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小林よしのり「戦争論2」そもそも第1章を甘くみてたのだ!

小林よしのり「戦争論2」そもそも第1章を甘くみてたのだ!

いまだけ、Kindle版がやすい。

ところで、前回の記事では、思わず弱音をはいてしまった。

思考停止して読めないと。しかし・・

そもそも、第1章の内容自体が、かなり難しいことに気づいた。

この第1章は「マンガ」だと甘くみて、読んではならない。

この第1章は、小林よしのりからの我々への宣戦布告なのだ!

とにかく、あなどらずに、すべて音読して読んでみた。

・・・少し、よしりんの言いたいことがわかってきた。

難しい文章も多く、ロジックも複雑で、理解しにくい。

マンガだと思って、甘くみて、すぐに理解できるからと思って、流し読みしてたから悪かったのだ。

普通の本だと思って読めばなんてことはないのだ。

しかし、「戦争論2」の第1章は、詰め込んでいる。

ざっと読んだだけではわかりにくい。さっきも書いたが、一度、第1章だけ音読してみるといい。

よしりんは、「その手があったか」(本書より)発言で、テロに同情的だった。しかし・・・

わしは「国家」という秩序の枠組みを守るためあえてイスラム原理主義の「テロ」は許さぬという立場をとる
案外ビンラディンに共感を覚えつつ・・・
最悪の場合「細菌兵器」や「核」や「原発攻撃」に結びつく可能性もあるからだ
だから苦渋の思いでテロと戦う道を選ぶ

本書第1章より

というわけで、一転して、テロと戦うと宣言し・・・

その上で、最後は、

では 我々日本人のアイデンティティーとはなんだ?
そもそも日本人とは何者か?
(中略)
大敗北を喫した日本の先の大戦を徹底的に分析し
我々は意識下に眠る何かを・・・喪失してしまった何かを探さねばならない
日本人の真の姿と巡り合ってみなければならない

第1章の最後より

・・・ときて、「真の日本人」探しをやれと言って終わる・・・

なんなんだ、この展開は・・・

結局、テロとは戦うのね?

真の日本人とは何か探さなきゃいけないのね?

・・・とにかく、第1章は内容が盛りだくさんだ・・・

よしりんから、我々への挑戦状であって、宣戦布告でもある、この第1章は、声に出して全部読むべし。

・・・とはいえ、ぶつぶつと、この第1章を音読している姿も異様かもしれない(笑)

まあ、やりたい人だけやればいいのかもしれない(笑)

俺はやったけどね!

おかげで、なんか、智恵がついたような気がする。

アナタも騙されたと思ってやってみるといい。

アメリカのこと、イスラムのこと、テロのこと、戦争のこと、国家のこと、グローバリズムのこと、・・・などなど、

そして、日本のこと・・・

それがよくわかるかもしれない。

とにかく、第1章を読んで疲れたので・・・、

他の本でも読もっ!(笑)

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