見出し画像

ハイキング|京都東山から気になる道歩き繋いで醍醐寺へ

今回は7月上旬に歩いた
京都の気になる道シリーズ🙌
前回の西山連峰と方角的に逆
東山が起点となるルートでした🍃

西山は麓は歩いてたけど
稜線は完全に未開の地で気になったが
今回のルートは以前歩いた道に沿う…

いつもの新規開拓の流れではないが
前回が3年近く前で記憶薄いのと
断片的に気になる場所があったので
続きで歩いてみることにしました😁

京都東山から醍醐寺へ


今回は西山連峰の時と違い
ルートが市街地沿いで
エスケープしやすいこともあり
朝食はのんびり喫茶モーニング☕

以前近くを通った時から
気になってた喫茶に初訪問🙌
詳細は別記事で書いてるので
興味あればどうぞ👇

喫茶から約2km歩き
銀閣寺へ続く疎水沿いへ…
正面に横たわるのが京都東山

直進は銀閣寺への参道
右は疎水沿い、哲学の道
The観光地なので朝から人多い

京都一周トレイルで大文字山

今回このルートを歩こうとした
目的の一つがこれでした😆

哲学の道

外国人観光客の列に交じり
一周トレイルに沿って歩く💨

安楽寺

哲学の道を離れ山側へ…
観光地やない寺院でも絵になる

鹿ケ谷ししがたに付近から本格的に
上り坂になってくる

振り返ると市街地

その先には以前歩いた
西山の山々も見える😁

瑞光院 浪切不動明王
道中安全を祈願🙏

道中に明王様や地蔵様が並び
京都らしいなって思ってたけど
後で歴史ある道やからと知ります🙄

日陰やけど蒸し暑かった…
楼門の滝

山に入って一気に登りになり
汗が滝のように流れ出し
疲れ果てた序盤で遭遇した滝
息整えがてら休憩しました💨

滝過ぎると勾配緩くなった
石畳の様な道

大文字山近くの分岐まで来たが
歩きたかったのはここまでなので
大文字山三角点には行かない🙌


実は3年前に京都一周トレイルを
制覇する目標を立ててたけど
大阪一周を優先してしまい断念…

その後、東海自然歩道歩きなどで
別ルートで京都一周トレイルに
相当するルートは歩けたものの
実際には途切れ途切れになってた😢

それを繋いで正式に制覇したい思いで
歩いたのが今回の道でした🍃
これで制覇ではないけど大事な1ピース🧩

如意越で逢坂山へ

大文字付近の分岐標識で
市街地から歩いてきた道が
如意越(如意古道)だと知りました😅

如意越にょいごえとは、大津・三井みい寺より、如意ヶ岳を越えて京都・鹿ヶ谷ししがたにへ至る道。源平争乱、南北朝の内乱といった戦乱の際には軍勢が行き交い、戦場ともなったことが「平家物語」や「太平記」などに見られます。如意越は僧兵の道として開かれたともいえ、内乱の時代が終わると京都から三井寺への参詣道の一つとなりました。

びわ湖大津歴史百科より
2021年10月ハイク記事より

この如意越は以前、滋賀方面から
京都を目指した時に知った道で
目的地が違ったので途中離脱
(その後は京都一周で東山縦走へ)

続き歩きたいなと思ってた道😁
知らぬ間に京都側歩けてました🙌

前回とは逆に如意越で滋賀方面へ…
京都一周に変わり如意越標識

今回は三井寺には行かないが
しばらくは安心の標識に従う♪

伐採中の山肌に沿って
フェンス間の細道を歩くが
草が生い茂りガサガサ💨

杉林の小道は心地良かった

如意越は山頂道と中腹道があり
眺望良いのは山頂道やったけど
前回歩いたので今回は中腹を歩いた

木々の隙間から少しは見える
灰山はいやま庭園跡

山道を抜けると急に開け
巨石が意図的に並べられたような…
行く先は手前右折やったけど
正面に気を取られ通り過ぎ
吸い込まれるように迷い込む😅

灰山庭園は三井寺の別院で、智証大師の開創といわれる如意にょい寺に関する遺跡で、比叡山を借景とした枯山水の庭園でした。如意寺は東は長等山、西は鹿ヶ谷、南は藤尾にかけて広大な伽藍を形成していたが、室町中期の応仁の乱で焼失、廃寺になったとされる。

如意寺を抜ける道やったから
如意越になったらしい…

その後、ぬるっと滋賀県に入り
長等山ながらやまで琵琶湖が少し見えた🙌

坊越峠で如意越とお別れ…
三井寺までの道もいずれ歩こう♪

如意越は大文字山付近から
高低差少なめで歩きやすかったが
ここからアップダウン激しくなる💦

小関越で車道を横断
昼過ぎの炎天下は暑すぎ

小関越からは急登が続き
そのまま逢坂山おうさかやまにたどり着く💦

逢坂山|325m

以前も通った山やけど
こんな眺望良かった記憶がない…
天気良く青い琵琶湖が一望でした

反対側は京都、山科やましな方面も
市街地奥に連なるのが東山の一部

絶景の急坂を下る

左:琵琶湖方面|直進:山科方面

以前は琵琶湖方面から来たので
今回は未開拓の直進へ😆
(ここからしばらく初ルート)

と言っても普通の道…

何も考えず直進してもたけど
左の急斜面登りが正解だった場所💦
(いや…気付かんでしょう…)

登った先は山科方面が一望🙌
電線の角度に下る😱

絶景に喜んだのも束の間💨
下り坂が直滑降過ぎて驚愕
滑りやすい土質で捕まる場所無く
一歩出すごとにザザッ滑る💦

諦めて滑り降りるのも考えたけど
結構な高低差と長さなので躊躇い…

慎重に下ってきて見上げる

これ登るんも嫌やけど
やっぱり下る方が怖かった
景色は良いけど再訪無いな😑

線路沿いに下山
国道1号、追分

国道と歩道橋を見て思い出す…
西山歩いた時と似た風景🙄

西山連峰縦走の途中

そして今回も近くに駅があり
歩き終えるならここでした🚃

ただこの時点ではまだ10kmほど
天気は良く、時間もあって
歩き足りなさもあったので継続🙌

継続すると決めたものの
市街地を1kmほど歩いてるうち
暑さで歩きたい欲が削がれ始める

そんな時に自販機発見🙌
コーラうまぁ!!

暑くて汗かいた時の
コーラって美味すぎる!!
これにより歩く気力が復活

左 牛尾山方面へ

牛尾道から高塚山へ

市街地で見つけた古い標識
その先にも祠や石碑が並ぶ…

森の中に入り川沿いに登る

この道は牛尾観音(法厳寺)へ至る
牛尾道ハイキングコースだそう🍃
(いつもながら後で知りました💦)

大師堂にご挨拶🙏
牛尾道

お経岩の前に立つ石像
どなたか存じ上げてないけど
スルー出来ずこちらにも🙏

川沿いは空気が違う♪
音羽の滝

道沿いの川には大小の滝が連なり
涼しい空気と音で癒してくれた🍃
直前の炎天下市街地が嘘の様😁

桜の馬場で道が分岐

牛尾観音へは以前行ったので
今回は醍醐寺方面へ別れる

2021年9月訪問時

醍醐寺方面は曖昧な道になり
入口辺りで少し迷った💦

苔滑洸こけここうの滝

苔に滑らかな水が広がる滝で
コケコッコーとは無関係らしい😆

川の音が聞こえなくなり
静かな山林の道を登っていく

醍醐寺の文字が見えてきた

この付近の標識はなぜか
栗?のキャラクター🌰

終盤にこの日の最高地点に到達🙌
と言っても500m以下😁

醍醐寺に下山

高塚山に到着は16時半
日没までは時間あったけど
気がかりなことがあった💨

それは醍醐寺の閉門が17時ってこと
登山道は醍醐寺方面に延びてて
閉門したら下山できないのか?
いや、そんなことないか…という悩み

以前別エリアの下山道は
〇時以降は施設閉門のため
通行不可になることがあった…

薄暗くなると不安になる

とはいえ30分以内に
下山できる自信もなく…
当初は醍醐山経由の予定やったけど
醍醐寺裏に下山しない高塚山経由に変更

寺院は閉門すること多いけど
神社は通り抜けれそう…てことで
醍醐寺の北にある神社に下山

長尾天満宮

無事に境内を通り抜けて
ひとまず一安心😅

醍醐寺西大門(仁王門)

醍醐寺は既に閉門してたけど
醍醐山からの道は閉門する伽藍を
迂回する道があるので問題ないそう…

ネットで調べれば一発やったけど
山の中では調べれないからな🙄

桜馬場

醍醐寺は世界遺産の寺院ですが
閉門後なので無人の道を歩けた

ちなみに馬場とは乗馬を行う土地で
全国各地に存在する桜馬場(桜の馬場)は
馬場に桜を植えることが多かったためらしい

総門

今回は閉門後で散策できずなので
また別の機会に訪問してみます🙌

醍醐寺から1kmほど歩き
京都市立の辰巳浴場で汗流し♪
広々快適な銭湯でした😆

今回のルート

ルート詳細(YAMAP軌跡)

当初の目的は京都一周やったけど
途中で知った如意越や牛尾道という
歴史的な道歩きを楽しみました♪

ルートとしては新規開拓ありつつ
大半が以前歩いた道やったので
ワクワク感は少なめでした

地図に書込んだ以前ルートも
後述する関連記事に添付するので
興味があれば読んでみてください🙌

k高低差(YAMAP)青字:写真無

・時間:約8時間20分、・距離:22.6km
・登り:1255m、・下り:1278m
(出町柳)珈琲ゴゴ→(鹿ヶ谷)→楼門の滝→長等山→坊越峠→小関越→逢坂山→国道1号→桜の馬場→高塚山→(長尾天満宮)醍醐寺→辰巳浴場

関連記事_周辺ハイク

今回のルートと交差、並走してた
以前歩いた記事を添付します

■2021.09.12
宇治~醍醐山・牛尾観音~大津


■2021.10.16
大津~如意ヶ岳~伏見稲荷


■2022.06.18
山科~大文字山~比叡山~大原


最後まで読んでいただきありがとうございます。 旅先で見たもの、感じたこと、ふとした思いつき、気になることを投稿し毎日更新3年目。よければスキ、フォローしていただけたら嬉しいです♪