セルバレイ・ラムってなんだぁ~?

買い物のついでに、酒販店に立ち寄った。
そこで、こんなものを見つけた。

スマートなデザインの瓶に、ゴリラのイラスト。
とてつもなくキャッチーだ。

セルバレイ・ラム。調べたところ、あのブルーノ・マーズがプロデュースしている!!とのことだ。
あの…どの?といった無知具合が非常に恥ずかしいが、ブルーノは音楽の世界では最も権威があるとされるグラミー賞を11回も獲得したアーティスト
なのだそうだ。
ブルーノは大のラム好きで、そんな彼が気に入ったラムを全面的にバックアップ・ブランド化したのがこのセルバレイラムだとか。

『セルバレイ』とはスペイン語で森の王様・つまりはゴリラを意味する単語だそうだ。成程、イラストにも納得がいく。

ぼくはかなり酒をジャケ買いする傾向にある。
このインパクトのあるゴリラを見逃すはずもなく、三分ほど迷った末に購入した。

さて、飲んでみよう。

セルバレイ・カカオをロックで

セルバレイ・カカオを開封。
ラム酒のこの琥珀色はウィスキーにも通じるが、いかにも俺は酒やで!といった感じがあって良い。
ホワイトラムは割材になりがちだが、ダークラムやチョコレートラムはロックでも行けてしまうのだ。

では、一口頂いて…

アイスココアやんけ!!

マジでビビった。
森永のココア、あるじゃないですか。
アレにアルコールを添加したものを想像してください。
それがこれです。誇張抜きでこれ。

驚くほどのチョコレート味。勿論ラムの風味も損なわれずそこに存在しているが、びっくりする程にチョコの主張が強い。
俺!俺!オレオレオレ!って感じでチョコが出張っている。

色々見てみると、チョコレートラムはコーヒーカクテルにも合いますよという文言。
成程ね。試さない手はないでしょう。

ラムコーヒー。ラムコークとは異なった味わい

主張の強いコーヒーと主張の強いカカオがまさに一進一退の攻防。
コーヒーの苦みがまずはガツンと来るが、続いてカカオの甘みがその苦みを抑えてまろやかにしてくれる。
非常においしい。スイスイ行ける分、飲みすぎ注意な組み合わせだ。

ウィスキーやビールは割かし飲んできたが、ラムは未知の世界。
しかし、こうやって飲んでみるとまた違う一面があり、成程歴史ある酒だという説得力を感じてしまう。

大航海時代の海賊がラム酒と共に生涯を駆け抜けたように。
蒸し暑い密林でラムを楽しんだ人がいたように。

ぼくも人生の一端に注ぐ酒に、ラム酒を少し、チョイスしてみよう。


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