ブルガリア医学部卒業生が日本の医師国家試験に1発合格するためにやったこと
医学部3年生の時に卒業後は日本に帰ることを決めました。
『国試はみんなと同じことをやっていれば受かれるよ』
という日本の医学部に通う知人の言葉を信じ、日本とブルガリア医学部の学習内容をすり合わせることを目標に勉強していました。
医師国家試験対策予備校に通うとなると年間の授業料が最低250万程度かかります。
250万浮かせてみせるぞという意地で国家試験対策をスタートさせました。
1.6年間の勉強スケジュールざっくりまとめ
日本の医師国家試験のために勉強をした期間はトータルで2年半くらいです。5年前期から開始しています。
● 1〜4年前期
大学でもらった教材や英語の医学書で勉強。
長文読解は得意だったので、長文を読むのは苦ではありませんでしたが、初めての医学単語は全然分かりませんでした。
英単語で分からないことはgoogleの英英辞典で定義を調べ意味を理解するようにしていました。
解剖学など暗記系科目は、日本語を知ってもしょうがないので、そのまま英語で覚えていました。
生理学など流れの中で理解するような科目は動画を見て、視覚として理解し、英語単語と現象を結びつけるように努めていました。
TOELFなどを勉強している方は分かるかと思いますが、その分野にしか使わない英単語があるんですよね。
そういうものにいかに慣れるか試行錯誤していました。
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