粘り強さとしつこさは紙一重！

スーパーでサラダ油買ったらストロー付けられ、缶のドックフード買ったら箸付けられ、エロ本買ったらポケットティッシュ付けられ、ドラッグストアでTENGAとロキソニン買ったら、ロキソニンは説明受けないと買えないからTENGA片手に聞かされる辱めプレイされた男バルスです。

(´°Д°｀)どうなったら、そうなるwwwwww

人と人ですから勘違いや間違いはあって然(しか)りですが自分でも分からない言動、行動しちゃう時はありますよね。ある日の仕事帰りの出来事もそうでした。

その日、僕は疲れていた。うちの会社は時代に逆行するくらいゴリゴリの昭和気質。人手がたりないなんて言い訳にもならず這いずってでも業務をこなさなければいけない。這いずれないのなら呪ってでもこなさなければ終われない。

やっと仕事が終わりふらふらの足で駐車場へと向かう。胸ポケットから煙草を取り出し、口にくわえた煙草に火を点けようとライターを取り出すも、すぐに胸ポケットに戻した。こんなときに吸うと煙で溜め息の行き先が見えて余計に疲れが増してしまう。


張りと艶(つや)をなくし、汗でべとついた頬を手で軽く撫でながら、冴えない表情で車に乗り込みエンジンをかけた。

今晩の飯はどうしよう。普段は自炊だけど今日は流石に作りたくないし食材もない。冷凍ご飯だけはあるからスーパーに寄って惣菜でも買って手抜き晩御飯にしようと考えるも、スーパーに行くには遠回りしなければならない。少しでも早く帰り、さっさと食べて、さっさと眠りたい。

一層のこと、食べずに寝ようかと思った時、目の前に弁当屋さんの看板が飛び込んできた。暗闇に浮かぶ看板を、まるで雨上がりの空に虹を見つけた少年のように微笑んでしまった。弁当屋さんで買っていこうと慌ててハンドルをきり弁当屋さんの駐車場に入った。

店内に入ると大学生ぽい女性店員が迎えてくれた。レジ前に立ち、一瞬メニューに目を向けるが注文する物は決めてある。チキン南蛮弁当、いや、家に帰れば冷凍ご飯はあるので単品でチキン南蛮のおかずのみを注文する。

「すいません。チキン南蛮弁当のご飯のみって出来ますか？」店員は不思議そうに僕を見る。この時はまだ気づいていない。自分の脳内ではチキン南蛮弁当のおかずのみと言っているつもりが、口にはチキン南蛮弁当のご飯のみと言っていた。

声がこもって聞こえずらかったのかと、もう一度「チキン南蛮弁当のご飯のみって出来ますか？」と聞くと、「チキン南蛮弁当のご飯かどうかは分かりませんが、ご飯のみは出来ますよ。」と店員さんは神対応してくれたのに、僕にしてみたら「おかずのみって聞いてるのに、ご飯勧めてくるんだ？」とイラつきさえ覚えていた。きっと疲れていて、名探偵コナンのゲンタ君の首くらい余裕が無くてイラッとしちゃったんでしょうね。

(´°Д°｀)例えが下手wwwwwwwww

僕「いや、そうじゃなくて、チキン南蛮弁当のご飯のみって出来ますか？」

店員「はい、チキン南蛮弁当のご飯かどうかは分かりませんが、ご飯のみは出来ますよ。」

このラリーが三、四回続いた後、「だから、チキン南蛮弁当のご飯だけ欲し…」ここでやっと自分がご飯のみを注文していることに気づいたが、シルバニアファミリーの器くらい小さな男だから自分の間違えを受け入れられない。

そんなに店員さんが勧めてくれるなら、それでええわぐらいの感じで「じゃ、そのご飯のみください。」と舌打ち交じりに注文した。

(´°ω°｀)なんだ、この男wwwwwwwww

結局、ご飯のみ買って帰宅し、家には冷凍ご飯のみ。仕方ないから冷凍ご飯解凍して買ったご飯と合わせて大盛り炒飯作って食べた男バルスでした。

(　ﾟдﾟ)結局、自炊してんじゃんwwwwwww

来世はしっかり注文できますように。
(｡-人-｡)

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