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ダメ、がない世界
春になると、道端のあちこちにケシの花が咲く。
私は、このオレンジ色の薄い花びらが可憐なケシの花が大好きで、よく足を止めて眺める。
以前、家の玄関先にこのケシの花が咲いていた。
可愛くて嬉しくて、毎日眺めていたけれど、
遊びに来た父親に、
「雑草が生えてるから、抜いてあげようか」
と言われて、めちゃくちゃ驚いた。
可愛いケシの花を抜くなんてやめてと止めたけれど、雑草に分類されているだけで、可憐な花も簡単に駆除の対象になる。
この花を、雑草と決めたのは、果たして誰?
私の中では、この花は愛でるべき可愛い花。
先日、飛行機に乗った。
以前にJALのファーストクラス
と言うノートを書いた。
あれ以来、私は極力ファーストクラスを使うようにしていた。
何度も乗るうちに、初めはあんなに緊張して気負っていたファーストクラスが、当たり前の日常になっていた。
そして、充分に当たり前になったところで、
普通席に乗った。
昔は、金額だけを見て当然のように、一番安い普通席に、節約して座っていたけれど、
今はそんな事もなく、どの席を選んでもいいけれど、今回は普通席に座ろう、と思った。
ファーストクラスも、クラスJも、満席だったけれど
普通席はガラガラで、結果私は普通席で、
めちゃくちゃ快適なフライトを経験した。
オマケに、ファーストクラスにはない
ディズニージェットのディズニーへッドカバー付き座席に座れたのだ。
絶対普通席!
でも
絶対ファーストクラス!
でもなくて、どこに座ってもいい。
自由に、その時座りたい席に座れば、とても嬉しい時間が過ごせる。
最近、
(*´ω`*)これが風の時代かぁ♥
と、心がよろこびに震える事が多い。
それは、ただラッキーだと言うだけではなく、
それを幸せだと感じられるほど、
私の心がしっかりアンテナを立てているということなのだろうと思う。