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無料 脳卒中片麻痺の勉強会お知らせ!
問題解決能力をアップしよう!
CAMRベーシック 無料 勉強会
テーマ:「脳卒中後遺症のリハビリ-もう一つの選択肢を!」
人の運動システムをどう理解するか?この理解の仕方によって、その後のリハビリは随分と変わってきます。
医療的リハビリのセラピストは学校で、人の運動システムを構造とその構成物の機能から学びます。たとえば「骨・関節は力に支持と方向を与えます。筋肉は力を生み出し、末梢神経は身
運動スキル学習-運動スキルが創造されるまで(その4)
前回から、患側下肢の振り出しが内転して軸足と一直線に並んでバランスを崩す方を例に分回しの歩行スキル修正の話をしています。
歩行スキル修正は、運動リソースの豊富化と必要な運動スキル学習の二通りの訓練を同時に並行して進めます。
前回は体幹と股関節の柔軟性を改善するところまででした。つまり運動リソースの豊富化です。
一方で柔軟性が改善しただけでは、十分な基底面を確保できない方達もいますので、この
問題解決能力をアップしよう!CAMRベーシック講習
テーマ:「脳卒中後遺症のリハビリ-もう一つの選択肢を!」
日 時: 2024年9月15日 9時30分~13時30分
場 所: 安佐南区民文化センター会議室小
〒731-0122 広島市安佐南区中筋一丁目22番17号
TEL(082)879-3060 FAX (082)879-3061
受講料: 2,000円(4時間の受講料です)
参加資格: PT・OT・ST
募集人員: 10名
自律的問題解決とは?(その6)
前回は、全国の脳性麻痺学会で「硬さという陽性徴候が正常運動の出現を妨げている。だから硬さを改善することで正常運動が出現するのだ」という結果同士に因果関係を想定するという矛盾のアイデアを多くのセラピストが当然といった風に主張していたと述べた。
そんな中で一人のおじさんセラピストが「そのアイデアはおかしい」と言っていたのが印象的だった。
もっともそのアイデアがなぜおかしいと明確に説明できるように
自律的問題解決とは?(その4)
今回は「外骨格系問題解決」の続きである。
前回までで、外骨格系問題解決は弛緩状態の体に支持と運動の機能をもたらすために使われると述べた。更にそのメカニズムについて説明した。
今回はその弛緩部分を硬くするという問題解決が、新たな問題を生み出すという「偽解決」について説明したい。
前回述べたように脳性運動障害の主症状は弛緩性の麻痺ではないか。弛緩性の麻痺では手脚は水の入った袋のような状態である