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春だけの楽しみ 「ふき」 メドレー

旬をいただくって、本当に贅沢なこと…

春野菜って、寒い冬を耐え抜いて旬を迎える。
だから、栄養がたっぷりなんです。

不思議と癖になるほろ苦さも、
春を象徴する味。

ああ、また季節が巡ってきたなあ… と
あたたかい空気や香りとともに、幸せな気持ちにもなる。

今回は、春野菜の定番「山菜」であるふきを使って
おいしいしあわせを共有します◯

ふきの下処理って、難しい…
そんなふうに思ってるあなたに伝えたい。

意外に簡単でシンプル。
その先の美味しさと触れ合うと、また今年も作ろうって思うはず。


今回は
① ふきの下処理
② ふきレシピ

そんなふきメドレーで、お送りします。




・ ふきの下処理(あく抜き)

◆ 材 料
・ふき  1束
・塩   大さじ1

1.フライパンの長さにふきを切り、
  まな板の上で塩をふって板ずりをする。


2.フライパンに水を沸かし
  塩がついたままのふきを入れて茹でる。

 (ゆで時間目安)
  太い茎→5分ほど
  細い茎→3分ほど


 
3.冷水にとる。



4.皮の端を2cmほど一周むいて、
  それをまとめて持って、引っ張ってむく。
  


5.保存容器にふきを入れて、水を注ぐ。

毎日水を取り替えて、清潔にしておくと、
5日ほどもちます。

おひたし、煮物、きんぴら、炊き込みごはん....
いろんな春の味を楽しんでくださいね。

私がおすすめのお料理は「ポトフ」
レシピもご紹介しますね!



・ ほっこり温まる「山菜ポトフ」


◆ 材 料(2人分)
・鶏手羽先   4本
・ふき(水煮) 40cmくらい
・新じゃがいも 2個
A昆布     5g
A水      600mL
・塩      小さじ1/2
・柚子胡椒   適量
・油      大さじ1/2


◆ 下準備
・新じゃがいもは、半分に切る。
・ふきは、5cm長さに切る。

1.鍋に油を入れて中火にかけて鶏手羽先を入れ、
  塩ひとつまみ(分量外)をふって両面を焼く。



2.ふき、新じゃがいも、【A】を入れて
  沸騰したらアクを取り除く。
  フタをして弱めの中火で15分煮る。

ホーロー鍋などの場合は、
少し隙間を空けておくほうが◎



3.塩で味を調える。



4.スープ皿に盛り、柚子胡椒を添える。

柚子胡椒をスープで溶きながら、どうぞ。




ほっこり優しい
身体に染みわたる旬ポトフ。
 
スープは素材から出る旨みで、
味つけは塩のみ。
 
鶏、昆布の澄んだスープに、
ふきのほろ苦さ、ほくほくの新じゃが....
 
こんなにシンプルなのに、
旨みがぎゅぎゅ〜っと詰まっていて
素材からの旨みの可能性に驚くと思います!


旬を楽しむって、本当に贅沢に感じる。
そして、心も豊かにしてくれると思うんです…

ぜひ、この記事に出会ってくれた方々も
食とともに季節や暮らしを楽しんでくださいね ◯




#創作大賞2023 #オールカテゴリ部門


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