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★京都で街歩き★④:新幹線の待ち時間を利用したプチ旅

7月の京都への帰省の最終日。新幹線に乗ろうと京都駅に着きましたが、まだ1時間くらい時間がありました。京都駅は連休最終日の大賑わいなので、どこかで時間を潰したいと思ったら・・目についたものがありました。それは・・・、

近鉄京都駅で見えた、特別な特急列車。
近くで見たいと思って、つい改札内へ(笑)。

プチ旅の行先は、ここに決めました。

近鉄の京都駅の次の駅、東寺駅。ここから京都駅まで歩いて戻ります。
今回の探索範囲、近鉄東寺駅周辺の今昔マップ。

ということで、東寺駅まで近鉄電車で一駅のプチ旅をして、そこから歩いて京都駅に戻ってきます。今昔マップで見た東寺駅周辺、実はこんなに違っています。
 ①明治時代にすでに東寺駅を走っている鉄道がありますが、
  今の近鉄とは違う路線(奈良鉄道:JR奈良線の前身)です。
 ②今や大動脈の、油小路通(国道1号線)、九条通も無く、
  田んぼだらけの町でした。

そんな場所を歩いてみたいと思います。

■まずは、京都駅で近鉄電車を眺めます

京都駅の時刻表。特急が10分毎に走ります。
これが改札内に引き寄せた特急「あをによし」

近鉄特急「あをによし」。京都駅から、奈良駅を経由して、大阪難波駅までを結ぶ観光特急です。ゴージャスな車内で飲食を楽しみながら走る特急です。奈良に行く列車のイメージですが、意外と京都~大阪を楽しみながら移動できる手段でもあると思います。是非一度乗ってみたい電車です。

これに乗りこむ人たちがいました。羨ましいな・・・。
ゴージャスな2列シートが並ぶ車内。

あをによしはやっぱりすごくゴージャスな列車です。その隣には・・、

こちらは、橿原神宮前行き特急。奈良県に旅行する人にはおなじみの近鉄特急。
2階建て車両ビスタカーを連結。子供の頃伊勢志摩に旅行した懐かしさもあります。

近鉄特急と言えば、やはり2階建てのビスタカー。橿原神宮前行きに連結されていて、何だか懐かしさを感じました。奈良方面に行く人たちが沢山利用していました。

そして、東寺駅に向かう人の乗る電車は・・、

橿原神宮前行き急行。伏見区に住んでいる人には、こちらはおなじみの電車(笑)。
お隣は、各駅停車 大和西大寺行き。こちらも昔ながらのツートンカラー。

■東寺駅へ。

では、橿原神宮前行き急行に乗り、東寺駅へ。

スピードを上げる間もなく、到着。
駅名にもなっている、東寺の五重塔。歩くとちょっと遠いかも・・です。
東寺駅の駅名標。次は、十条。(個人的にはとても懐かしい駅名ばかり(笑))
京都駅行きの電車が到着。このツートンカラー、慣れているので何だか落ち着きます。
東寺駅の入口。九条通のいつも混雑する交差点のすぐそばにあります。
現代の東寺駅は、いつも国道1号線の堀川通に入る車で一杯です。
東寺駅を、さきほどの「あをによし」が通過。意外とスピード出てました(笑)。
ここから南は、新たに高架化された区間になります。

■京都駅まで歩く

東寺駅から、京都駅まで歩いて戻りましょう。新幹線発車まで、1時間あれば、近鉄の乗車時間は2分くらいなので、十分歩いて戻れる時間はあります。

東寺道と立体交差する近鉄線。
東寺道沿いにある、大きな鳥居。ここは・・、
伏見稲荷大社の御旅所です。
御旅所なので、本殿等はありませんが、いくつか社殿がありました。
背後に見えているのは、駅前のイオンモールです。
古そうな常夜燈に、石碑もあります。時間が無いので、探索はできませんでした(笑)。
国道1号線を少し歩きます。近鉄線と新幹線が斜め横断している立体交差があります。
近鉄線の橋が国道1号を横断するところ。
その上に新幹線が斜交しています。
こちらは、新幹線の高架橋を真下から眺めたところ。
八条堀川交差点ということです。

■終わりに

1時間の新幹線待ちの時間、近鉄に乗って一駅散歩して戻ってきただけですが、とても面白い時間待ちでした。近鉄特急や、見慣れた近鉄の急行に乗れたのも、とても大きな収穫だと思います。


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