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天然素材のグランド作りにこだわる理由。そしてこれから。その2
ヨーロッパで人工芝が作られ始めたのが1960年代。当時はスポーツ用では無く、室内カーペットの一種として作られていた。
人工芝を作る技術は、カーペット作りと変わらない。カーペットの歴史については良く知らないが、かなり古い時代からあるわけだから、1960年代に人工芝が作られていたとしても不思議は無く、オランダのベタップ社などもそうだ。
オランダは繊維工業が盛んで、人工芝の糸を作るメーカーとして、テンカ
天然素材のグランド作りにこだわる理由。そしてこれから。その1
人工芝を仕事にして24年になる。スタートした理由は、あるJクラブのグランド作りがきっかけだった。
Jリーグ発足当時、川淵チェアマンが揚げた地域密着型クラブ作りに共感を覚えた記憶が有る。
スポーツのプロ化が進まない日本のスポーツ界において、川淵さんの言う、地域を主体としたクラブ作りに魅力を感じた。
その一方で、地域クラブ作りには課題も多いことを感じていた。スポーツ文化の歴史の浅い日本では共感を得るの