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さりぼん
2023年5月5日 20:01
日が落ちる寸前の、深い青の空。昼の生物が活動を終え、夜の生物たちが動き出す前の束の間の静寂を感じる。友達のおさがりのスケートボードを片手にコンクリートの道に出た。家の前の道から、スケボーが導く方へ下って行くと、小さな公園に着く。そこには、大きな鱒が泳ぐ池や、白樺の木々、溶岩の上には芝桜が栄えている。池のそばのウッドデッキにスケボーを置き、その上に腰を下ろした。左右に揺れながら、全てを飲み込
2023年5月1日 02:35
村上春樹の「風の歌を聴け」を読み終えた。夜2時、部屋の明かりは消して、勉強用の小さな灯りのもと、近くのスピーカーからは、イーグルズが小さく流れている。村上春樹の文章は、やっぱり最後まで自分のいろんな感情をつついてくる。ほらよ、って。懐かしさ、恥ずかしさ、けだるさ、優しさ…デレク・ハートフィールドについて書かれたあとがきまで読み終えて、最後「村上春樹」というところにシャーペンで二重に丸
2023年4月27日 01:46
遅刻バイトに見事に遅刻した。まだ大丈夫だろうという、謎の自信にかまけて家で作業していたら、時計が軽く絶望的な時刻をさしていた。なんなんだろう、あの謎のドーパミン。正常な頭で考えたら、大丈夫なわけないのに。とりあえず、やらかした。どれだけ雨の中ダッシュしても、乗り換えミラクルを願っても、流石に取り返すことはできなかった。(乗り換えミラクルとは、google mapの予想する乗り換え時間
2023年4月25日 22:49
鋼の無気力昼下がり、モソモソと寝床を出た。最近、すごく起きづらい。生活習慣の記録をつけようと思って、Googleカレンダーに今日の睡眠時間を入れてみたら、1:00-12:30まで寝ていた。思わず声が出た。「いや、寝過ぎやろ!」天気のせいか、少し気分が沈みがちだ。昔、時々「鋼の無気力」に襲われることがあると言ったら、相手に全く共感してもらえなかったことがある。ほんとに人によって感じる
2023年4月24日 00:01
今日だけは今日だけは、終電で帰ろう今日だけは、たばこを吸おう今日だけは、日々のしんどいことを語ろう、解決策なんて気にせずに井の頭公園で、久しぶりに会う友達と好きな小説の話、詩の話、音楽の話、そして孤独について、言葉を紡いだ。木々の狭間で、ゆらゆらと揺れる光ーー本の文字が暗くてうまく読めないねって街頭のふもとに行って、目を凝らした「万有引力とは ひき合う孤独の力である」谷
2023年4月23日 18:29
於ジム気分が落ち込みがちで時間がある時、わたしはジムに行くことに決めている。マッチョになりたかったりダイエットしたいわけではないんだけど、トレーニングを終えてジムを出ると、不思議と気分が晴れているのがなんだか心地いい。体が引き締まるのはそのついで、という感じだ。ジムを出た後はなぜか頭も活性化しているので、近くにあるbook-offに入り、本のつまみ読みをしたり、ノートを開いて頭の中