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ニンニクの持つポテンシャルについて真面目に考える~コロナも丑の日もニンニクで乗り切ろう

こんにちは、水無瀬あずさです。

昨日は締め日だったので請求書を発行したり何やかやしていたのですが、後半が旅行+コロナ罹患で仕事量を抑えてしまったため、8月の収入激減が確定です。スンッ。副業だから大きな問題はないけど、これを本業にしていたら爆死寸前だった。フリーランスって自由度が高くて素晴らしい働き方ですが、体調を崩すといろいろ終わるなってことを改めて感じましたね。ちなみに本業のエンジニア業は、コロナにかかったけど有休を使ったので影響なし。とにもかくにも健康第一ってことです。

そういうわけで、久々にWebライターとして新規案件に応募してみました。その案件と言うのが、「生活」をテーマにしたコラム記事。応募要項には「生活に関するトピックをブログなどで日常的に公開している人は教えてください」とあって、自分のnoteの記事をいくつか参考として挙げました。そこで、ふと。「あれ?最近生活系の記事って全然書いていないな」と気づきました。最近の記事と言ったら、データサイエンスとか「Garten of Banban」とかばっかり。偏ってんな。

そこで今回、生活系の記事を書くべくネタを探しました。そして思いついたのが「ニンニクについて」というテーマ。ニンニクだけで3000字書ける?という、ある意味チャレンジ企画であります。いや余裕で書ける

我が家と言えばニンニク、ニンニクといえば我が家。ニンニクは水無瀬家と切っても切れない関係なのです。ありがとうニンニク。そんな素晴らしいニンニク、昨今のマンガの吸血鬼には効かないニンニク、臭いけど美味しいニンニクの魅力を、ただただあなたに真面目に伝えたい。この時点ですでに「ニンニク」というワードが飽和状態ですが、気にせず最後までお付き合いくださいませ。


コロナ罹患の反省「ニンニク不足」

コロナ罹患の病み上がり一家となった我が家。熱とか倦怠感はすっかり無くなったのですが、いまだに咳が残っていてゴホゴホしています。暑いのに外に出るときはマスクが手放せないの地味につらい・・・。これが俗にいうコロナ後遺症ってやつかなと思いつつ、私って滅多に風邪をひかないかわりに、たまにかかるとずるずるしつこく咳が残るタチなので、いつもの風邪とそこまで変わらないなとも思ったり。とりあえず、咳のし過ぎで日々腹筋が痛いです。湿布をプリーズ。

そんな体力が低下した時に元気が出る食べ物といえばなんでしょう?うなぎ?うめぼし?レバー?アリナミン?NO!答えはニンニクだよ!!我が家は、というか私は、1週間にニンニク2~3玉をまるっと使い切るほどのニンニクLOVERでして、ニンニクのおかげでかれこれ3年ほど病気知らずだったのです。コロナのせいで記録は破られたが、ニンニクが世界の健康を救うことは間違いないんだ!

そもそもコロナに罹患したのは、家族旅行で出かけた神戸・大阪がすさまじい人ごみだったからであって、ある意味不可抗力だったと言えます。あれを避けるのはおそらく難しかっただろう。

とはいえ、今回の旅行に関して、我が家では大きな反省点がありました。それは、「旅行中ニンニクをまったく食べなかったこと」です。洋風たこやきに少しだけガーリックが乗っていましたが、そんなのほぼ摂取していないのと同義。総括として、「コロナに罹患した原因はニンニク不足である」と結論付けました。旅行中にニンニクを食べまくっていたら、もしかしたらそもそも罹患しなかったかもしれない。ああニンニクあなたは何処へ。

ニンニクの持つポテンシャル

さてここで、偉大なるニンニクの基本情報についておさらいしておきましょう。そもそもニンニクとは。

ニンニクは、ヒガンバナ科ネギ属の多年草。香りが強く、強壮・スタミナ増進作用があると信じられているため、球根(鱗茎)を香辛料などとして食用にするほか、茎も「ニンニクの芽」(トウ)と呼ばれて野菜として調理される。強烈な風味を持つことから、肉食の習慣がある地域で、肉類と併用しくさみを消す食材、香辛料として普及している。

引用元:Wikipedia

ニンニクの主要成分は、ビタミンB1、ビタミンB6、独特のニンニク臭を出すアリシン、カロテン、リンです。そしてニンニクのパワーの素となっている成分がスコルジニン。1936年に小湊潔博士が発見したんだとか。日本人すげー!
※参考:にんにくに含まれる栄養成分とは?|株式会社岡崎屋

日本語の「にんにく」の語源は諸説あるようですが、やはり特徴的な香りが由来となっているようです。

ガーリック(英名)は、その葉の形状からアングロサクソン語で槍(ger),辛い味(leak)の意味です。
日本名のニンニクの語源ですが、二つの有力説があります。一つは、その強い匂いからきたという説で、ニホヒニクム(匂悪・匂憎)が縮まってニンニクになったとするものです。またカニホヒニク(香匂憎)からという説もあります。
もうひとつは、がまん(忍辱)という仏教用語から出たとするもので、こちらが通説になっているようです。健康維持のために臭気を堪え忍んで食べると言う意味です。

引用元:にんにくの歴史や発祥は?実は古代エジプト時代からあった!?|株式会社岡崎屋

さて、そんなニンニクの歴史は古く、遡ること約6,000年前の古代エジプト王の墓からニンニクの粘土模型が9個発見されているんだそうです。さらに有名なツタンカーメン王の墓(紀元前1300年頃)からも、乾燥したニンニクの球根が6個発見されています。ギリシャの歴史家ヘロドトスは著書『エジプト記』のなかで、「ピラミッド建設に従事した労働者が大量のにんにく、タマネギ、ラディッシュを食し、これらを購入するために高額の銀が支払われた」と記しており、ニンニクが古来から力の源として重宝されてきたことが分かります。すごいぞニンニク!
※参考:にんにくの歴史|にんにく大辞典

日本では「古事記」「日本書紀」の神話時代からニンニクが登場。有名なヤマトタケル(倭建命)は、東国を平定した帰途に足柄山の坂本で食事をしているとき、坂の神が白鹿に化けて来たので、食べかけのニンニクを投げて打ち殺したとする記載があります。これは別にニンニクパワーではないけど、神の鹿を殺せるほど固いってことか。ありがとうニンニク(謎)。
※参考:ニンニクを科学する|湧永製薬株式会社

コロナ禍で変化したニンニク摂取量

新型コロナ禍で外出自粛を余儀なくされたことは記憶に新しいですが、マスク生活とリモートワークの普及によってニンニク市場は活気づいているようです。

かくいう我が家も、今ほどニンニクを食べるようになったのはリモートワークになってからでした。オフィスへ通勤するとなるとニンニクって食べづらいけど、家で働くならいくらでも食べれちゃう。お昼ご飯でだって食べれちゃう。ありがとうリモートワーク!!子どもたちは学校でたぶん臭いだろうけど、それは何かごめん諦めてくれ(ひどい)。

農業経営のプラットフォーム「アグリウェブ」の調査によると、コロナ禍を経てニンニク市場は拡大を続けています。料理に手軽に使えるチューブタイプ商品を中心とした調味料では2020年1-10月期で前年比134%、生鮮野菜の野菜としても2020年4-9月期で前年比124.0%。昼食メニューとしてはペペロンチーノの出現回数が増えたとのことです。

リモートワークのみんな、もっと気兼ねなくニンニクを食べようぜ!ちなみにここで3000字超え。

バズレシピとニンニク

バズレシピとは、料理研究家リュウジさん考案の簡単においしく作れる家庭料理レシピです。

基本的にポジティブ思考極まりない私ですが、コロナ禍でリモートワークになり、外出自粛で外食もままならなかった頃、「自分の作る料理がおいしくない」「自分の料理を食べたくない」と嫌になった時期がありました。そんなとき、たまたまTwitterで「フライパンで作る塩釜焼」というレシピを発見。普段は料理動画を見てもまったく興味がわかないのに、この時ばかりはなぜか「なにこれ作ってみたい!」と思ったんですよね。で次男と一緒に作ったところ、家族からは大好評で、作った私もとても楽しく、「そうか料理って楽しかったんだ!」と改めて気づき、毎日しっかり料理を作るようになったというわけです。詳細は過去記事で書いたので、そちらを参照してください。

つまりリュウジさんは私にとって恩人なのです。ちょっと動画ではいつもへべれけだけど、それも含めて神です。ありがとうリュウジさん!!

我が家ではすっかりバズレシピを視聴しながら料理を作るのが定番となっていて、食事の時に子どもたちは必ず「今日はどれがバズレシピ?」と聞いてきます。そしてそれはすなわち、「どれにたくさんニンニクが入っているの?」と質問されたと同義。バズレシピはニンニクを使うシーンが非常に多いんです!

私はバズレシピを始めるまで、ニンニクってチューブ調味料しか買ったことがありませんでした。生ニンニクって買ってもちょっとしか使わないから絶対残るし・・・と敬遠していましたが、バズレシピを作っていたらニンニクが驚くほど減っていくのです。すごい、あっというまに使い切っちゃう!いまでは生ニンニクは冷蔵庫の常備品となりました。

長男の大好物トマトのマリネがこちら。ニンニクたっぷりだよ。

個人的にね、子どもたちの大好物がYoutubeに上がっているって素晴らしいことだと思うんですよ。将来的に子どもたちに彼女ができて、「おふくろの味」ってやつを彼女に作って欲しい!って思ったとき、Youtubeを見ればいつでも作れるってことです。すごくない??

バズレシピを作り始めてから、つまりリモートワークを始めてから今回のコロナに罹患するまでの3年間、我が家は病気知らずでした。たまに子どもたちが1日だけとか体調を崩すことがあったかな・・・くらい。病院なんて久しく行っていません。もちろん、リモートになって生活が健全化した(移動時間がなくなりストレスがなくなった、ヨガを始めた、栄養バランスの良い食事を採るようになった)っていうのは大きな要因なのですが、ニンニクパワーが我が家の健康に大きく貢献したことは間違いないでしょう。素晴らしいぞニンニク。

「おかあさんといっしょ」に「すごいぞ!じゃがいも」という歌があるんですが、いやニンニクのことをリスペクトした歌があっていいんじゃないの?って思って調べてみたら、大好きな打首獄門同好会の歌に「ニンニクは正義」ってのがありました。うーんさすがだ打首さん大好き。

結び:ニンニクと乳酸菌は神

ニンニクのことだけで3000字書けるかな!?チャレンジはぶじ成功です。誰も得をしないチャレンジでしたが、割といろいろなことを調べられて、地味に勉強になったなあと言う感じ。ニンニクに関する学びはこれからも続けていきたいと思います。

私はニンニクともう1つ信じている食品があって、それが乳酸菌です。腸内環境だけじゃなく体全体の健康も守ってくれているたぶんきっとね!だからニンニクと乳酸菌さえあれば、だいたいの健康は守れると信じています。長男に「んなアホな」と言われたけど、いやわりとマジだから!

そういえば先日7/30は土用の丑の日でしたね。土用の丑の日は、エレキテルで有名な平賀源内さんが流行らせた広告のキャッチコピーと言われています。もともとは「丑の日」に身体に良い「う」のつく食べ物を食べるという風習があったんだそうで、うなぎのほかに、梅干し、うどん、ウリなんかでもいいらしいです。まあニンニクには「う」が付かないけど、夏バテが心配なこの時期、ウナギより手ごろに取れるニンニクと乳酸菌を取ればいいと思う次第ですよ。どうしても無理なら、そこはもうアリナミンだ!


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