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思春期男子との距離感について考える〜ライターの取材で中1の長男とランチに出かけた話

こんにちは、OgAzです。2023年が始まって早1ヶ月半が経過したという驚愕の事実。きっと1年なんてあっという間に終わるんだろうな。

2/11で、私たち夫婦はめでたく結婚17年目に突入しました。「よくもまあ毎日顔を突き合わせて飽きないよね」などとお互い笑いあった次第です。私が夫と結婚しようと思えたのは、付き合っているときに「この人と一緒に過ごしている10年後の姿が想像できる」と思ったからでした。「結婚は墓場」、若い人は結婚に対してネガティブなイメージが強いようですが、損得なく心を預けられる相手がいるって本当に幸せなことだと思うんですよ。いいもんですよ、結婚。あ、ノロケです。

それはさておき。Webライターの仕事で、地域のグルメスポットを毎月1件紹介するというものがあり、期末テストが終わったばかりの長男と二人で取材がてらランチに行ってきました。「思春期の息子って母親と出かけるのアリなん?」という疑問を抱きつつ、長男と二人の時間って最近なかなか作れないので、とても楽しいランチタイムを過ごすことができました。

幼少期とは異なり、思春期の、しかも男子との距離感って大人としてはなかなか考えてしまうものがありませんか。私はめっちゃ考えるのです。ウザいと思われたくないじゃん。ということで今回は、思春期の息子との付き合い方とか距離感についてちょっと考えてみたいと思います。

Webライター近況

IT系記事を継続で執筆依頼いただいている企業さんから、「ChatGPTについて記事書けませんか?」とご相談をいただきました。初めての試みを私に打診してくれるなんて、こんな幸せなことはありません。二つ返事でOKを出しました。

ChatGPT、夫が使っているのを横で見ることはありましたが、自分では触ったことがありません。でもこれだけ話題に上がってるし、いい機会だしやってみたいと思いまして。で、記事にかこつけて、いろいろと遊んで検証してみています。なかなか斜め上の返事をくれるので面白い。

桃太郎の話について質問してみる:

ChatGPTからの回答

「動物たちを殺して皮を剥ぎ、肉を食べるなどの残酷な描写」ってどこのことを言っているのか果たして謎ですが、思ったよりちゃんと分析してくれています。さらに食い下がってみる。鬼だけが本当に悪いのか?という質問:

ChatGPTからの回答

「鬼にも言い分はあると思うけど、物語の流れ的に必要だったんだよ」というなんともオトナな回答をもらいました。なかなかやるな。最後にムチャブリで物語を作ってもらいました:

ChatGPTからの回答

まさかの展開にびっくり。もっといろいろな質問をぶつけてみたいですね。執筆に十分な情報は集まりましたが、今後も引き続き遊び調査を続けて行こうと思います。

基本的な内容をまとめたくて、夫のブログを間借りして記事を1本書いてみました。

そういえば先日、Web3についてもちょろっと勉強して記事を書いたのでした。NFTについて。

こちらは仕事とは別で、勉強のために継続していろいろ投稿していく予定です。本当は自分のメディアを持てるようになったほうがいいんだろうけどなあ・・・

「YOKOHAMA LIFE」の執筆

副業Webライターとしてクラウドワークスでひっそりと仕事を初めてすぐの頃から、「YOKOHAMA LIFE」というサイトで毎月1件の執筆をしています。内容は、地域のおすすめスポット紹介。私は居住区である都筑区が担当です。

中1の長男は学校に部活、地域活動でなにかと忙しそうなので、小5の次男「ちびた」を誘って取材に出かけるようにしていました。こちらは先月の記事。

一応気を使ったつもりだったのですが、長男が「えーいいなあ。俺も行きたかった!」とか毎回怒るのです。中1男子なんて母親と一緒に出かけるの嫌がるんじゃないの・・・?今どきの男子は大学生でもお母さんと買い物に出かけるとか聞くし、もはや私の考え方は時代錯誤なんですかね。よくわからん。「じゃあ毎月どちらかと取材に行くようにするね」と約束し、長男・次男それぞれと取材に出かけることにしました。

取材の時間を捻出するのに苦労しているもので、「そろそろこの仕事はやめようかな」と毎回思っていたのですが、こんなに子どもたちが取材に行くのを楽しみにしてくれているなら、もう少し続けてもいいかなと思っている今日このごろです。

中1長男と取材ランチへ

ということで今月は長男と出かける番。ちょうど期末テストが2/17(金)までだったので、テストが終わって帰ってきたら一緒にランチに行こうと誘いました。次男はピザやパスタなどのイタリアンが好きなのに対し、長男は米LOVEの肉食系。なので今回は、定食系のお店を探して予約しました。

お店の詳細は次回記事が公開されてからになりますが、慶事などでも利用できる格式あるお店で、今回取材ということだったからか個室に通されました。庭園が見えてちょっとリッチな気分。嬉しくなってビールも飲んでしまいました。

平日昼間に飲むビールは格別

私が「ビール飲みたくなるわ~」って言ったら、長男が「飲めばいいじゃん、どうせいつも飲んでるんだし」と言ってくれたからです。教育の賜物であります。大人になったら一緒に飲んでくれるかなあ。

料理は、長男が刺身天ぷら定食、私が焼き魚定食でした。なかなかボリューミーで、食べ盛り育ち盛りの長男をして「満腹」と言わしめる量でした。美味しかった!

天ぷらは揚げたてでサクサク、刺身も新鮮でした!

「せっかくだからデザートも食べようよ」というので、三種盛りデザートも頼んでみました。もはやコストオーバーだが、この先いつまでこんなふうに出かけられるか分からないしね。プライスレスってことで。

長男いわく「甘さ控えめ」

大人になったとき、「お母さんと一緒に取材でご飯食べに行ったよね」と懐かしく思い出してくれたら嬉しいなと思います。どうしよう、ハタチすぎても一緒に行きたいとか言われたら。

思春期男子との適度な距離感

我が家の息子たち、思春期で反抗期ではありますが、毎日いろいろな話をしてくれます。中学校のママさんのなかには「うちの子、私に口も聞いてくれないのよ~」なんて言っている人もいたので、我が息子たちはたぶんよく喋ってくれるほうなんじゃないかと思います。嬉しいことだ。

振り返ってみるに、子どもと親の距離感ってひとえに幼少期からの継続的な関わり方が大きいと思うんですよね。私は自分の両親がかなり厳格で、「子どもは親の言うことを聞いて当たり前」「親の言うことはすべて正しい」「親に口答えなんてもってのほか」というような育てられ方をしました(なのにどうして私がこんな反抗的性格になってしまったのかは永遠の謎)。

子どもの頃の私にとって、親とは「理不尽なことを言ってくる存在」。とりあえずハイハイということは聞くけど、内心で「オトナがどれほど偉いのか」と思っていました。ということで、当然なにかと反抗します。学校のこととかも面倒くさかったのであまり喋りませんでした。

自分がそんなふうに育ったので、私と我が子たちは「対等な関係」でありたいと望みました。親子は決して上下の関係ではない。ビジネスにおいて、Z世代と正しく付き合うためには、「報連相」ではなく「ザッソウ」が大切なんだそうです。ザッソウとは、雑談・相談。ホウレンソウは上下関係の中で必要なコミュニケーションだが、Z世代はヨコの関係を好むからなんだそう。今日び、親子関係においてもそのほうがうまくいくんじゃないかと思います。


大人の言うことが必ずしも正しい訳ではない。鵜呑みにせずに、自分でちゃんと考えて判断する力を身に着けてほしいと思いました。だから学校のことなどで相談されたときは、「私はこう思うけど、最終的には自分でちゃんと考えて結論を出しなさい」と常々言ってきました。小さい頃はなかなか難しかったようですが、高学年になるにつれて子どもたちは「自分で考える」習慣を身に着けられるようになってきたと思います。

仲良しの秘訣は「家族会議」

我が家はかつて、毎週「家族会議」を開催して家族間の問題を共有してきたという経緯があります。

今でこそ辞めてしまいましたが、あの頃の経験が家族の中で今も生き続けていると感じています。大切なことは言葉にしないと分からない。家族だってどれほど親しい間柄だって、他人同士は伝える努力をすることが大切ですね。たくさん話すことで問題や課題を発見し、ときに解決できるようになる。コミュニケーションって、その連続なんだよなとしみじみ感じます。

家族会議の影響かどうかわかりませんが、私たち親子はお互いが適度な距離感を保ててている気がしています。むしろちょっとマザコン気味では?と心配になることもあるほどで・・・。この先まだまだ思春期は続くので、今後彼らとの関係性がどうかはわかりません。でも、今こうやって仲がいい距離を保てていることは確かで、この経験が将来いいように働いてくれるといいなと心から願っています。これからも、「子どもだから」と意見を封じることなく、親子で常に対等に話せる関係でいたいなあ。

結び

昔より今のほうが子どもたちに関する問題は多いですが、昔よりも今のほうがずっとずっといい関係性で、適度な距離感を保てていると思えるのはとても嬉しいことです。とくに男子はいつか親元を離れていってしまうものなので、今この瞬間を全力で楽しんで思い出として残していきたいと思います。そして私がもっとずっと年を取ったときに、ふとした瞬間に「ああ幸せだったなあ」と思い出すのが、今のこの時間であればいい。きっとそれこそが真の「豊かな人生」だと思うから。人生山あり谷ありですが、当たり前の毎日を当たり前に笑って過ごしていきたいですね。

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