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夫婦関係に関する記事

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夫婦関係改善に関する記事だけをまとめました。
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2022年6月の記事一覧

妻が「◯◯ちゃんのママ」と呼ばれるのが嫌だった話

妻が「◯◯ちゃんのママ」と呼ばれるのが嫌だった話

「ママ友から”◯◯ちゃんのママ”って呼ばれるじゃない?本当は名前で呼んで欲しいのよ。職場だと名前で呼ばれるんだけど、あれって嬉しいの」

こないだの金曜日の夜、ふたりでポッドキャストを収録したときに、妻がポロッとそんなことを言ったんです。

「子育てをしていると、自分が自分でなくなっていくような感覚があるのよ。本当に自分はこれを望んでいたのかなって」

妻はそれを”アイデンティティの欠落”と呼んで

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妻を”性的コンテンツ”として消費していないか?

妻を”性的コンテンツ”として消費していないか?

「妻との性生活がないのが辛かったけれど、少しずつ気にならなくなってきたんです」

そんな言葉を男性から聞くことが増えてきました。

ぼくは男性から夫婦関係の相談を受けることが多いんですが(最近は女性向けも始めました)、多くの方は妻とのセックスレスを解決したくて、ぼくのところにやってくるんです。

でも、ぼくとなんども話をしたり、カウンセラーさんのところに通われたりするなかで、自然と性生活がないこと

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妻がなんでも話してくれるように、ぼくが意識している3つのこと

妻がなんでも話してくれるように、ぼくが意識している3つのこと

「アツさんの奥さんは、なんでも思ったことを言ってくれますよね」

ぼくの妻と直接会ったことがある人や、ぼくのポッドキャストの夫婦配信の回を聴いてくれた方から、なんどかそう言われたことがあるんです。

たしかにぼくの妻はいつも明るくて、思ったことをスバスバ言ってくれる性格なんです。

分かりやすい性格とも言えますね。それがぼくが結婚を決めた理由のひとつでもありました。

でも、上の子たちが生まれてか

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”妻から嫌われていること”に気がつかない男たち

”妻から嫌われていること”に気がつかない男たち

”触れて欲しくないのに夫が触れてくる”

”やめてと言っても話を聞いてくれない”

”こんなに嫌な思いをしているのに、この人はなぜ分かってくれないんだろう?”

そんなことを思ったことはないでしょうか?

夫が妻の嫌がることをやめてくれない原因のひとつは「妻から嫌われるわけがない」という男性側の思い込みにあるんじゃないのかなって思うんです。

2年間、夫婦関係に悩む男性側の話を聞いていて、そんなこ

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”女性向け”夫婦関係の相談をはじめます。

”女性向け”夫婦関係の相談をはじめます。

「女性と男性の両方の意見を聞かないと、夫婦関係の問題は解決できない」

最近そんなことを思うようになり、ある決断をすることにしました。

ぼくはいままで男性向けに夫婦関係の相談をnoteサークルを使ってやってきたのですが、今日から女性向けも始めます。

7/13にnoteサークルがメンバーシップという形に変わるので、正式にはそのタイミングでnoteメンバーシップのプランに「女性向けプラン」を追加し

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妻が抱える”見えない時限爆弾”

妻が抱える”見えない時限爆弾”

「妻が見えない時限爆弾を抱えている」

妻との関係を改善したいと願う男性たちのお話を聞き続けて2年が経ちますが、多くの人にある共通点があることに最近気がつきました。

それは、どの方も妻が”見えない時限爆弾”を抱えているということです。

人によってはすでに爆発したあとであったり、爆発寸前であったり、もしくは爆発するのは数年先ではあるけど、爆弾の存在になにかのきっかけで気がついたり。

状況はさま

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妻を抱けない男、大陸と香港

妻を抱けない男、大陸と香港

「どうしても妻だけは抱けないんだ。自分でもなぜなのかわからないんだ…」

深夜1時、ぼくは中国の深圳にあるバーで、香港から来たという同年代の香港人と話していた。

飲みかけのビールはすっかりぬるくなってしまったが、彼の苦悩に満ちた顔から目をそらすことができなかった。



その日、ぼくは深圳での仕事を終え、明日には香港経由で日本に帰ることになっていた。

仲のいい同僚とバーでダーツをして遊んでい

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呉服屋で学んだ"女性の気持ち"を理解するヒント

呉服屋で学んだ"女性の気持ち"を理解するヒント

ぼくは「呉服屋」と「商社」で働いたことがあるんですが、このふたつの業界で働く男たちには明確な違いがあったんです。

そして、その違いは”妻を理解すること”において、とっても重要だなって考えているです。

その明確な違いというのは、”人を自分の枠に落とし込むかどうか”です。

どういうことかというと、誰かと会話をしていてその人の性格や置かれた立場を考えるときに、商社の男たちは”自分の体験”をもとにし

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”ひとりで楽しむもの”ではなく、”ふたりで楽しめるもの”を探し続けているという話

”ひとりで楽しむもの”ではなく、”ふたりで楽しめるもの”を探し続けているという話

妻の表情がお地蔵さんのように固まったのが、隣に座っていてもわかった。

冷たく無表情な顔をしている妻にぼくはこう言った。

「や、やめよっか。別なのにしようか」

それは、まだ子どもが生まれるまえ、ぼくらふたりだけで小さな2Kのマンションに住んでいたときのことです。

その日はクリスマスイブで、妻は手の込んだクリスマス料理を作ってくれたんですね。

その料理をまえにぼくらはテンションが上がって、な

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ぼくは妻に”自分の気持ち”を伝えたくて、noteを書いているのかもしれないという話

ぼくは妻に”自分の気持ち”を伝えたくて、noteを書いているのかもしれないという話

「こんなに夫婦のことを書かれて、奥さんとしてはイヤじゃないんですか?」

インタビュアーの方がそうたずねると、妻はこう言いました。

「直接言われるんじゃなくて、ブログなどの媒体を通してわたしへの愛情を目にすることは、単純に嬉しかったですね」

以前、とあるwebメディアの方が、ぼくら夫婦に関する記事を書いてくださったことがあったんです。

子どもたちの寝かしつけが終わった21時ごろに、ふたり一緒

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”恋人”から”夫婦”への空白期間、恋の季節と愛の季節。

”恋人”から”夫婦”への空白期間、恋の季節と愛の季節。

「恋には季節があり、決して戻ることがない」

渋谷でバーをやられている林伸治さんが、記事にそう書かれていました。

結婚した夫婦もいつか恋愛感情がなくなるときがやってきますよね。

それに気づかないふりもできるけど、ぼくは妻に対する感情は出会った頃とはまったく変わっています。

出会った頃の熱病におかされたような情熱はすっかり冷めて、今は妻に対しては恋愛感情ではなく、愛着を感じるようになりました。

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