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💊お金に困った障害者が活用すべき医療制度①:ジェネリック・自立支援医療制度💊

はじめに

 医療費って高すぎませんか。精神科で毎回かかるお薬代はバカになりません。1か月で4000円~5000円は行くのではないでしょうか。
 今回は我々、お金に困った精神障害者が活用できる医療制度をご紹介いたします。 

ジェネリック薬品

ジェネリック医薬品とは


 ジェネリック薬品とは特許が切れた医薬品と同等の効果を発するものです。これらは効果が同じながら従来品より安価な値段で購入できます。

お得具合


 
幅はありますが2~7割は従来品より安くなります。

いろんな名前のお薬


 よく同じお薬なのに、違う名前がついてるものがあります。たとえば、みんな大好きな「デパス」は、ジェネリック名が「エチゾラム」です。

ジェネリックを買おう


 あえて元の医薬品を買う必要はないので、薬局では可能な限りジェネリック薬品を購入しましょう。我々だけでなく、国も医療費節約のためにジェネリックを推進しています。たまにジェネリックを置いてない薬局があるのでその時は入荷するまで我慢しましょう。

自立支援医療制度

自立支援医療制度とは


 自立支援医療制度とは、障害を有している方々の医療費負担を軽減するために、公的に医療費を肩代わりしてくれる制度です。
 この制度は障害の種別でいくつか分けられます。ここでは精神障害者にお得な”精神通院医療”について記します。

お得具合


 所得によって肩代わりしてもらえる額は変わります。多くのケースでは3割負担が1割負担になると考えたらいいです。

0割負担の自治体 


 ただし自治体によっては加入している保険が国民健康保険の場合、その1割負担もなくなり実質無料になります。大阪府一部の市町村(例:高槻市)はこの運用がなされているようです。
 

最後に

 お医者さんはこれらの制度を使おうが使わまいが儲けに変化はありません。そのためいつまでもこの制度を積極的に教えてはくれません。悲しいかな、こちらから積極的にお得な情報を仕入れて、賢く財政管理をしていきましょう!!

参考文献


・沢井製薬."ジェネリック医薬品ってなに?".https://www.sawai.co.jp/medicine/generic/,(2023年12月7日確認).
・琴浦町すかやか健康課.”ジェネリック医薬品を活用しましょう”.鳥取県琴浦町.https://www.town.kotoura.tottori.jp/docs/2013121600033/#:~:text=%EF%BC%9C%E3%81%A9%E3%81%86%E3%81%97%E3%81%A6%E5%80%A4%E6%AE%B5%E3%81%8C%E5%AE%89%E3%81%8F,%E6%8A%91%E5%88%B6%E5%8A%B9%E6%9E%9C%E3%82%92%E3%82%82%E3%81%9F%E3%82%89%E3%81%97%E3%81%BE%E3%81%99%E3%80%82,(2023年12月7日確認).
・厚生労働省."自立支援医療制度の概要".厚生労働省.https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/hukushi_kaigo/shougaishahukushi/jiritsu/gaiyo.html,(2023年12月9日確認).
・高槻市障がい福祉課."自立支援医療(精神通院医療)の利用案内について".高槻市役所.https://www.city.takatsuki.osaka.jp/soshiki/36/2491.html,(2023年12月9日確認)