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2020年2月の記事一覧

子育てと音楽に触れて再確認した私が音楽をする理由

子育てと音楽に触れて再確認した私が音楽をする理由

偶然の出会いで、リトミック講師として音楽サロンのお手伝いをさせていたことがあります。

ミラノ在住の日本人を対象とした文化交流を目的としたサロン。

留学、転勤などなどの事情で、イタリアに限らず、外国に来る日本人は入れ替わりが激しいです。例えば学生であっても、滞在許可証の更新ができる年数のリミットがあり、年々移民が増えている都合で更新の条件も少しずつですが厳しくなってきています。

さて、私が担当

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本番では身の丈を知る

本番では身の丈を知る

コンクールやオーディションだけではなくコンサートやオペラ、それにレコーディングでも言えることだけれど

本番では毎度身の丈を再確認します。

それは「自分がいまできることはこれとこれ(くらいの実力)だった」ということでもあるし、改めて「自分という楽器のサイズ感や特性を知る」ということでもあります。

また学生でなくなるとこういった、「たくさんの人の演奏を一度に聞ける」機会も減るので(イタリア、稽古

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ボックス席は人生の交差点

ボックス席は人生の交差点

むかしから、日本のグリーン車でもたまたまお隣だったご縁でおやつや焼き鳥やビールなどをわけてもらうことが少なくないのですが、イタリアでも特急に乗ると毎回お友達がふえていきます。(たぶんこれは在外の日本人あるあるなのではないでしょうか。しらんけど…)

旅は道連れ世は情けとはよくいったものです。

特にイタリアにきてからは"その道の結構突き抜けたひと"に偶然出会うことが少なくないのだけれど、恥ずかしな

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ご縁がちらつく時のはなし

ご縁がちらつく時のはなし

去年の2月の前半、そういえばなにをしていたかというとスペイン、フランスで音楽ツアーをしていました。というのを、同ツアーの元同僚がSNSに書いていて思い出しました。

▲今回のトップ画はこちらから。29公演目の街アルテアの景色です。インスタグラムの歌活アカウントを始めたのもこのツアーがきっかけ。みっちり旅公演ということもあり、その一つ一つをリアルタイムで載せていきたかったからです。

このツアーのお

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生まれて初めて生でサッカーを観ました。

生まれて初めて生でサッカーを観ました。

好きな人にはたまらない話だと思いますが私が初めてサッカーを観たのはミラノのサン・シーロスタジオです。

サッカーという世界に初めてほんの少しだけ身近に触れたのは4年ほど前。元選手の方と出会い、そのご縁で現役を目指す若い方がたとも出会いました。

何かを成したくて遠くまで来た、という共通点や彼らの魅力的な人柄に刺激や尊敬をおぼえつつも、今の今までゲームを観に行くにはいたらず。

というか、正直足踏み

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好きの大きさ・種類もその時それぞれ

好きの大きさ・種類もその時それぞれ

僕が麻美ちゃんくらいの時は、もう少し歌が好きだったかもしれない。

もう何年もまえのことですが、歌えなくて歌えなくて辛かった時(今も自由自在には程遠いですが)、当時から信頼していた人にそんな風に言われてショックだったことがあります。

ショックの根っこにあったのは、そんなことはない。私だって最大限歌が好きだ。という気持ちだったと思います。(そして記憶が正しければそのままそれを言ったと思うのでここに

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