セルバレイ・ホワイトラムにシルバーバックの夢を見た

先日セルバレイラムのカカオを呑んだ。
今日は、ホワイトを飲んでみよう。

ストレート。やはりゴリラのイラストはキャッチ―だ

度数は40%。ウィスキーと同等だ。
開けてみる。
熟成したパイナップルのような香りに、少しだけスモーキー。
口に含むと、まずはピリッとした刺激が舌を貫く。
そしてすかさず、とろりとした舌触りと滑らかな甘みの波状攻撃。
ゴクゴクとはいけないが、これは癖になるラム酒だ。

飲みながら、どこかで読んだ灰色の毛並みのゴリラのことを思い出した。
調べたところ、灰色の毛並みのゴリラはシルバーバックと呼ばれ、老練したゴリラは毛並みが黒から灰色に変わり、群れの中心的な存在になるのだという。
年老いたゴリラは決して腕力では若いゴリラには勝てないが、
経験や知識が、群れの長にふさわしい説得力や深みを与えているのだろう。
そういう意味では、成程その通りのラムなのかもしれない。

この無色透明な液体にも、ジャングルを長年生き抜いたシルバーバックさながらの、作り手の長い長い経験や知識が詰まっているのだろう。

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