マガジンのカバー画像

【その他の記事】

87
私がこれまでに、書きましたその他の記事のまとめとなっております。
運営しているクリエイター

2023年11月の記事一覧

【‘‘プライミング効果の力’’】

【‘‘プライミング効果の力’’】

プライミング効果について、たまたま調べてみると、プライミング効果はアウトプットにおいて、とても素晴らしい力を発揮させるものだということを知りました。
そもそもプライミング効果とは、先行する刺激の処理が後の刺激の処理を促進、または抑制する効果のことを指す意味であります。
プライミング効果は無意識的な処理によって行われるのが特徴であって、知覚的プライミング効果や意意味的プライミング効果で起こるものだと

もっとみる
【‘‘アンダーマイニング効果を活かす’’】

【‘‘アンダーマイニング効果を活かす’’】

最近、心理学関連の書籍を読むのにあたり、アンダーマイニング効果という言葉を知りました。
一般的に、アンダーマイニング効果というのは、達成感や満足感を得るために行っていたが報酬を受けた結果、報酬を受けることそのものが目的になってしまって、結果として本来の動機が失われてしまう心理状態のことを指す言葉であるようです。
アンダーマイニング効果の意味を知って、私自身も思い当たるところがあり、平日の仕事を頑張

もっとみる
【‘‘無謬性のドグマ’’】

【‘‘無謬性のドグマ’’】

無謬とは、間違いがないこと、誤りがないことを指す言葉なのだが、無謬性を持つことを意識していてもこの長い人生の中で何回も誤りをしてしまうことは当然のことのように思える。
何が正当なのか、異端なのかという議論よりもむしろ、正当や異端という定義を改めて考え直す必要性から始めなければ解決できる問題でもないと感じる。
本に記されたことも、映画の中の世界も、誰からかの忠告も、事柄全てが曖昧さがある。
曖昧なま

もっとみる
【‘‘まだ見ぬ、書き手の為の創作論’’】

【‘‘まだ見ぬ、書き手の為の創作論’’】

創作論というものを書くことに、私自身はやや抵抗感があります。
物事を論じるということは、エッセイや論文に任せるべきものだという認識があるので、ここでは雑文的なものとしてまとめたいという思いがあり、ここに記しています。
これから、何かを書こうと思っている方は誰かの記した文章を何度も読むことをオススメします。
記された文体、文章はその人の思いが詰まっていることは確かでありますし、文章からその書き手への

もっとみる
【‘‘創作に必要なものは、ふいに訪れるもの’’】

【‘‘創作に必要なものは、ふいに訪れるもの’’】

ものを書いていると、‘‘コレだ!’’と思う時があります。
コレというのは、創作に必要なヒントになるものを見つけた時であり、書いている時は夢中で書く手が止まらない場合、私はその瞬間を出来るだけ逃してしまわないように疲れるまで書き続けることが多いです。
コレに出会うまでが、早い時もあれば、なかなか探すまでに時間がかかってしまうこともありますが、最初の書き出しさえ書くことが出来れば、あとは自らの意志に身

もっとみる
【‘‘意欲的なアウトプット’’】

【‘‘意欲的なアウトプット’’】

インプットよりも、アウトプットを重点的に。
アウトプットを行う際は、自分の思考を整理整頓化
する為に目的意識を持って行っています。
頭の中にある漠然とある知識や経験を体系化することで、物事の判断力が明確化され、思考がクリアになることがアウトプットの良い点だと言っても過言ではありません。
インプットというと、読書や映画鑑賞、音楽を聴くこと、SNSでネットサーフィンをしたりなど、直接見たり、聞いたり、

もっとみる
【‘‘逆算の執筆’’】

【‘‘逆算の執筆’’】

書く上で、テーマやイメージ、アイデアというのは必要不可欠な存在であることはもちろんのこと、私の場合、書きたいものを逆算して書くことがあったりします。
逆算するというのは、書くものを初めから出来上がった形として、想像した上で書くということであります。
書くものが決まらないのに、出来上がったものを前提に書き始めるとはどういうことなのかというと、分かりやすい一例として挙げるのであれば読書感想文であります

もっとみる
【‘‘発想の転換’’】

【‘‘発想の転換’’】

ーマインドマップからリーキー・アテンション、発想の種子までについてー

物事を発想する為には、発想する方法というものが存在します。
私自身が好んで行っているやり方としては、‘‘マインドマップ’’が挙げられます。
マインドマップは、トニー・ブザンが提唱した発想ツールであり、頭の中にある思考を可視化させることが出来る思考法でもあります。
マインドマップの利点としては、情報の整理に関しては優れていて、ア

もっとみる
【‘‘揺らめく無調’’】

【‘‘揺らめく無調’’】

‘‘音楽を聴くこと’’は、日常生活の一部であり、私にとって気に入った音楽というのは何度も聴きながら、その音楽の歌詞やメロディが脳内で仕事やプライベートの時も関係なく流れるものだと定義しています。
クラシック音楽もたまに聴きますが、音楽史や音楽理論に触れる上で‘‘無調’’という言葉を知りました。
無調というのは、調性のシステムに基づかずに作られている音楽を 無調と呼んでいます。
一般的には、長調や短

もっとみる
【‘‘Circulation’’】

【‘‘Circulation’’】


Ⅰ.投影/『グレート・サークル』作品と書き手の存在が、ふと重なる時がある。
マギー・シプステッドが記した『グレート・サークル』という物語にはそのような性格があると感じられました。
グレート・サークルというワードに注目すると、その大円には二人の女性の姿、人生というものが照らし出されると考えられます。
物語の軸となる女性パイロットのマリアン・グレイヴスと若手女優のハドリー・バクスターの存在。
様々な

もっとみる