天然素材へこだわる。

画像1 最近考えること。環境のこと。 スポーツ施設で使われる人工芝。年間約140万平米。 人工芝が普及して約20年。 日本の人工が減る中で、人工芝の施工面積は増えている。 スポーツ施設にしか目が行かなかったが、一般家庭に流通している人工芝は、年間350万平米あるらしい。 スポーツ施設と違い、一般家庭での普及は近年急激に増えている。 やはり、人工が減る中で、草刈りや、草むしりが面倒になったからか? スポーツ施設の人工芝は、使われて10年を過ぎるものも多く、そろそろ?既に廃棄処分が問題化しつつある。
画像2 色々なところで、人工芝にしたいと言う相談を受ける。 やはり、管理が楽。見栄えが良い? 見栄えなら天然に勝るものは無い。いつもそう思っている。ただ、やはり面倒かなぁとも思う。 問題に成るのは、人工芝のマイクロプラスチック化と廃棄処分。 スポーツ施設の人工芝の廃棄処分だけでも問題化しつつある。 処分費用が高い。処分施設が無い。 サッカーグランド一面を処分するのに、約1500万もかかる。 一般家庭の人工芝処分はまだ先の話になると思う。
画像3 この先数年後には訪れる廃棄処分問題。 年間350万平米の廃棄処分サイクルが、やがて訪れる。 ゴミ焼却処分が出来ない今、人工芝の廃棄処分が深刻化するはず。 売り方は責任を取らなくて良いのか? 大手企業は、売る事だけ考える。 売ったもの勝ち! 日本近海に漂流するマイクロプラスチックゴミ。 およそ15%は人工芝から発生している。 スーパーのレジ袋は有料化されたけど、効果の程はわからない。 少し嬉しいことは、海外の優良メーカーが、天然素材の人工芝を作り始めたことだ。
画像4 人工芝だけでは無い。 人工芝に使う充填材も天然素材。 ただし、日本の大手メーカーや、量販店などで販売する人工芝は、未だに化石燃料石油系の人工芝。 中に使う充填材は未だに化石燃料石油系の廃棄タイヤ。 車社会、自動車産業に支えられる日本とは言え、本来なら最終処分施設に廃棄しなければならない産廃。 学校の校庭に野放しで撒くのは如何でしょうか? 売る側が野放しなら、買う側の意識が変わるしか無い。 天然素材の人工芝に、天然素材の充填材。 これに目を向けて欲しい。

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