようやく濃い黄緑の葉が出てきた。



10ミリほどの小さいやつだけど形はイチジク。精巧なアクセサリーのよう。

壁をイエローにする

壁をイエローにする

この春、mokumoku studio(自宅兼作業場)が西荻窪に移りました。
  
引っ越し先は築半世紀のマンションで、部屋を居抜きの状態で借りてリフォームは自分達ですることに。さっそく壁を黄色くしてみる。
  
ペンキはこだわって、テストを繰り返したのちペンキ専門店COLOR WORKSで購入したペンキ(カラー:Yellow cake / FARROW&BALL)。 イギリス生まれで歴史的建造物

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mokumoku studio 引越しました!

mokumoku studio 引越しました!

<Tomoko from mokumoku studio>

3月から西荻窪に拠点を移しました。自分達が自分達でいられる、文化を愛でる人たちがたくさん住むこの街に、mokumoku studioを作り上げます。
 
心落ち着くけど、来たら元気になるようなスタジオにしようと日々奮闘中です。mokumoku studioのコンセプトでもあるように、様々なストーリーを重ね合う場所にしたいと思います。オー

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表紙と挿絵を描きました! 『日本のSDGs それってほんとにサステナブル?』

表紙と挿絵を描きました! 『日本のSDGs それってほんとにサステナブル?』

(Tomoko from mokumoku studio)

mokumoku studioが尊敬してやまない、とても大切な友人でジャーナリストの高橋真樹さん著「日本のSDGs それってほんとにサステナブル?」が先週発売されました!!

mokumoku studioのちからが表紙と扉絵を描かせて頂いた本です。
SDGsがいろんな企業や広告で使われるようになって、なんとなくカラフルなブロックのイメ

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mokumoku studio | 1月のあれこれ

mokumoku studio | 1月のあれこれ

こんにちは。ちからです。1月の日記まとめです。

Happy New Year!!mokumoku studioにとって2020年は変化の1年でした。

2020年4月に再始動という形でmokumoku studioを立ち上げました。コロナ禍でなかなか外に出て営業活動ができなかった分、ソーシャルメディアを通じて発表した作品が不思議な縁をもたらしてくれたり。そしてその縁が自信につながったり。人生の不

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#のて

#のて

絵を描いたり、デザインをしたり、日々のあれこれを電子的なデータで整理保存していると、不便なこともある。
保存はできても、そこに何を保存しているのか思い出せない。そういう時、物理的なノートがいいこともある。

文房具をやたら買っていた時代があって、今でも手放せないノートが棚のあちらこちらにある。
整理しきれないあれこれを勝手な分類でノートごとに整理している。

元々、気に入って買ったものだから、何と

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Happy New Year!! 今年もどうぞよろしくお願いいたします。

Happy New Year!! 今年もどうぞよろしくお願いいたします。

(Tomoko from mokumoku studio)

Happy New Year!!

mokumoku studioにとって2020年は変化の1年でした。

2020年4月に再始動という形でmokumoku studioを立ち上げました。コロナ禍でなかなか外に出て営業活動ができなかった分、ソーシャルメディアを通じて発表した作品が不思議な縁をもたらしてくれたり。そしてその縁が自信につなが

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見ているつもりでも、本当は見えてないこと。

見ているつもりでも、本当は見えてないこと。

いつも見慣れているはずの自分の部屋も、思い出してみると細部が曖昧だったりする。

昼に食べたご飯の添え物の色も、記憶の中と実際の色は違うかもしれない。

確かだと思っても解釈するのは脳のメカニズムだから、あちこちに誤りが散りばめられている。
誤りというのが言い過ぎなら、イメージを補完するための部品と言ってもいい。そのおかげでリアリティが生まれる。

映画のシーンを模写する。何回も観た映画でも、描く

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くも。

くも。

たとえば、雲を描いているとき。

こう描けば、雲っぽくなるという型がある。それを反復して描き続きる。描いているうちに、引く線が遊んできて、雲というフレームからだんだんブレてくる。「雲」から派生した形が複数できてくる。

「雲」自体よりも、そうしたズレを感じることが楽しくて、ずっと線を引き続ける。正しい形からの逸脱。解答の後回し。そして、この表現の余剰から生まれるものの方が、雲が持つイメージに近かっ

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絵コンテのお仕事。

絵コンテのお仕事。

とある国レベルのイベントの演出絵コンテのお仕事。才能を見つけてくださったOさんと繋げてくださったAさんに多謝。

昔、ジブリの絵コンテ集を何冊か見たときも思ったけど、時間と空間の演劇的表現に、ふだん使わない想像力が刺激される。

みじかい秋

みじかい秋

秋は、名刺やパンフデザインから壁画までやりつつ、絵本コンペとデザインコンペ(祝確定)に出したりと盛り沢山でした。イベントにも参加したり、Tシャツやったり。

まだ秋の味覚や読書と、風物詩を堪能しきれてないので、冬が来る前にいろいろ駆け込みたい。