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J-POP勉強家。ソロ音楽ユニット・bandshijin(バンドシジン)。作詞、作曲、…

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J-POP勉強家。ソロ音楽ユニット・bandshijin(バンドシジン)。作詞、作曲、弾き語り。ブログ『カバーしたい歌』https://bandshijin.com 。ギター、ピアノ、ウクレレ、ドラムス、ハーモニカ。多重録音偏愛。1日1曲弾き語り動画YouTubeにて。

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    音楽ブログ『∴bandshijin∵』の記事を紹介する記事集。

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  • 17 note beats 川柳

    上・中・下の句がそれぞれ5・7・5の音数を持った形式(例外あり)の短詩集。

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    5・7・5・7・7 31ツの変拍子 短歌

  • bandshijin

    青沼詩郎のソロ音楽ユニット・bandshijin(バンドシジン)の活動の進捗報告ほか。

記事一覧

チャコの海岸物語 サザンオールスターズ エボシ岩の先端に立つ風見鶏

楽曲まるごと渾身のウィット、ジョークみたいな真実のエンタメ愛。キーワードのエボシ岩、チャコ、ミーコ、ピーナッツについておさらい。涙で揺らぐ視界を表現したような意…

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3週間前
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日曜日 高田渡 『ごあいさつ』『汽車が田舎を通るそのとき』聴き比べ

毎週やってくる日曜日。ルーティンがないから何があったか忘れてしまうのか? あるいはそれでも強烈に残る出来事があれば曜日は関係ないでしょう。多くのアーティストが題…

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1か月前
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断捨離が嫌いだ つながり、保ち、見守り、価値を見出すトキメキ

断捨離が嫌いだ。そこにその物体がある歴史や背景に私はトキメく。価値がない不要物などない。己が成長変化しこれからその価値に気付く資源なのだ。断つな、つながれ。捨て…

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1か月前
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前髪は天然の日除け

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1か月前
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歌ったり曲作ったりすること自体がSSWのペルソナの保証です。どうせならもっと色んな仮面をかぶってみたい。酒がうまいとか飯がうまいとかから、そんなん誰がわかんねんってやつまで。素顔がわからなくなるくらいにね!

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2か月前
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何気ないことであっても、忘れないように。

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2か月前
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夜明けのBEAT フジファブリック 煩悩の無酸素ダッシュ

モテキの疾走する森山さんを脳内反芻。キレッキレの轟音は街の喧騒と心臓の生理の重ね合わせ。埋め尽くすリズムのギターリフに無呼吸ダッシュを強いられる気分。サビボーカ…

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2か月前
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Yesterday The Beatles 昨日と今日に架ける梯子

はっとするような音程の移ろいや響きの緩急。昨日と今日のはざまを揺らぎ、つなぐいつ聴いても世界の時事ネタであり続ける名曲、The Beatles『Yesterday』リスニングメモ。…

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2か月前
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哀しみの三角

何故にトライアングル哀しそう

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3か月前
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アンチアンチラブソング

積年のアイラブユーにアンチする歌手あらわれしそれにアンチす

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3か月前
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たいくつ 井上陽水 望郷の哀歌

井上陽水さんの歌に感じる「冷たさ」。現実の裏面を射抜く清涼感。等価交換の原則すら顔パスした絶対領域。鑑賞中だけは何者でもないことを赦され、歓迎される。「音楽=自…

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3か月前
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朧月夜(唱歌) 倍賞千恵子の歌唱 霞の観念

2番の歌詞がおもしろいのは、「~も」で名詞を連ねきって、そのすべてが朧月夜に霞んでく風情を歌っている点です。「●●も××も△△も……すっかり日が落ちて霞んでしま…

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4か月前
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マーク・ボラン&T.レックスにはまる。最近作って録った曲がなんかちょっと『Get It On』っぽくて、作ったあとにレジェンドが気になり出す謎の順番。

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4か月前
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春よ、来い 松任谷由実 のぞみとの距離

松任谷由実さんの傑作『春よ、来い』はなんとなく「いまが春」のときに思い出したり聴きたくなったりする歌のように思うのですが、あらためて歌詞をながめてみると、まだど…

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4か月前
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似せようと意図したのではなく、自分が作った曲のサウンドが特定のアーティストを思い出させることがある。でも、そのアーティストを自分はまだそれほど聴き込んでいない。そういう順番で、そのアーティストが気になって聴き始めることがある。歪な順番かもしれない。

bandshijin
4か月前
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全文、伝聞。

bandshijin
4か月前
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チャコの海岸物語 サザンオールスターズ エボシ岩の先端に立つ風見鶏

チャコの海岸物語 サザンオールスターズ エボシ岩の先端に立つ風見鶏

楽曲まるごと渾身のウィット、ジョークみたいな真実のエンタメ愛。キーワードのエボシ岩、チャコ、ミーコ、ピーナッツについておさらい。涙で揺らぐ視界を表現したような意図を感じる音像の妙味に感服。

日曜日 高田渡 『ごあいさつ』『汽車が田舎を通るそのとき』聴き比べ

日曜日 高田渡 『ごあいさつ』『汽車が田舎を通るそのとき』聴き比べ

毎週やってくる日曜日。ルーティンがないから何があったか忘れてしまうのか? あるいはそれでも強烈に残る出来事があれば曜日は関係ないでしょう。多くのアーティストが題材にして歌う日曜日。高田渡さんのアプローチは……正直で何気なくて、日常の中にある旅のよう。

断捨離が嫌いだ つながり、保ち、見守り、価値を見出すトキメキ

断捨離が嫌いだ つながり、保ち、見守り、価値を見出すトキメキ

断捨離が嫌いだ。そこにその物体がある歴史や背景に私はトキメく。価値がない不要物などない。己が成長変化しこれからその価値に気付く資源なのだ。断つな、つながれ。捨てるな、拾え。離すな、近寄ってみろ……(断捨離への理解不足による誤解かもしれないが)

歌ったり曲作ったりすること自体がSSWのペルソナの保証です。どうせならもっと色んな仮面をかぶってみたい。酒がうまいとか飯がうまいとかから、そんなん誰がわかんねんってやつまで。素顔がわからなくなるくらいにね!

何気ないことであっても、忘れないように。

夜明けのBEAT フジファブリック 煩悩の無酸素ダッシュ

夜明けのBEAT フジファブリック 煩悩の無酸素ダッシュ

モテキの疾走する森山さんを脳内反芻。キレッキレの轟音は街の喧騒と心臓の生理の重ね合わせ。埋め尽くすリズムのギターリフに無呼吸ダッシュを強いられる気分。サビボーカルのブルーノート最高。永遠にカッコ良い曲。

Yesterday The Beatles 昨日と今日に架ける梯子

Yesterday The Beatles 昨日と今日に架ける梯子

はっとするような音程の移ろいや響きの緩急。昨日と今日のはざまを揺らぎ、つなぐいつ聴いても世界の時事ネタであり続ける名曲、The Beatles『Yesterday』リスニングメモ。今さら? いえいえ、今から。何度でも。

哀しみの三角

哀しみの三角

何故にトライアングル哀しそう

アンチアンチラブソング

アンチアンチラブソング

積年のアイラブユーにアンチする歌手あらわれしそれにアンチす

たいくつ 井上陽水 望郷の哀歌

たいくつ 井上陽水 望郷の哀歌

井上陽水さんの歌に感じる「冷たさ」。現実の裏面を射抜く清涼感。等価交換の原則すら顔パスした絶対領域。鑑賞中だけは何者でもないことを赦され、歓迎される。「音楽=自己表現」への最たるカウンター。

朧月夜(唱歌) 倍賞千恵子の歌唱 霞の観念

朧月夜(唱歌) 倍賞千恵子の歌唱 霞の観念

2番の歌詞がおもしろいのは、「~も」で名詞を連ねきって、そのすべてが朧月夜に霞んでく風情を歌っている点です。「●●も××も△△も……すっかり日が落ちて霞んでしまうよ、おぼろ月夜」という意趣を感じます。昼間の陽光を反射した生きとし生けるもののテクスチャも、光の量が減って見えかたが変わるのです。

マーク・ボラン&T.レックスにはまる。最近作って録った曲がなんかちょっと『Get It On』っぽくて、作ったあとにレジェンドが気になり出す謎の順番。

春よ、来い 松任谷由実 のぞみとの距離

春よ、来い 松任谷由実 のぞみとの距離

松任谷由実さんの傑作『春よ、来い』はなんとなく「いまが春」のときに思い出したり聴きたくなったりする歌のように思うのですが、あらためて歌詞をながめてみると、まだどこかでうずくまっている春、記憶のなかにある美しかった春、これからやってくるべき春を思わせます。

似せようと意図したのではなく、自分が作った曲のサウンドが特定のアーティストを思い出させることがある。でも、そのアーティストを自分はまだそれほど聴き込んでいない。そういう順番で、そのアーティストが気になって聴き始めることがある。歪な順番かもしれない。