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【作曲ってどうやるん】
五月雨の夜、あなたが乞うて差し上げた雫一粒
真夜中のカーライトが僕のスポットライト
そう笑って消えたあなた、雨と共に地面に溶けた
知らず知らずのうちに過ぎゆく時間の摩擦に
粒子となったあなた
もう見えないの、どこにも
反芻しても煌めかなくなった言葉の残骸
執着して持っていたのは私だけだったみたい
消え行くあなたに「さよなら」も言えない
最初から手にしていない期待には終わりもない
強張った現実
夜のメンヘラ思考第1巻
ねえ、私のことを見て。
私のこと好きになって。
私だけを見て、私だけを見て。
私以外は見ないで。
私だけを見て。
私のことを好きになって、
あとは全員ゴミだと思って。
私のいいところを沢山見つけて。
私のダメなところを沢山見つけて。
沢山叱って。それでも好きだと言って。
色恋の最上級だと思って。
女神だと崇めて。
それでも期待はしないで、
ダメな時は怒って。
愛のある怒り方をして。
手を繋いで
春が嫌い、おしっこ行きたい
春ってどうしてこうも死にたくなるんだろう
自分が生まれた時だからか
自分が生まれは日に死のうと思った時だからか
あたたかい冬から、優しい空間から、
急に眩しい朝日と強烈な花の香りに起こされるよう
男女の駆け引きが苦手だ
返信は遅いほうがいいとか
冷たくしたほうがいいとか
1回目ではエッチをしたらダメとか
熱烈にアピールをして、
一度突き放したほうがいいとか
あざとい女の子が、計算ズクで全部持って