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繊細さんならではの発信と幸福論 -3-

昔に購入した本を改めて読み直しています。そのうちの一冊です。繊細さんの幸せリスト。この本を読むことで救われる人も多いだろうと思います。

今回はこの本から目に止まった部分を取り上げて、自分ごととして考えてみることにしました。題して「繊細さんならではの発信と幸福論」です。前回は物事を自分目線で深掘りすることの意味を考えてみました。

今回はまた別の切り口として「感じる幸せ」「直感の幸せ」のページから、感覚的なところで幸福の話をしてみます。

今回でこのシリーズはラストにするので、自分なりのメッセージも添えてお伝えできたらと思います!


穏やかな自分主義

ここでは繊細な人を称して「繊細さん」と呼んでいますが、彼ら(彼女ら)は小さなことに気づくのが何よりの特徴です。私の場合も、相手の声のトーンの違いから相手の思考を良くも悪くも受け取りがち。

仕事モードの時は効率や生産性を見ているので、この辺の感覚は無意識に封印している気がしますが、もしかしたらもう少し開放するのも良いかも。

些細なことを大切にする。こういう意識を付けると、成果主義の忙殺感に振り回されなくなります。自然と自分を主軸に置けるようになるのです。

まさに「穏やかな自分主義」です。私は過去に周りから他人軸になっていると指摘された時期がありました。

これは自己流ですが、些細なことを気に掛けて、無闇に放念しないことが「繊細さん」でもある私の処方箋のように思います。

直感を通したアウトプット

そもそも「繊細さん」はインプットの量が多い傾向にあります。これは意識・無意識に関係なくです。アウトプットはそんな彼ら(彼女ら)の重要なデトックスになります。

前に深掘りの話で書いたように、直感を土台として理屈を積み上げる。これが「繊細さん」ができる最適なデトックスの方法だと思います。

私の場合は文章を紡ぐことが好きなので、直感を言語化してから理屈を通して肉付けする。このプロセスになると思います。絵画などの作品を通しての手段でも全然良いです。人それぞれなので。

実は直感は誰しもが備わっているもの。ただし、論理が体系化された現代社会では直感を使う機会は少なくなりがちで、錆びついてしまう人も多いです。

直感を正常に動かすには「リラックス」「検証」がポイントになります。

直感は心と体を土台として発生するものであり、過度に緊張・不安を抱えていると頭で考えてしまいます。つまり、直感は阻害されやすいそうです。

リラックスの状態で生まれる直感は、特に自分に合うものが多い印象が私にはあります。

また、直感は検証という作業を積み重ねることで、確信に変わります。検証の繰り返しが直感の精度を高めるとも言えそうです。

自分も検証はきちんとやりたいと考えるタチなので、こういうやり抜く力も「繊細さん」ならではの特質なのかもしれません。

おわりに

本音を大切に、本当にやりたいことを取捨選択する。いわゆる「繊細さん」はインプットが多いが故に、これが難しい場合が多いです。

そんな時は自らの心に従うこと。他者の意見は確かにだいじですが、そこには幸福の保証はありません。実はその先に幸福が待ち構えているかもしれないし、幸福は存在しないかもしれない。

自分の感覚(感じること)を信じ抜くことで、少なくとも自分の肯定感は保証されます。自分の直感を些細なことから拾い集めていくこと、そして何かしら対応(アウトプット)をすること。

これらを通して「繊細さん」ならではの幸福を掴んでいけたら。私もそう想いながら、改めて今後を生きていこうと思う次第です。

まだ「共感」「良心」の話がこの本には書かれているのですが、その辺はまた別の機会に書くことにして、今回のシリーズはこれで終わりにします。

様々な差異を自分の直感をベースに受け止めてみる。人生はまさにこれに尽きますね。繊細さんにこれからも幸在らんことを!

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最後まで読んで頂き、ありがとうございます。この記事があなたの人生の新たな気づきになれたら幸いです。今後とも宜しくお願いいたします♪♪
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