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どこでも街歩き

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趣味と言うか、生活の一部となっている街歩き。平日のランチタイム後の職場周辺や、休日の地元での街歩き、外出や旅行での駅などを拠点としたウォーキングなど、ちょっとしたきっかけで歩き始… もっと読む
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2022年8月の記事一覧

★京都で街歩き★④:新幹線の待ち時間を利用したプチ旅

★京都で街歩き★④:新幹線の待ち時間を利用したプチ旅

7月の京都への帰省の最終日。新幹線に乗ろうと京都駅に着きましたが、まだ1時間くらい時間がありました。京都駅は連休最終日の大賑わいなので、どこかで時間を潰したいと思ったら・・目についたものがありました。それは・・・、

プチ旅の行先は、ここに決めました。

ということで、東寺駅まで近鉄電車で一駅のプチ旅をして、そこから歩いて京都駅に戻ってきます。今昔マップで見た東寺駅周辺、実はこんなに違っています。

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△乙訓さんぽ△⑧:向日町駅周辺を歩く

△乙訓さんぽ△⑧:向日町駅周辺を歩く

実家近くの乙訓地区。学生時代までのいつもの街は、とても興味深い場所だらけでした。そんな乙訓地区の散策を終え、これから今住んでいる八王子に戻ろうとするその前に、少し時間ができたので、今度は向日町駅の近くをちょっとだけ歩きたいと思います。
(前回の記事はこちら)

■今回の探索場所

今回の探索は、JR向日町駅の西側付近です。駅前を走る道は、旧西国街道。向日町駅は、明治9年の鉄道開通時に開業した駅です

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△乙訓さんぽ△⑦:一文橋から向日市上植野を歩く

△乙訓さんぽ△⑦:一文橋から向日市上植野を歩く

実家の近所、乙訓地域の散歩。前回まではJR長岡京駅付近を歩いていました。昔から身近な場所だったのですが、改めてゆっくり歩くと、とても有意義な街歩きとなりました。
(前回の記事はこちら)

今回は、西国街道に架かるちょっと有名な橋、一文橋を渡り、向日市側を歩いてみたいと思います。

■今回の探索範囲はこちら

■一文橋を歩く

最初に訪問した一文橋。京都と西国を結ぶ西国街道の小畑川に架かる橋です。昔

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△乙訓さんぽ△⑥:長岡京駅周辺を歩く

△乙訓さんぽ△⑥:長岡京駅周辺を歩く

実家に近い乙訓地区の散歩。前回までの探索で、向日市内の大きなJRの車両基地や、明治9年から現役で使われている6連レンガアーチ橋を紹介しました。実家から最寄り駅までの通学路にあったいつもの構造物と思っていたものが、実はすごいということを再発見したのでした。
(前回の記事はこちら)

今回は、その最寄り駅の一つであった、JR長岡京駅周辺をご案内します。

■今回の探索範囲

■まずは、小畑川沿いを歩き

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△乙訓さんぽ△⑤:昔の通学路は、実は6連アーチ鉄道橋という土木遺産

△乙訓さんぽ△⑤:昔の通学路は、実は6連アーチ鉄道橋という土木遺産

私にとっては、実家から最寄り駅までのおなじみの光景をめぐる街歩きですが、実はそこにはとても見どころが満載だった(笑)、という7月に帰省した際の記録を紹介しています。前回は、国道171号線・名神高速、東海道新幹線、条里制の田んぼと、旧・向日町運転所と言うとても大きな車両基地を紹介しました。
(前回の記事はこちら)

今回は、この場所から少し長岡京駅に進んだところにある、実はすごい土木遺産である、七反

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△乙訓さんぽ△④:鉄道少年が生まれた場所を目指す

△乙訓さんぽ△④:鉄道少年が生まれた場所を目指す

7月の3連休に久しぶりに実家のある、京都の伏見区の外れに帰省しました。その間に何回かに分けて街歩きをしました。前回までに、長岡天神駅から西山天王山駅を過ぎて、大山崎町まで歩く街歩きを楽しみました。これまで知らなかった場所をたくさん歩きました。
(前回の記事はこちら)

実家の最寄り駅は向日市の阪急西向日駅や、長岡京市のJR長岡京駅、阪急長岡天神駅で、毎日のように駅に向かって自転車を走らせる少年時代

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【南大沢土木構造物めぐり】No.95 ちょっとマニアックな境川の歩き方

【南大沢土木構造物めぐり】No.95 ちょっとマニアックな境川の歩き方

地元・南大沢のすぐ隣にある町田市の多摩境駅近くを流れる、境川。ここは、昔は武蔵国と相模国の国境であり、今では東京都と神奈川県の都県境になっています。
境川の地図を、地図サイト「Mapion」で見てみましょう。なぜMapionかというと、ずばり、都県境が明瞭でわかりやすいから、です。

今回の街歩きの目的、これを見て想像がつくでしょうか?そうです。境川沿いの都県境には、たまに「イレギュラーな場所」が

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△乙訓さんぽ△②:大山崎町を行く【前編】円明寺地区を歩く

△乙訓さんぽ△②:大山崎町を行く【前編】円明寺地区を歩く

7月の3連休の際に京都に帰省し、地元に近い乙訓を歩いた記録の続きです。前回は、長岡天神駅から長岡京市内を歩き、西山天王山駅付近まで来て、小泉川を渡り、大山崎町に入って、円明寺住宅の入口までやって来ました。
(前回の記事はこちら)

ここから、大山崎町を訪ねていきたいと思います。

実は、大山崎町を紹介するのは、最近2回目です。前回は、今年のお正月に帰省した時に、少しの時間歩き回った際に紹介したもの

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△乙訓さんぽ△③:大山崎町を行く【後編】鉄路を横断する小径のある町

△乙訓さんぽ△③:大山崎町を行く【後編】鉄路を横断する小径のある町

京都府乙訓郡大山崎町。小さな町なのですが、不思議な魅力のある場所です。前回はその東部、円明寺地区を中心に歩きました。とても狭い線路を横断するねじりまんぽのレンガ造りの歩道など、驚きの続くものを見ることができました。
(前回の探索はこちら)

今回は、円明寺地区から山崎駅に向けて、線路沿いを寄り道しながら歩いていきたいと思います。

まずは、今回探索範囲を「今昔マップ」で見るところから。この地域のメ

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△乙訓さんぽ△①:長岡天神駅から調子八角を目指す

△乙訓さんぽ△①:長岡天神駅から調子八角を目指す

私の実家は、京都市伏見区の外れにあります。実は元々伏見区とは別の地域で、「乙訓郡羽束師村」と呼ばれていた地区に実家があります。「乙訓」は、「おとくに」と呼びます。地元でない方にとっては、ひょっとして難読地名かもしれません。

最近帰省できない期間が長かったので、散策できる時を待ちわびていました。しばらく帰省できていなかった頃に、「ふるさとを語る」という企画で地元のことを思い出しながら、Noteに記

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