記事一覧

シーシャを吸った話

タバコも葉巻も電子もやったことがない。 が、タバコに対する憧れというものは、情景というものは持っていた。 ある時はアウトローが、ある時は刑事が、ある時は、ある時は…

bazz
1年前
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昼飲みのカクゴ

休日、昼間から酒を飲む。 殆ど経験がないが故に、特別なことである。 よって、ぼくはそこに強い強い覚悟を以て臨む。 その覚悟のために、準備を進めるのだ。 1.午前のう…

bazz
1年前

創作の「俺」「俺」「俺」

「あっ!いいこと思いついた!」と創作をしているといつも思う。 最高のアイデア!俺って天才!最強!最高! 車輪の再発明という言葉を、最近知った。 その「いいこと」…

bazz
1年前
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田舎者、バーに行く

日帰り出張が終わる。会社に連絡をし、直帰する旨を伝える。 しかしそのまま帰るのも味気ない。 少し散策をしようと、駐車場を素通りしたところで見つける。 「KANAYAMA80…

bazz
1年前

IPAを飲みながら、ラガーを想う

風呂上がりに、グースIPAを飲んでいる。 コストコで、一本270円くらいだったと記憶している。 IPAだと考えれば、非常にリーズナブルだ。 適度に重厚で、ほんのりとフルーテ…

bazz
1年前
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瓶ビールのロマン

身も蓋もない話である。 先日瓶をまとめゴミに出していたときに、ふと思った。 本当に、飲んでるなぁと。 三週間分とはいえ、ウィスキー二本とビールの小瓶が8本ほど転が…

bazz
1年前
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一人暮らし、身勝手の極

社会の歯車たるサラリーマン。 何かとストレスがたまる。 薄っぺらなスーツの鎧では、理不尽の波状攻撃には耐えられなかった。 やっとこさの休暇。ぼくは思いきった。 焼い…

bazz
1年前
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クラフトビールについての個人的あれこれ

国内のクラフトビールをあらかた飲むと、次は海外のそれが気になってくる。 おらが村から遥か遥か遥か遥か北、試される大地にとても大きなビール専門店がある。 行ってみた…

bazz
1年前
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ジャパニースライスブリュット…日本のコメの……何?

猿山鹿男。箕面ビールと秋鹿酒造のコラボビールとのこと。 箕面ビールはもはや定番だろう。 秋鹿酒造は大阪箕面は隣、能勢町にある酒蔵なのだとか。 山田錦の麹米を使い、…

bazz
1年前

セルバレイ・ホワイトラムにシルバーバックの夢を見た

先日セルバレイラムのカカオを呑んだ。 今日は、ホワイトを飲んでみよう。 度数は40%。ウィスキーと同等だ。 開けてみる。 熟成したパイナップルのような香りに、少しだ…

bazz
1年前

飲もう飲もうよオールドパー

ハイボールから、ロックがおいしい時期になってきた。 今日は、オールドパー12年をロックでいただいてみよう。 角が全然ない。スーッと入る。 これは飲みやすい チェイサ…

bazz
1年前
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セルバレイ・ラムってなんだぁ~?

買い物のついでに、酒販店に立ち寄った。 そこで、こんなものを見つけた。 スマートなデザインの瓶に、ゴリラのイラスト。 とてつもなくキャッチーだ。 セルバレイ・ラム…

bazz
1年前
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ヘイジーIPA、多くね?

と、思うこの頃である。 別段好んで買っているわけではないが、ふとクラフトビールショップに行くとあらゆるブリュワリーがこぞって「ヘイジーIPA」を出している。 ちょっ…

bazz
1年前
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フルーツエールのお話

秋でもうまい。てか年中旨い。 最近はアマプラで映画見ながらとか、ゲームしながらとか。 自分の生活に、ビールの方が寄り添ってくれている感じがする。 さて、クラフトビ…

bazz
2年前
3

激熱クラフトビール

クラフトビールが熱い。個人的に。ずっと熱い。 そもそもクラフトビールなんてものは知らなかった。知ったのは一年くらい前だ。 ビールはアサヒとかキリンとか精々バドワ…

bazz
2年前
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アウトレットでパソコンを買った話

とあるアウトレットセールで割引になっていたゲームパソコンを買った。 通常価格が税抜き398000円の、水冷モデルだ。 構成は以下の通りで ・インテル Core i9-10900KF プロ…

bazz
3年前
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シーシャを吸った話

タバコも葉巻も電子もやったことがない。
が、タバコに対する憧れというものは、情景というものは持っていた。
ある時はアウトローが、ある時は刑事が、ある時は、ある時は。
あらゆる男、あるいは女が、あらゆる理由でたばこの煙をくゆらせていた。

なんとなくの情景を抱いたまま、これまで過ごしてきた。
たばこは百害あって一利なし。その教えをバカみたいに守ってきたからだ。
とは言え、アウトローの興味も尽きない。

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昼飲みのカクゴ

休日、昼間から酒を飲む。
殆ど経験がないが故に、特別なことである。
よって、ぼくはそこに強い強い覚悟を以て臨む。
その覚悟のために、準備を進めるのだ。

1.午前のうちにやることなすことを全て終わらせよ
必然である。
飲んだ後「トイレットペーパー買い忘れた!」となると
途端にGAMEOVERだ。飲酒をした身体で車には乗れないし、かといって歩いてペーパーを買いに行くというのは軽装で登山に挑むようなも

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創作の「俺」「俺」「俺」

「あっ!いいこと思いついた!」と創作をしているといつも思う。
最高のアイデア!俺って天才!最強!最高!

車輪の再発明という言葉を、最近知った。

その「いいこと」、というのは創作の中で誰もが思いつき、ある時は作風に合わず、ある時はあまりにもレベルが低く下らぬと切り捨てられる。
ぼくはその先人が捨て去っていったアイデアのゴミ溜めの中で、それらを黄金として目を輝かせている。
使えそうなものは全て拾い

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田舎者、バーに行く

日帰り出張が終わる。会社に連絡をし、直帰する旨を伝える。
しかしそのまま帰るのも味気ない。
少し散策をしようと、駐車場を素通りしたところで見つける。
「KANAYAMA80’s」
地下へ続く階段でひっそりと佇んでいるそこに、入る。
思えば物怖じもしなくなったモノだ。

ドアを開くと、何とも色気を含んだ女性が申し訳なさそうに
「すみませんね、今日は貸し切りの予約が…」と言われた。
それは申し訳ないこ

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IPAを飲みながら、ラガーを想う

風呂上がりに、グースIPAを飲んでいる。
コストコで、一本270円くらいだったと記憶している。
IPAだと考えれば、非常にリーズナブルだ。
適度に重厚で、ほんのりとフルーティ。
IPAの入門キットと捉えても何ら違和感はない。

暑いとラガーが恋しいが、この時期はIPAもおいしい。

非常に周回遅れな話で恥ずかしさすら感じるのだが、ある日の買い物中、バドワイザーの缶のデザインが真っ赤になっていたのに

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瓶ビールのロマン

身も蓋もない話である。

先日瓶をまとめゴミに出していたときに、ふと思った。
本当に、飲んでるなぁと。
三週間分とはいえ、ウィスキー二本とビールの小瓶が8本ほど転がっていた。
ぼくの住むエリアでは、ここまで酒の瓶を捨てる家庭はまずない。
おそらくどうしようもない飲兵衛だと思われているだろう。

さて、瓶ビールとは不思議な魅力がある。

先日、キャプテンブーメランと缶ビールの熱い話をしたが、瓶ビール

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一人暮らし、身勝手の極

社会の歯車たるサラリーマン。
何かとストレスがたまる。
薄っぺらなスーツの鎧では、理不尽の波状攻撃には耐えられなかった。
やっとこさの休暇。ぼくは思いきった。
焼いちまおうぜ。肉。
食らいつけ。

さび付いた歯車に、潤滑油を。
休肝日開けの肝臓に、ぶち込めアルコール。

ってわけで用意した。トントロ・ホルモン・ソーセージ・塩タン・カルビ。全て安物。シールが貼ってあった。だが、これがいい。食らいつく

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クラフトビールについての個人的あれこれ

クラフトビールについての個人的あれこれ

国内のクラフトビールをあらかた飲むと、次は海外のそれが気になってくる。
おらが村から遥か遥か遥か遥か北、試される大地にとても大きなビール専門店がある。
行ってみたいなぁ…行きたいなぁ…と指をくわえカタログページを見る日々である。

海外のクラフトビール缶は、国内のそれに比べてよりインパクトのあるデザインが多い。

連想ゲーム的な思考で、海外のビール…海外のビールを飲むキャラで特に印象的なのが、映画

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ジャパニースライスブリュット…日本のコメの……何?

猿山鹿男。箕面ビールと秋鹿酒造のコラボビールとのこと。
箕面ビールはもはや定番だろう。
秋鹿酒造は大阪箕面は隣、能勢町にある酒蔵なのだとか。
山田錦の麹米を使い、酵素の力で発行がうんたらかんたら…。
ぼくはことビールに関しては3行以上の文章は読めないのだ。
要は米を使ったビールねハイハイとなる。

さて、飲んでみよう。
見た目は本当にザ・ビール。恐らく万人が想像するビールの色だ。
飲み口は驚くほど

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セルバレイ・ホワイトラムにシルバーバックの夢を見た

先日セルバレイラムのカカオを呑んだ。
今日は、ホワイトを飲んでみよう。

度数は40%。ウィスキーと同等だ。
開けてみる。
熟成したパイナップルのような香りに、少しだけスモーキー。
口に含むと、まずはピリッとした刺激が舌を貫く。
そしてすかさず、とろりとした舌触りと滑らかな甘みの波状攻撃。
ゴクゴクとはいけないが、これは癖になるラム酒だ。

飲みながら、どこかで読んだ灰色の毛並みのゴリラのことを思

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飲もう飲もうよオールドパー

ハイボールから、ロックがおいしい時期になってきた。
今日は、オールドパー12年をロックでいただいてみよう。

角が全然ない。スーッと入る。
これは飲みやすい
チェイサーも用意したが、必要ない位にスルスルと入る。
入り口は甘めでほんのわずかにスモーキー。アクセント程度だ。
後口も爽やかで、全然残らない。

溶けるような飲み心地
秋風と共に、オールドパーも月に乗って溶けていく。

セルバレイ・ラムってなんだぁ~?

買い物のついでに、酒販店に立ち寄った。
そこで、こんなものを見つけた。

スマートなデザインの瓶に、ゴリラのイラスト。
とてつもなくキャッチーだ。

セルバレイ・ラム。調べたところ、あのブルーノ・マーズがプロデュースしている!!とのことだ。
あの…どの?といった無知具合が非常に恥ずかしいが、ブルーノは音楽の世界では最も権威があるとされるグラミー賞を11回も獲得したアーティスト
なのだそうだ。
ブル

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ヘイジーIPA、多くね?

と、思うこの頃である。
別段好んで買っているわけではないが、ふとクラフトビールショップに行くとあらゆるブリュワリーがこぞって「ヘイジーIPA」を出している。
ちょっと前はIPAばっかりだった記憶もあるが、今は本当にヘイジーヘイジーヘイジーだ。

気になって調べたところ、どうやら世界的にブームになっているらしい。

そもそもヘイジーIPAって何ぞや、と言ったところだが
「IPAよりも濃厚で、DDH

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フルーツエールのお話

フルーツエールのお話

秋でもうまい。てか年中旨い。
最近はアマプラで映画見ながらとか、ゲームしながらとか。
自分の生活に、ビールの方が寄り添ってくれている感じがする。
さて、クラフトビール。国内のブリュワリーは基本的に少量生産。一期一会だ。
だからこそ、好みのものを見つけると、驚きと喜びがある。
色んな種類のホップを使ってみたり、塩や乳糖を加えてみたり。
その中でも、果物を使ったフルーツエールは、僕のビール観を変えた。

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激熱クラフトビール

クラフトビールが熱い。個人的に。ずっと熱い。

そもそもクラフトビールなんてものは知らなかった。知ったのは一年くらい前だ。

ビールはアサヒとかキリンとか精々バドワイザーハイネケンだった僕に、クラフトビールはまさに鳴り物入りで僕の人生に飛び込んできた。

ビールってまぁ、最初はうまいけどさ…みたいなのを、クラフトビールはぶち壊した。最後までうめぇわこれ。

僕の住む町では全く流行ってない。僕を含め

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アウトレットでパソコンを買った話

とあるアウトレットセールで割引になっていたゲームパソコンを買った。
通常価格が税抜き398000円の、水冷モデルだ。
構成は以下の通りで
・インテル Core i9-10900KF プロセッサー(3.70GHz-5.30GHz / 10コア・20スレッド / 20MB)
・HyperX Fury 64GB(16GB×4) DDR4-3200MHz Intel XMP対応 RGB(最大64GB)

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