IPAを飲みながら、ラガーを想う





風呂上がりに、グースIPAを飲んでいる。
コストコで、一本270円くらいだったと記憶している。
IPAだと考えれば、非常にリーズナブルだ。
適度に重厚で、ほんのりとフルーティ。
IPAの入門キットと捉えても何ら違和感はない。

暑いとラガーが恋しいが、この時期はIPAもおいしい。

非常に周回遅れな話で恥ずかしさすら感じるのだが、ある日の買い物中、バドワイザーの缶のデザインが真っ赤になっていたのに気付く。
そもそもぼくはラガービールだとハイネケンとコロナが大好きで、他のビールは基本的には飲まないのだが、真っ赤な缶は目を引くのだ。
白だの銀だの緑だのが並ぶ中、赤は目立つな。
思い、手に取る。
本当に、何の気なしだった。

「原産国:韓国」

オイオイオイ
オイオイオイオイオイ
オイ!

いや、なんで?
当然の疑問だった。
ビールは基本的に生産した場所で味が決まる。
バドワイザーだよ?世界シェアでもトップクラスだよ?
何で?日本と韓国近いから鮮度とかそういうアレ?
……結局、気にはなったが手に取らなかった。

調べてみたが、いろいろな情報が飛び交っていた。
アルミのコストだの、委託だの、輸送コストだの。
何やらやんごとない事情によるものだろうが、固定ファンはこれをどう見るのだろうか。
酔いが回ると、しようもないことを考えてしまうのなのだ。


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