本を読んで、感じる。考える。そして、何かしら自分の生活に影響がではじめる。書かれていたことを実践したり、日常の味方が変わったり。考現学を知って、日常観察の楽しみが増えた。芸術家の…
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素材と遊ぶを実践する 「ゼロからトースターを作ってみた」読書連想文
表紙には一見何かわからない白めのドロドロ。その内側には錆び色の塊が写し取られた写真がある。著者のThomas Thwaitesが言うにはこれは「トースター/The Toaster」らしい。トースター(彼にとってはポップアップ式の)が彼にとっては現代資本主義の象徴らしく、それをじぶんの手で作る、その挑戦と記録がこの本である。
村井理子さんの軽快な訳もあって、一度本を開いたら、ページを捲る手を止める
「人新世の資本論」に関する実践試行箱
「人新世の資本論」を読んだ。冒頭の文章は、315pを原文ほぼそのままで、私なりのエッセンスを加えたものだ。
それぞれの章ごとに気になったこと、や、思いついたことをノートを残しておく。この投稿はまさしくノートであり、都度、更新していこうと計画している。
総評(一読目)2023/01/12
一度読み始めてしまえば、非常に読みやすい。マルクスについて不勉強なので、著者の議論や、そもそもの単語を誤解
「明るい部屋 / ロランバルト」喪と悲しみ、苔むす岩の信仰を断ること(読書連想文05)
日々の中に散発する悲しさがあります。愛していた人の記憶をふと思い出す。夢の中、実態のない体を抱きしめる。相手の頬に指をそえた記憶に、目が覚めて。夢遊病の中に戻りたい、そんな空虚なあたたかさと、落差に悲しさを覚えます。ロランバルトの『明るい部屋』を思い出すと、ぼくにとってそれは喪について考えることであります
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この本は写真論の古典と言われいます。写真