マガジンのカバー画像

自動筆記シリーズ

83
自動筆記したものをここに入れていきます。 人は何故生きるのかなど。 もう無理ぽから生まれた言葉たち
運営しているクリエイター

#自分探し

イッツ・ショータイム

イッツ・ショータイム

大学を出てそれほど経たない頃。

女優になりたいと思った事があった。

思っただけで特に行動もしなかったから、もちろんなっていない訳だけれど、何故か演技には絶大な自信があった。

女優という職業には、主役以外の役割も必要だから、特別な美人ではなくても、なれると思った。

今思えば、

息をするように、「理想の私像」を演じながら生きて来ていたから、台本に即したお芝居だってチョロいと思っていたのかもし

もっとみる
キラキラコーティング

キラキラコーティング

SNSを見ていると

キラキラ臭

がする投稿がある。

(*´ω`*)え?

ですよね。キラキラ臭とはなんぞ?

例えば、美味しい美しいパフェを食べたよ

という書き込みがあるとする。

(✽ ゚д゚ ✽)わあ、素敵!! 食べてみたい!

と思う書き込みがある傍ら、

(*´ω`*)···ん?

と思う書き込みがたまにある。

これは本当にニュアンスの問題なので、具体的にどう、という事でもなくて

もっとみる

体型と向き合う

このタイトルを見て、苦々しい表情をしながらここを開いたダイエット中の方は居るだろうか。

昭和の時代、

「ご飯は太る」

と言われていた時代があった。

私の家系は皆細身だったため、そんな話を気にすることもなく、朝晩ご飯を中心とした和食を食べていたが、体型を気にする乙女はパンを食べ、更に太っていった。

成分を冷静に鑑みれば、お米はすぐに消費する炭水化物でできているが、パンはそもそも小麦粉、バタ

もっとみる
ダメ、がない世界

ダメ、がない世界

春になると、道端のあちこちにケシの花が咲く。

私は、このオレンジ色の薄い花びらが可憐なケシの花が大好きで、よく足を止めて眺める。

以前、家の玄関先にこのケシの花が咲いていた。

可愛くて嬉しくて、毎日眺めていたけれど、

遊びに来た父親に、

「雑草が生えてるから、抜いてあげようか」

と言われて、めちゃくちゃ驚いた。

可愛いケシの花を抜くなんてやめてと止めたけれど、雑草に分類されているだけ

もっとみる
自分探しの終着駅

自分探しの終着駅

私は一体何者なんだろう。

老若男女問わず、そう感じる人は割と多いのかもしれない。

何のために生まれてきて、どんな使命を持っているのか。

このままの日常で、果たして良いのだろうか。

世界のために何事かを為さなければ。

高い理想と目の前の現実とのギャップに悶々とする日々。

さて。心当たりがある人は居るだろうか。

そんな思いを抱いて、占いや自己啓発やカウンセリングやセミナーなどを渡り歩いた

もっとみる
信頼と盲信

信頼と盲信

信頼と盲信は、似て非なるもの。

信頼とは、常に己がそれを是と捉え続けたもの。

瞬時瞬時に○を出している。

自らの判断で常に審神者をし、良いと認めたもの。

盲信とはその審神者を手放したもの。

己の中に、それを自らが是とするのかを、問い続けることを放棄したもの。

世界を信頼の眼差しで見つめると、

心地よい現実が現れる。

世界を盲信しようとすれば、

己を失う現実となる。

常に自分自身

もっとみる
素晴らしい人

素晴らしい人

他人が正しいと思っていると、いつまでも自分の言葉で語ることができない。

借り物の言葉は自分のものではないから、いつまでも自信が持てず、

いつまでも、「素晴らしい人」になるために、自分磨きを続ける羽目になることだろう。

自分とは何者なのか。

それを知るためには、自分の言葉で語る覚悟を持つことだ。

他人の言葉が正しくて、今、現在、自分の言葉が間違っているかもしれないという思いを抱えている限り

もっとみる