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ひとんちの、話

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日記のような、私的な、できれば極力下世話なことを書きたいマガジンです。
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2020年11月の記事一覧

我入道の海岸をあるく

我入道の海岸をあるく

海のほうへ行くことにした。
コンビニでコーヒーと水を買う。
沼津港は人出が多いだろうということで、我入道という狩野川を隔てた港の南側へ行った。

我入道あたりに新しいカフェができた約7年前以来、ひさしぶりに来る。ここの海岸は初めてだった。

たこ揚げをしていたり、海に入って釣りをしていたり、ぽつりぽつりとひとがいる。

とんびのほうが多いような気もする。
小さな犬くらいなら拐ってしまえるんだと聞い

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プラ

プラ

2020/11/26
明け方に胃が痛くて、猛烈に眠いなかで痛い、という数分の記憶が残っている。
朝起きるともう胃の痛みはなかったが、念のため白湯を飲んだ。ゆたんぽをお腹のあたりに置いて寝た。

起きると頭が痛い。
もうしばらくずっと頭が痛くて毎日のように薬を飲んでいるので、さすがにそろそろ薬を飲まずに過ごすことにする。
ペパーミントをふきつけたティッシュを鼻の近くにもってきて、その香りを吸う。

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眠いといったら、眠い

眠いといったら、眠い

2020/11/24
なんだか、ぱっとしない。
あいかわらず、ずっと眠い。
夜は22時にお布団に入るようにしているけれど、かといって朝早く目覚めることはできない。ひとに言うのが恥ずかしいくらい眠っている。

ごはんを食べたら眠くなる。
ウォーキングから帰ったら眠くなる。
眠くて眠くて、脳みそがとけてどんどん阿呆になっていきそう。

今よりもすこし若いときに眠い眠いと言っていると、もしかして妊娠です

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サメだった

サメだった

2020/11/23(月)
朝、昼、おじや。
家の中が日光で暑い。
昨日の文フリ熱がまだ体に残っている。
会場に行っていないのに。
行っていたら、どうなってしまっていたんだろう。

文学フリマで「るるるるんvol.2」をお買い上げいただいた方々、本当にありがとうございます。
今後は横浜の本屋・生活綴方でお取り扱いいただきます。
また三島、沼津の主要駅付近でしたらわたしが持参いたします。
読んでみた

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そわそわして

そわそわして

そわそわしている。
明日、11/22は #文学フリマ東京  だ。
わたしは会場に行けないものの、本屋・生活綴方のブース(ター31)で『るるるるんvol.2』を発表する。
冷蔵庫をテーマにした小説三作品を収録している。

もともとは、文学フリマは目標にしていなかった時期もあった。まずは書くことに集中しよう、そう「るるるるん」の仲間と話しあって、丁寧に作っていくことを決めた。

それからローリングストー

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文具屋さんで

文具屋さんで

ピンポン・ピンポン
寂れた文具店に入ると、チャイムが鳴ってしまった。
はいこんにちは、とおじさんが出てきてしまった。

紙を買いにきた。
紙なんてAmazonで注文すればいいと思っていた。
「るるるるん」で本を作るとなって、まず紙の厚さを知った。
ほかにも気にしないといけないことは山ほどありそうだけど、まずは紙の厚さから始まった。
「表紙用」だとかいろいろ書いてあるけれど、やっぱり触らないことには

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燃えるcakes

燃えるcakes

cakesがまた燃えていた。
noteと運営会社を同じくするメディアサイト、cakesだ。

先日は、相談企画に応募したDV被害者の話を「嘘だ」と断定して燃えた。
今回は“ホームレスおじさん”を観察し、“ホームレス人生ゲーム”を考案したい、というコラムニストのホームレス関連記事がcakesの賞を受賞し、燃えた。

この賞で知るよりも前に、該当のコラムニストのnote記事をたまたま読んだことがある。

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11月の新月

11月の新月

月の満ち欠けを気にしていたい。
満月の夜に財布をふるとか、なりたい自分になるためのアファメーションをするとか、そういう決まりごとはやる気になれないけれど、ムーンプランナーという手帳に出会ったときに、月の満ち欠けで気持ちに区切りをつけてもいいじゃないかと気づかせてもらった。

今日は新月だ、と考えていることが好きだ。

『アフリカ』の書影がツイートされていた。

それからわたしとかとうひろみ、3月ク

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明日からクリスマス

北海道の羊飼いを追ったドキュメンタリーを観る。彼の育てる羊のお肉は、有名レストランのシェフたちに愛されている。

しあわせな羊はお肉がやわらかいんです。

というような言葉が流れる。
しあわせだなぁ、とつい発してしまうタイミングの人間のお肉はそのとき、やわらかいんだろうか。

彼は母羊からときには仔羊を取り出し、育てて、出荷する。羊毛も売る。
わたしたちは命を最大限に使わせてもらっていることを、産

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熱海にて、悲しい粘度

熱海にて、悲しい粘度

静岡県内旅として熱海に行ってきた。自宅から車で30分の贅沢だ。
老舗旅館の部屋食・お部屋に露天風呂がついているプラン。
海が見える部屋、伝統的な旅館、すばらしい和食。
最高だったんだけど、お食事をお世話してくれる仲居さんの存在感がすごい。

どうやら自分の息子と、うちの夫が似ているところがあったようで、楽しそうに話しかけてくる。
「若いわね!」(童顔なので)
「あら、真面目ね!」(旅館の案内を読ん

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野花の色

野花の色

小学一年のある日、学童保育所で絵を描くことになった。くすんだピンクがかわいい野花を選ぶ。スケッチをして、色を塗るだんになって、わたしの手は止まってしまった。

小学校にあがる前は、赤いクレヨンがちびてしまうまでサツマイモの形に塗りつぶせば、うまいうまいと褒めてもらえたけれど。
水彩絵具で、目の前の野花のピンクをどう出せばいいのか、見当もつかない。

ピンク色の絵具は手元にない。
しかも、この花の色

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マンション隣人のタバコ・煙対策

マンション隣人のタバコ・煙対策

私事です、わたしの書くことはすべて私事です。
精神のアップダウンが激しすぎたので、IQをわざと下げるような日々を送っておりました。(これより下げるのか?正気か?)
家事は手抜き、Netflixで70代が主役のドラマをシーズン6最後まで観終える。本は読まない。文字も書かない。
なにも考えないでいいことだけやっていました。
そろそろ人間に戻れるように足踏み程度はしようと思い、またパソコンを開いています

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