【大学】検査するだけがコロナ対策? かかった人に対する対処は考えていない【令和3年5月11日 萩生田光一文部科学大臣記者会見】

大臣の発言

「文科省としては、大学における学生の学修機会の確保と感染拡大の防止を両立するため、例えば、学生寮や外部機関での実習など、感染が生じた場合のリスクが高い場面において、学生に対してPCR等の検査を実施することが考えられると認識しており、そうした取組を効果的に行っている大学を好事例として、情報の発信等を行ってきました。内閣官房において実施されている無症状者へのモニタリング検査についても、それらの感染リスクが高い場面での活用を念頭に、内閣官房とも連携して各大学に対して協力要請してきたところであり、すでに検査を実施している大学もあるものと承知しております。文科省としては、学生が安心して学修に専念できる環境を確保するためにも、効果的な検査の実施を含めて、各大学における感染拡大の防止に向けた取組を支援してまいりたいと考えており、今後、内閣官房からモニタリング検査の拡大等について、さらなる具体的な相談があれば、引き続き、適切に協力してまいりたいと思います。また、同じく西村大臣から言及のあった抗原検査キットでありますけれども、大学の活用については、現時点では具体的なご相談をいただいておりませんが、文科省としては、必要に応じて関係府省とも連携しながら効果的な活用方策について検討してまいりたいと考えています。」
引用
萩生田光一文部科学大臣記者会見録(令和3年5月11日)

PCRとモニタニングで検査するだけで大丈夫?

この発言を聞くと、検査するだけで満足している気がする。かかった人への対応の方が重要で、拡大を防ぎ、かかった人の学びを止めないようにするべきだ。

予防してもかかるときはかかる

予防してもかかるときはかかるのだから、かかった後のことも考えるべきだ。詰めが甘すぎる。

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