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短歌201409葡萄の実
擡げればぽたぽた落ちる葡萄の実離れる時はこのやうでよい
短歌201106長崎にて
長崎を旅したときの歌です。
・有明の景を分けたる堰遙か空の灰色海の灰色
・爆心地木々蒼黒を深くして語り人囲む制服の子ら
・名を知らぬ黄の花群の道入らば絵本の並ぶ館ありけり
(花群…はなむら)
・花でいご花殻の乱れ落ちざまに恋が傾き始める予感
短歌/俳句201108 出雲と松江の旅
2011/8月(松江にて)
八雲立つ出雲の方の湖の上に混沌ゆ日の階下りぬ
※方(かた)湖(うみ)上に(へに)読みは(えに) 階(きざはし)下り(おり)
すいません。読みの指定が多くて💦笑
(出雲にて)
十九社ゆ涼風の来て和まれり
※十九社(じふくしゃ)読みは(じゅうくしゃ)出雲大社に集まってくる神々の宿舎となる細長い社のこと。
※ 和まる(のどまる)