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ユニクロ銀座旗艦店のヴォイド
ユニクロ銀座旗艦店を先日見て来た。既存の建物の内部で大胆な改修の建築的提案をする場合、提案の選択肢は限られている。architecture in architectureにするか躯体を露出させるかくらいである。ヘルツォーク・ド・ムーロンは床をぶち抜き大きなヴォイドにした。建築家としてインテリアデザインはしていない。建築系の人はこの躯体しかみないと思うが、これだけのヴォイド周辺の対応にあたったV
今夜のJCD 連続シンポジウム 「クラマタを語る」に5分だけ登場します。
日本の商業インテリアのパイオニア、倉俣史朗。その代表作の一つが透明なアクリルを素材に薔薇を封じ込めた椅子だ。「ミスブランチ」と名付けられたその透明な椅子はデザイン史に残る名作となった。倉俣はアクリルや金属を巧みに使って新しい冒険的な表現を試みた。それまでは意匠や装飾の延長と考えられていたインテリアにアートの要素を取り入れ、インテリアデザインというジャンルに高めたのである。透明度ではガラス以上の樹脂
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