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シレナ1912×78rpmの邂逅

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東京・神田神保町のクラシック音楽カフェ「かふぇ あたらくしあ」に匿われている(!)、1912年帝政ロシア下ポーランドで生産されたSyrena(シレナ)ラッパ型蓄音機で、1924年…
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シレナ1912×78rpmの邂逅 Vol.18~フランセース・アルダ『ラ・マルセイエーズ』(1917…

いよいよ本日開幕🥳 🏃🏼‍♀️‍➡️🤼‍♂️🏋️‍♀️⛹🏻‍♀️🏊‍♀️🥇🥈🥉 今蓄音…

シレナ1912×78rpmの邂逅 Vol.17~モード・パウエル 『ホフマンの舟歌』(1914)

モード・パウエル(Maud Powell, 1867年8月22日 - 1920年1月8日)はアメリカにおいて初めて国…

シレナ1912×78rpmの邂逅Vol.16〜キャスリーン・パーロウ ドヴォルザーク『インディ…

キャスリーン・パーロウ(Kathleen Parlow, 1890年9月20日 - 1963年8月19日)はカナダ・カルガ…

シレナ1912×78rpmの邂逅 Vol.15~クレア・デュックス R.シュトラウス『明日』(1922…

クレア・デュックス(Claire Dux, 1885年8月2日–1967年10月8日)は、プロイセン王国のポーゼ…

シレナ1912×78rpmの邂逅 Vol.14~アーノルド・フォルデジー サラサーテ『ツィゴイネ…

ハンガリー・ブダペスト出身のチェリスト、アーノルド・フォルデジー(Arnold Földesy, 1882-…

シレナ1912×78rpmの邂逅 Vol.13~クレア・デュックス『ラルゴ~オンブラ・マイ・フ』…

クレア・デュックス(Claire Dux , 1885 – 1967)。 ちょっと仄暗いこのソプラノ・ヴォイス…

シレナ1912×78rpmの邂逅 Vol.12~マリア・イーヴォギュン『愛の喜び』(クライスラー)

コロラトゥーラ・ソプラノと一口に言っても、ただ技巧を誇るだけでない上品で気持ちが優しくなるDIVAが他にいるだろうか? 後年、E.シュヴァルツコップ、R.シュトライヒ、E.リアーという名だたるソプラノを育てた名教師でもあったハンガリー出身のマリア・イーヴォギュン(Maria Ivogün, 1891年11月18日 - 1987年10月3日)。 先日シェルマンアートワークスのインスタで(レーベルは違うけど)このレコードが紹介されていたので、うちの盤もシレナ蓄音機(1912年

シレナ1912×78rpmの邂逅 Vol.11~エルネティーネ・シューマン=ハインク『ローレライ…

エルネスティーネ・シューマン=ハインク(Ernestine Schumann-Heink, 1861年6月15日 - 1936年…

シレナ1912×78rpmの邂逅 Vol.10~イボリカ・ギャルファス 『ドリゴのセレナーデ』

イボリカ・ギャルファスは1901年にブダペストで生まれ、1986年にカナダで亡くなった女流ヴァイ…

シレナ1912×78rpmの邂逅 Vol.9〜ジャンヌ・ジェルヴィエ=レアーシュ『我 エウリディ…

ジャンヌ・ジェルヴィエ=レアーシュ(Jeanne Gerville-Réache, 1882‐1915)。 食中毒により32…

シレナ1912×78rpmの邂逅 Vol.8~ヤン・クーベリック『ピエロのセレナーデ』(1911)

ヤン・クーベリックが、1911年7月3日にロンドンでレコーディングしたA.ランデッガー(1832-191…

シレナ1912×78rpmの邂逅 Vol.7~ヨシュカ・シゲティ『アヴェ・マリア』(1911)

ヨシュカ・シゲティ(Joska Szigeti ヨゼフ・シゲティ, 1892年9月5日 - 1973年2月19日)が191…

シレナ1912×78rpmの邂逅 Vol.6~ジュール・マルネフ(チェロ)『舟歌』(1922)

パリ・オペラ座管弦楽団とコンセール・ラムルー管弦楽団のソロ首席奏者を務めていたジュール・…

シレナ1912×78rpmの邂逅 Vol.5〜マイヤー・ゴードン『スラヴ舞曲第2番』(1925)

ロンドンで主にBBCに関連する演奏活動を行っていた、という以外、詳細不明なヴァイオリニスト、マイヤー・ゴードン。 彼が1925年8月24日に録音したドヴォルザーク作曲(クライスラー編曲)の「スラヴ舞曲 ホ短調」作品46‐2。 おなじみの1曲のお馴染みのアレンジ。 テクニックだけでは語れない 実に味わいのある演奏。 c/wはヴィエニャフスキーの「スケルツォ・タランテラ」だが、この技巧を見せつけるためのような曲を、そう思わせないように弾こうとしているゴードンの姿がそこにある