フォローしませんか?
シェア
Pちゃん@ブルガリア医学部
2020年6月13日 22:03
『続けるにしても続けないにしても、どちらの選択をしても後悔すると思うよ。』恩師のM先生の一言で私の中で覚悟が決まった。ブルガリア医学部に入学して初めての夏休み。私はもちろん一時帰国することを選んだ。仕事を休んで迎えに来てくれた母と、ブルガリアでの生活はどうだとか、授業にはついていけているのかとか、そんなたわいもない話をしながら電車に揺られていた。母はきっと、ブルガリアの大学で悪戦苦闘しながらも
2020年6月17日 20:04
ブルガリアの医療、ことプレヴェンの医療は日本と比較して遅れている事は前々回にお話しした。はっきり言うが最先端医療なんて学べない。これから医学部留学を考えている人たちには、ある意味ショックな事実なのかもしれない。では、医学部に入学して医師免許を取得する以外に、プレヴェンという田舎町の医学部に通うメリットってあるのだろうか?学生ではなく医師としての視点で良かった事を挙げてみようと思う。
2020年5月8日 12:28
ブルガリア医学部の謎の試験様式についてはこちら。Student cardStudent cardという名の小さなnoteがあって、そこに学費払ったよーとか成績とか書き込む仕組みになっていました。サイン集めブルガリア医学部の学生は学期末になると授業を受けた全ての科目の教授と助教授から『授業しっかり受けてましたよ。試験受けていいよ』というサイン集めに奔走します。全てのサインを
2020年4月21日 00:12
医師国家試験対策予備校年間の授業料が最低250万程度かかります。高すぎる!!!250万浮かせてみせるぞという意地で国家試験対策をスタートさせました。 医師国家試験までの準備期間日本の医師国家試験の勉強をした期間はトータルで2年半くらい。
2020年4月19日 17:01
ありがたいことに国家試験認定をいただくことが出来たので10月に厚生労働省に出向き日本語診療能力試験を受けました。試験の構成
2020年4月18日 16:53
日本で医師として働くには日本の医師免許を取得しなければいけません。外国の医師免許と日本の医師免許って実は別物!車の免許のように外国で取得した免許を日本の免許に書き換えることはできません。なので日本の医師免許を取得するために厚生労働省に日本の医師国家試験を受けさせてくださいと頼みこみに行く必要があります。1. 書類作成
2020年4月12日 12:36
『東欧医学部留学』日本で働きたい外国人のためにある制度をまさか東欧で医師になった日本人を逆輸入する形でビジネスとして使われることになるとは厚生労働省も想像しなかったでしょう。始めに東欧医学部留学に目を付けた人は本当に商売の天才だと思います。夢を食い物にする商売って需要ありますもんね。海外医学部を卒業した医師が日本で働く場合は2パターンの流れがあります。① 本試験認定:日本語
2020年3月31日 10:53
医学部3年生の時に卒業後は日本に帰ることを決めました。 『国試はみんなと同じことをやっていれば受かれるよ』 という日本の医学部に通う知人の言葉を信じ、日本とブルガリア医大の学習内容をすり合わせること、を目標に勉強していました。● 1〜4年前期大学でもらった教材や英語の教科書で勉強。教科書を読んでシノプシスの項目を1トピックごとにひたすらまとめる日々。 ● 4年後期〜
2020年3月26日 05:00
『医学部留学を自分の子どもにも勧める?』よく聞かれる質問ですが、答えはNO! 理由1. 退学・留年リスク2. 就職問題 2-1 国政に振り回される事になる 2-2 第3、第4言語を学ばなければいけない 2-3 働けるまでの期間の問題1つ1つ掘り下げていきます。 1. 退学・留年リスク私が在学していた6年間で、留年率74%、退学率42%でした。
2020年3月22日 20:58
東欧医学部に通い始め、2年生で将来的にどこの国で働くかを考え始め、3年生で日本で就職しようと決めました。留学前はEU共通医師免許を取得したらEU圏内で働こうと思っていました。 なぜ私が日本で就職しようと思い始めたのか。日本での就職を決意した理由は4つ。【理由】① 人に馴染めなかった② さらに言語を学ぶのが苦痛だった③ 日本という国に対して愛国心が湧いた④ 早く金銭面的な自立がしたか
2020年3月23日 00:39
ブルガリアの期末テストは、 筆記+口頭試問+マルティプルチョイスまたは実技で構成されています。試験の合格は運要素強めです!!!!!!!なぜ運要素が強いのか... なぜかというと... 試験内容はくじ引き!内容がひとりひとり違う!!!肝心の試験範囲ですが、各科目ごとにシノプシスという試験内容のリストがあります。このトピックたちがそっくりそのまま試験内容として問われます。シノプシス
2020年3月15日 23:33
私が東欧医学部に単身乗り込んだのは10代の終わり。もう10年も前の話である。空港から大学のある街までバンで揺られること3時間。2月の始めで吹雪いていた。耳がちぎれるほど痛い。首都のソフィアから離れていくと、吹雪の中から辛うじて廃墟群を見えた。『なんて灰色な街なんだろう。』そう思ったことを覚えている。都会に住んでいた私にとって、全てが田舎染みた選択肢のない国で10代を終え20代の初めを生きる