今夜のJCD 連続シンポジウム 「クラマタを語る」に5分だけ登場します。

日本の商業インテリアのパイオニア、倉俣史朗。その代表作の一つが透明なアクリルを素材に薔薇を封じ込めた椅子だ。「ミスブランチ」と名付けられたその透明な椅子はデザイン史に残る名作となった。倉俣はアクリルや金属を巧みに使って新しい冒険的な表現を試みた。それまでは意匠や装飾の延長と考えられていたインテリアにアートの要素を取り入れ、インテリアデザインというジャンルに高めたのである。透明度ではガラス以上の樹脂、アクリルはプラスチックの女王とも言われているが、万能の素材というわけではなく、強みもあれば、弱みもある。その素材としての微妙さをバランスよく活かしながら、可能性を追求している、アクリル作家、俵藤ひでとさんの工房を東京・白金にたずねて、お話を伺いました。今夜のJCD連続シンポジウム 「クラマタを語る 04」のインターミッションにその模様を動画をオンラインでお送りします。

シンポジウムのゲストには、1977年から1981年まで倉俣事務所に在籍された経験をもつ、日本の商業インテリアの重鎮、近藤康夫氏とインテリ、建築のベテラン写真家の中道淳氏。進行役は飯島直樹氏。2021年 5/21 (金) ライブ開始 18:00~ 終了 20:00 JCDの Facebookページより、どなたでも無料で登録し視聴できます。https://www.facebook.com/1523826004571793/videos/320626316285154
なお。ライブ後には、YouTubeでもご覧になれます。


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