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東野圭吾おすすめ短編集6選

東野圭吾さんの小説はどれを選んでも確実に満足できる、もっとも外れの少ない作家です。1985年の「放課後」で江戸川乱歩賞を受賞し作家デビューして25年、東野圭吾さん原作の映画やドラマも数多くあります。

今回は東野圭吾さんの短編集の中からオススメを6つ選びました。「はじめての東野圭吾」で東野圭吾さんの作品を好きになってもらえるように一般の方に親しみやすいものを選んでいます。

著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)
東野圭吾 1958年、大阪府生まれ。大阪府立大学工学部卒業。エンジニアとして勤務しながら、85年『放課後』で第31回江戸川乱歩賞を受賞しデビュー。99年『秘密』で第52回日本推理作家協会賞、2006年『容疑者Xの献身』で第134回直木賞、12年『ナミヤ雑貨店の奇蹟』で第7回中央公論文芸賞、13年『夢幻花』で第26回柴田錬三郎賞、14年『祈りの幕が下りる時』で第48回吉川英治文学賞を受賞


東野圭吾さん長編小説のオススメはこちら。


探偵ガリレオ|東野圭吾おすすめ短編集1

あらすじ
突然、燃え上がった若者の頭、心臓だけ腐った男の死体、池に浮んだデスマスク、幽体離脱した少年…警視庁捜査一課の草薙俊平が、説明のつかない難事件にぶつかったとき、必ず訪ねる友人がいる。
帝都大学理工学部物理学科助教授・湯川学。常識を超えた謎に天才科学者が挑む、連作ミステリーのシリーズ第一作。

福山雅治さんの主演でドラマ・映画になった天才物理学者・ガリレオ先生シリーズの第1作目です。累計1300万部突破、空前絶後の人気ミステリー。短編集なので普段小説を読み慣れない方にもオススメです。


虚像の道化師|東野圭吾おすすめ短編集2

あらすじ
天才物理学者・湯川と草薙刑事のコンビが難事件を解決する、シリーズ王道の短篇集。
ビル5階にある新興宗教の道場から、信者の男が転落死した。男は何かから逃れるように勝手に窓から飛び降りた様子だったが、教祖は自分が念を送って落としたと自首してきた。教祖は本当にその力を持っているのか、そして湯川はからくりを見破ることができるのか(「幻惑す」)。
ほかに「心聴(きこえ)る」「偽装(よそお)う」「演技(えんじ)る」「透視(みとお)す」「曲球(まが)る」「念波(おく)る」を収録。 

こちらもガリレオシリーズの短編集です。この2冊を読んだあとはガリレオシリーズを順番にすべて読み進めること間違いなしです。

素敵な日本人|東野圭吾おすすめ短編集3

一人娘の結婚を案じる父に、娘は雛人形を指差して大丈夫という。そこには亡き妻の秘密が…。(「今夜は一人で雛祭り」)/独身女性のエリーが疑似子育て体験用赤ちゃんロボットを借りたところ…。(「レンタルベビー」)/世にも珍しい青色の猫。多くの人間が繁殖を目論むが…。(「サファイアの奇跡」)

短編集はちょっとした時間の合間に読めるので、寝る前に一つ、通勤電車で一つずつ味わいながら読もうと考えるのですが、、、いつもとまらなくなってしまう。


天使の耳|東野圭吾おすすめ短編集4

深夜の交差点で衝突事故が発生。信号を無視したのはどちらの車か。死んだドライバーの妹が同乗していたが、少女は目が不自由だった。しかし、彼女は交通警察官も経験したことがないような驚くべき方法で兄の正当性を証明した。日常起こりうる交通事故がもたらす人々の運命の急転を活写した連作ミステリー。

交通事故を題材にした5作の短編小説。天使の耳をもつ美少女がまさかの方法で兄を窮地から救おうとするのですが、、人間の嫌な部分が垣間見えた瞬間にゾッとさせられます。


歪笑小説|東野圭吾おすすめ短編集5

新人編集者が目の当たりにした、常識破りのあの手この手を連発する伝説の編集者。自作のドラマ化話に舞い上がり、美人担当者に恋心を抱く、全く売れない若手作家。出版社のゴルフコンペに初参加して大物作家に翻弄されるヒット作症候群の新鋭…俳優、読者、書店、家族を巻き込んで作家の身近は事件がいっぱい。ブラックな笑い満載。小説業界の内幕を描く連続ドラマ。

黒笑小説・怪笑小説・毒笑小説とともに東野圭吾のブラックユーモア短編集です。笑えるだけでなく、じんわりと感動してしまう、毒のある連作小説集をお楽しみください。


犯人のいない殺人の夜|東野圭吾おすすめ短編集6

親友が屋上から落ちて、死んだ。自殺と思えない「俺」は当時の様子を探り始めるが…。(「小さな故意の物語」)/直美は死ぬ直前にビデオメッセージを残した。その理由とは…。(「さよならコーチ」)/岸田家の中で殺人が起きた。しかしそこには、死体もなければ犯人もいない…?(「犯人のいない殺人の夜」)

渦巻く人間の欲望を描いた全七編を収録。1990年代に書かれた作品を新装版として再登場。エンタメの頂点を極めた著者が贈る短編集です。


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東野圭吾おすすめ長編小説はこちら。


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