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なつやすみ大作戦!~思い付きで鎌倉散策に行ってきた話

こんにちわ、OgAzです。夏休みが!終わりましたあああ!(歓喜)

何だかんだであっという間に過ぎた夏休みでしたが、「夏休み最後の土日、どうする!?」となったとき、花でも愛でてのんびり過ごしたいと思いました。今の時期だと向日葵は・・・もう枯れているかな?って感じですが、先週がドタバタ珍道中だったことを考えると妥当じゃないかと思うのですよ。

なのにな~の~に~♪ドライブに出かけて思い付きで鎌倉に行ったら、毎週楽しみにしている大河ドラマ『鎌倉殿の十三人』の舞台ということもあり、なんだかワクワクしちゃって、気づけば普通に散策していたというわけで。汗だくですわ。のんびり花をめでる計画はいずこへ?

ということで、夏休み最後の晴れ晴れとした土曜日、今盛り上がっている鎌倉をちょっとだけ歩いた記録です。

「スマホ見ながら歩くな」

見知らぬ土地でも、スマホさえあれば大丈夫。Google検索すればマップが出てくるので、簡単に目的地までの経路検索ができます。これ、Googleの「Googleビジネスプロフィール」と呼ばれる機能。もともとは「Googleマイビジネス」という名前でしたが、2021年ごろに名前を変更、よりビジネスツールとして使いやすいよう機能が充実して生まれ変わりました。Google検索するとビジネス情報がSEOより上位に表示されるだけでなく、Googleマップと連動した「経路検索」ができるのがポイント。昨今ではSEOとともにMEO(Map Engine Optimization=地図最適化)が重視されており、「近くのお店にいかにアクセスしやすくするか」が集客と売上アップの鍵を握っているのです。

とかいう話を、つい先日のWebライター副業で書いたなあと思ったので、一応書いておきます。私には何ら役に立たない知識であります。お店をやっている方などはご参考にされてください。「ビジネスオーナー」にならないとユーザーとのコミュニケーション手段が限られるので損なんだそうですよ。

それはさておき、鎌倉駅から少し離れた「鎌倉宮」前のコインパーキングで車を停めて、散策開始です。と、夫がスマホでナビを確認しながら目的地を目指しておりますと、あちこちで見かけるハンドメイド感あふれる看板がこちら。

怒りがにじみ出ている

今では観光地あるあるなのかもしれません。「スマホを見ながら歩いてはいけません」と子どもに教えておきながら、大人はスマホを片手に歩く矛盾。言い分ごもっともです。夫には前方をくれぐれも注意してもらいながら歩きました。

ところで手打ちそば処「鎌倉武士」が気になりました。武士が蕎麦を打つのでしょうか。

フォントがなんかこう、強い

よく知らなかった「鎌倉宮」を知る

タイトルの通りですごめんなさい。駐車場のすぐ近くに合ったので、よくわからないながらも参拝したのが「鎌倉宮」。ちょうど結婚式をしていて、全然知らない人ながら心の中で「オメデトー!!」と拍手をしました。新郎さんが外国人の方っぽかったです。良いもの見れた。

本殿手前の手を洗うところ?には、なんだかかわいらしい獅子が並べられていました。

みんなこっち見てる

何事かと思っていましたが、調べてみたら、お守りみたいです。

鎌倉宮の代表的な御守りといえば「獅子頭守」
御祭神護良親王が、ご自分の兜の中に入れて出陣したという由緒があり、鎌倉宮で一番人気のある御守りです。

公式ホームページより引用

御祭神護良親王は、後醍醐天皇の皇子で鎌倉幕府を倒し建武の新政を行った人物。やったなー歴史でなんかやったなー。新政権樹立後、足利尊氏と対立して幽閉され、のちに殺害されてしまったようですが、明治天皇がその功績をたたえて立てたのが「鎌倉宮」なんだとか。いろいろ分かると面白いものですね。そういえば本殿前にはノートが置かれていたのですが、

ファンレター・・・だと・・・?

なんかこう、ポップな感じの、キャッチ―な感じの大学ノートがありました。ちょっと興味をそそられて中を覗いてみたら「成仏してください」とか「お金ください」とか書かれていて、全員怒られてしまえと思いました。いや、心の広い護良親王は怒らずに見守っていてくださるのだろうか。

「永福寺」と書いて「ようふくじ」

なかなかどうしてすごい山道を進みます。カブトムシ・クワガタムシが山ほどいそうな山です。横浜では蝉の声も元気がなくなっていたのですが、ここは現役バリバリって感じの、降り注ぐような蝉しぐれ。

虫を探しまくる男ども

進んだ先に、「鎌倉殿の十三人」の歴史紀行で紹介されていた、史跡「永福寺」跡があります。「えいふくじ」と読むかとおもいきや、「ようふくじ」なんだそう。ほへー。

源頼朝が、奥州藤原氏を滅ぼした供養をするために建てたとされるお寺で、弟・源義経の冥福も同じく祈ったとされているそうです。菅田くん、最後までいい演技だったよね!永福寺は二階建ての仏堂だったことから「二階堂」とも呼ばれたそうで、そのあたり一帯の地名も「二階堂」でした。二階堂って名前、超カッコいいよねとか中二病的なことを思いました。生まれ変わったら二階堂さんの家に生まれたい。

実際の永福寺はなく、あくまで「跡」なので広い広場があるだけです。建物の基壇や苑池などが復元されており、驚くべきことに「AR永福寺」なるアプリを入れるとARで建物の様子を見ることができます。夫が入れてみていました。

AR・・・

広い敷地内に悠々とトンボが飛翔しておりました。カメラが趣味の長男がギンヤンマを発見してすごい勢いで追いかけていましたが、追い付くわけはなかったのでした。「くそー止まってくれたら写真撮れるのに!」と悔しがっておりました。あほや。

頼朝の墓は階段の上

住宅街を抜け、今度は頼朝の墓を見に行きます。近くには主役・北条義時の墓もあるそうです。長男は小6の修学旅行(の代わりの日帰り旅行)で頼朝の墓に行ったそうですが、私は初。住宅街の中にひっそりとある「史跡法華寺跡」に、頼朝の墓があるそうです。

階段を上るのか・・・イヤだなイヤだな
暑くて読む元気がなかった説明書き

階段手前には「白旗神社」があります。頼朝の持仏を祀るために建てられた神社で(ドラマで頼朝が烏帽子に隠し持っていたやつ?)、亡くなった後は廟所としたということらしいです。「白旗」ってなんか、あんまり縁起が良くないような気がしますけどね。

趣ある小さな神社でした

階段を上り、上り、上ると(大した段数ではなかったが)、頼朝のお墓がたたずんでいました。

木陰が涼しくありがたかった

なんだかしんみりとした気分になり、手を合わせておきました。とにかく暑くて。階段がしんどかったし、とにかく暑くて!ちゃんと見れなかったので、秋とか涼しくなったらまた行きたいです。

頼朝と義時はセット扱いなのか?
セミ、そこはあかん

ちかくに北条義時のお墓もあったようですが、力尽きました。でもせっかくだから行っておいたら良かったなと後悔。市のホームページによると、AR北条義時法華堂なるアプリでなんか見れたらしいです。なにそれなにそれ、超気になるんですけど!!

因縁の鶴岡八幡宮

我が町ヨコハマから鎌倉までは、1時間弱、ドライブにちょうどいい距離です。今日どこ行く?となったときに候補地に挙がるくらいにはよく行っている場所。子どもたちがまだ小さかった頃、年明け早々(1月3日くらい?)にドライブに出かけるべく「どこ行く?」「あ、鶴岡八幡宮に初もうででも行く?」というノリで出かけたことがありました。そこで遭遇したのは、すさまじい数の参拝客の波!みんな正月早々何をそんなに祈ることがあるのか(お前もな)。参拝を終えたころにはヘロヘロで、夫と「正月前後の鶴岡八幡宮はキケン」という共通認識を持ったものです。

そんな鶴岡八幡宮。初もうでの時期でもないので、ついでに行ってみるかということで歩いてお参り。骨董市?をやっていて、通りも非常に賑やかでした。暑くて溶けそうでしたが・・・。

階段を頑張って上る次男「ちびた」
狛犬さんもマスク!
境内には浴衣のお姉さんたちがたくさんいました

結び

大学では歴史を専攻していましたが、古代史専門だったので鎌倉時代には疎いのです。今回は大河ドラマを見ていたというご縁もあり、興味深く見ることができて楽しかったです。鎌倉と言えば春の桜と秋の紅葉が美しくて有名。毎年紅葉狩りに源氏山公園に行っているので、今年もぜひ行って、また「鎌倉殿」の史跡をめぐってみたいなと思いました。

夏休み最後の土曜日、もっと優雅に穏やかに過ごす予定が、思いがけず汗だくでぐったりして終わりました。でもまあ、これも私らしくていいかなって感じです。夫には「絶対海に行くべきだったと思う」とか言われましたけどね。まあ、そんなこともあるさ。

ちょっとした発見があちこちに散りばめられている鎌倉。ぜひ一度足を運んでみてはいかがでしょうか?

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