Bach Kantaten
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クレデンザ1926×78rpmの邂逅 #122~グレゴール・ピアティゴルスキー『コル・二ドライ』(1929)
前回、同時代にベルリン・フィルハーモニカーの首席チェロ奏者だったアーノルド・フォルデジーの『コル・二ドライ』(1926年)をアップした。
なので、もう一人の首席、世間的には「百万ドル・トリオ」(ハイフェッツ、ルービンシュタイン、ピアティゴルスキー ※初代チェロはエマヌエル・フォイアマン)で名高いグレゴール・ピアティゴルスキーの1929年録音の同曲を。
こちらはピアノに加え、オルガンも伴奏に入り
クレデンザ1926×78rpmの邂逅 #120~ヴァンデ・トゥオレク『カナリー』
デンマークのレーベル「POLYPHON」からヴァンデ・トゥオレク(Wandy Tworek, 1913 - 1990)のヴァイオリンで、ポリアキンの「カナリー」。
まず最初にお伝えしたいのは、私自身がヴァイオリンの奏法に明るくないので、このカナリアのさえずりを忠実に再現するような演奏が、実際はどんな技法で可能なのか?ヴァイオリニストの方でお分かりになる方がいたら、ぜひご教授いただきたい。
トゥ
シレナ1912×78rpmの邂逅 Vol.6~ジュール・マルネフ(チェロ)『舟歌』(1922)
パリ・オペラ座管弦楽団とコンセール・ラムルー管弦楽団のソロ首席奏者を務めていたジュール・マルネフによるオッフェンバックの歌劇『ホフマン物語』からおなじみの『舟歌』。
1922年1月22日にパリで録音されている。
少し時代が下がると、同じくフランスのチェリスト、アンドレ・レヴィが歌もののインスト編をオデオンに録音していたが、こちらのマルネフのチェロもフランスのノーブルさをたたえた秀演。
因みにカ
シレナ1912×78rpmの邂逅 Vol.3~F.Schubert ”Heidenroslein” D.257 Claire Dux(Soprano)
ドイツのソプラノ、クレア・デュックス(Claire Dux, 1885-1967)のシューベルト『野ばら』。
アコースティック録音。恐らく1923、4年頃か?
デュックスのバイオグラフィーを紐解くと、E.カルーソーと共演して『ラ・ボエーム』でミミを歌ったり、R.シュトラウスやT.ビーチャムなどに認められていたことが分かる。
個人的に「ソプラノだけど、メゾ音域に少しかかっている声」、例えばI.
シレナ1912×78rpmの邂逅 Vol.2~ハインリッヒ・グリュンフェルト 『ラルゴ ”オンブラ・マイ・フ”』(1909)
チェコ・プラハで生まれ、ベルリンで活躍したチェリスト、ハインリッヒ・グリュンフェルト(Heinrich Grünfeld, 1855年4月21日‐1931年8月26日)が、1909年5月9日に録音したヘンデルの「ラルゴ(オンブラ・マイ・フ)」。
グリュンフェルトは演奏だけでなく、作曲やチェロ用の編曲なども残し、ベルリン高等音楽院で教鞭も取っていたよう。
カザルスによる近代チェロ奏法が確立する前
Thank you to everyone and everything in 2022
今月になって千葉市から足繁く通っていただいて、「あたらくしあの話題の中心」となったNさん(86)がお帰りになって、今年の営業終了となりました。
いつもホットコーヒーを注文して、お供を吟味するNさん。
今日は席につくなり「コーヒーとワッフル(Nさんはどら焼きのことをこう呼ぶ)ください。」と。
「あんことカスタード、どちらにしましょうか?」と尋ねたら…..
「両方!」
それも5分で完食…。
2022年12月25日 実は一番嬉しかったこと
三遊亭朝橘年忘れ独演会@かふぇ あたらくしあ
12月25日「かふぇ あたらくしあ」が初めて開催する落語イベントが無事終了した。
私は今年3月まで静岡県のエフエムラジオ局「K-mix」に勤務していたサラリーマンだった。35年在職中のうち33年半を番組編成・制作畑で仕事をしていた。
まぁ、こういうケース=異動もなく、ひとところにずっとい続ける、というのは民放放送局では極めて稀なケースだが、私の場合
「相手の立場を考える」「身銭を切る」ということ
これはGoogleやPayPay、各グルメサイトでよく使っているあたらくしあの店内画像ベーシック版。
これをあるフリーペーパーに掲載していただくことになった。
販売・飲食業をやっているとそのエリアを回っている生命保険会社の営業さんが、休憩と営業を兼ねて来店することがある。
開店してからしばらくの間、大手D社の2年目の営業マンが足繫く通ってくれた。
時には同期の営業マンも連れてきてくれて、Go
クレデンザ1926×78rpmの邂逅 #118~ジェルメーヌ・セルネイ『ソルヴェイグの歌』(1943)
先日、ソプラノのマーサ・アンジェリチとのデュエットでバッハの『われは急ぐ』(カンタータ『イエスよ、汝わが魂よ』BWV78より)をご紹介したメゾ・ソプラノ、ジェルメーヌ・セルネイ。
彼女が歌ったグリーグの『ソルヴェイグの歌』(劇音楽『ペールギュント』より)。セルネイ33歳、1934年11月録音。
ジェルメーヌ・セルネイ(Germaine Cernay, 1900年4月28日 ル・アーヴル - 1