谷口シン@自分の時間を自由に生きるnoter

関東圏在住の会社員(エンジニア)。理系出身で学問の話題を主に書いています。自分の時間を…

谷口シン@自分の時間を自由に生きるnoter

関東圏在住の会社員(エンジニア)。理系出身で学問の話題を主に書いています。自分の時間を守り抜くするために自己投影的にエッセイも書いています。様々な環境に身を置きながら、渡り鳥のように自由でしなやかに生きる。自分なりに自由な思想で「勉強」を突き詰めたいです。

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谷口シン@自分の時間を自由に生きるnoterの自己紹介

noteは自分が還る場所であり、自由に自分を表現する場所。2024年5月更新。 2019年6月にnoteをスタートしました。noterとしてそろそろ6年目。noteの中で自分にできることを模索して、実践に繋げています。 💫谷口シンの自己紹介💫 IT企業の会社員です。CAE(Computer Eided Engineering)と呼ばれる数値解析(シミュレーション)のサポート業務に従事しています。 素の自分を表現する場として「note」を続けています。仕事の話に限らず、

    • 調布方面を花見と食事処の日帰り旅行

      東京都(調布)にある神代植物公園に行き、10割そばとケーキ(モンブラン)を食べるという、日帰りの旅行記です。冒頭の写真は神代植物公園の花畑で羽休めしていたカラスを撮影したものです。 調布市は「ゲゲゲの鬼太郎」で有名な水木しげるさんに縁のある場所であり、厄除元三大師・深大寺もあります。今回は合わせて鬼太郎茶屋(周辺)と深大寺に立ち寄りました。 今回は友人数名と吉祥寺から移動して、上記の通り調布方面で色々と探索しました。そんな日帰り旅行の記録です。 .。.🧁.。.:*:.。

      • 流体力学の理想形態(完全流体)の物理を知ること -4-

        流体力学で理想状態のひとつに見做される「完全流体」について。連続体と仮定した場合に、流体の接線応力(抵抗力)を無視したものとして、完全流体の定義が成されます。 流体圧力を2階のテンソルで表記した場合に、圧力のスカラー量(p)とクロネッカーのデルタ(行列的な対角成分を有値にする処理)と合わせて、次のように表現されます。 $${p_{ij}=-p\delta_{ij}}$$ 今回の連載では、完全流体としての物理的な特性を中心に見ていきます。 前回は完全流体の一例として、水

        • 流体力学の理想形態(完全流体)の物理を知ること -3-

          流体力学で理想状態のひとつに見做される「完全流体」について。連続体と仮定した場合に、流体の接線応力(抵抗力)を無視したものとして、完全流体の定義が成されます。 流体圧力を2階のテンソルで表記した場合に、圧力のスカラー量(p)とクロネッカーのデルタ(行列的な対角成分を有値にする処理)と合わせて、次のように表現されます。 $${p_{ij}=-p\delta_{ij}}$$ 今回の連載では、完全流体としての物理的な特性を中心に見ていきます。 前回は完全流体に関する渦の諸定

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          理系の作文の作法を考え直してみた話 -2-

          理科系の作文技術とは何か。理系の仕事をしている身でありながら、何となく意識できていない部分を感じていて、今回この本を取りました。 結局のところ、文章はコミュニケーションの手段のひとつで、伝わらないことが何よりも不毛なことだと思います。その上で、自分のやり方(主軸)を再構築するための機会にします。 今回は2回に分けています。前回は技術面の話が中心でした。今回はよりビジネスライクなところを言及できたらと。前回の記事はこちらです。 今回の主題のひとつは「曖昧さ」を生み出すこと

          理系の作文の作法を考え直してみた話 -2-

          理系の作文の作法を考え直してみた話 -1-

          理科系の作文技術とは何か。理系の仕事をしている身でありながら、何となく意識できていない部分を感じていて、今回この本を取りました。 結局のところ、文章はコミュニケーションの手段のひとつで、伝わらないことが何よりも不毛なことだと思います。その上で、自分のやり方(主軸)を再構築するための機会にします。 今回は2回に分けていますが、技術面としては「目次」に書いた通りです。量と質の両方の意味でスマートな文章を書きたい。今回はそのために再考したトピックを2点に分けて書きました。 重

          理系の作文の作法を考え直してみた話 -1-

          流体力学の理想形態(完全流体)の物理を知ること -2-

          流体力学で理想状態のひとつに見做される「完全流体」について。連続体と仮定した場合に、流体の接線応力(抵抗力)を無視したものとして、完全流体の定義が成されます。 流体圧力を2階のテンソルで表記した場合に、圧力のスカラー量(p)とクロネッカーのデルタ(行列的な対角成分を有値にする処理)と合わせて、次のように表現されます。 $${p_{ij}=-p\delta_{ij}}$$ 今回の連載では、完全流体としての物理的な特性を中心に見ていきます。 前回は完全流体に対する基礎方程

          流体力学の理想形態(完全流体)の物理を知ること -2-

          流体力学の理想形態(完全流体)の物理を知ること -1-

          流体とは物質の三態における「液体」と「気体」を総称した表現です。これらは基本的に「連続体」と呼ばれる概念を持ち、各所の微視的構造に由来して密度や流速などの物理量を伴います。 流体の力学的性質(特性)を理解するために必要な学問を「流体力学」と言います。流体力学は固体力学と同じく「連続方程式」と「運動方程式」と「エネルギー方程式」という関係式が存在します。 流体は理想形態として完全流体(理想流体)や粘性流体、圧縮性流体(逆説として非圧縮性流体)が存在します。前回はこれらの概念

          流体力学の理想形態(完全流体)の物理を知ること -1-

          ポケモンSVのランクバトル -レギュレーションG-

          新年の冒頭から挑んできました。ポケモンSV(ポケットモンスタースカーレット&バイオレット)のランクバトルの話です。 これまでと違い、伝説級が1体ほど出ます。直近のスカーレット&バイオレットで言うところの「ミライドン」や「コライドン」に相当します。 伝説級は前作(ソード&シールド)の時も出てきた時期があり、非常に苦戦しましたが、その時の経験も多少は活かせたと思います。 今回も当該レギュレーションで2ヶ月目にしてようやく「マスターランク」に到達しました。本当に試行錯誤の連続

          ポケモンSVのランクバトル -レギュレーションG-

          自分の好きなポケモンで思考と戦術を実践すること

          個人的な趣味の話です。ポケモン(直近のナンバリングであるスカーレット&バイオレット)を最近はプレイしています。インターネット対戦に挑戦した記録をこちらにまとめています。 自分の主たる趣味はブログですが、その他は「ポケットモンスター」です。ここ数年でゲームの類はポケモンしか触れていません。 直近は「ポケットモンスタースカーレット・バイオレット」で第9世代を迎えます。第1世代は私が小学生の頃でしたから、長い道のりです。 今回はそんな「ポケットモンスター」の魅力について、自分

          自分の好きなポケモンで思考と戦術を実践すること

          液体と気体の流動性を考察する流体力学の話 -5-

          液体と気体をひとつの「連続体」と見做して、力学的な観点から議論する。流体力学の意味するところです。 流体力学は何かと非線形問題を扱う分野です。守備範囲は水理学や航空力学など裾野が広いです。 今回の連載(投稿)では、流体力学において特有の物理的挙動の表現について、数学の知識を交えてながら整理していきます。 前回は流体力学を代表する3種類の基礎方程式である、連続方程式・運動方程式・エネルギー方程式について、導出までの流れを示しました。 今回はこれまでの基礎方程式を踏まえて

          液体と気体の流動性を考察する流体力学の話 -5-

          液体と気体の流動性を考察する流体力学の話 -4-

          液体と気体をひとつの「連続体」と見做して、力学的な観点から議論する。流体力学の意味するところです。 流体力学は何かと非線形問題を扱う分野です。守備範囲は水理学や航空力学など裾野が広いです。 今回の連載(投稿)では、流体力学において特有の物理的挙動の表現について、数学の知識を交えてながら整理していきます。 前回は流体における代表的な特性として、主に圧縮性・粘性・熱伝導性を挙げて各々の特徴を示しました。 今回は流体力学で代表格と言える3種類の基礎方程式について、式展開を含

          液体と気体の流動性を考察する流体力学の話 -4-

          液体と気体の流動性を考察する流体力学の話 -3-

          液体と気体をひとつの「連続体」と見做して、力学的な観点から議論する。流体力学の意味するところです。 流体力学は何かと非線形問題を扱う分野です。守備範囲は水理学や航空力学など裾野が広いです。 今回の連載(投稿)では、流体力学において特有の物理的挙動の表現について、数学の知識を交えてながら整理していきます。 前回は流体の運動の記述方法や観察方法(流線・流跡線・流脈性)について、物理的な違いなどを示しました。 今回は流体にまつわる様々な特性について説明します。流体に働く力と

          液体と気体の流動性を考察する流体力学の話 -3-

          液体と気体の流動性を考察する流体力学の話 -2-

          液体と気体をひとつの「連続体」と見做して、力学的な観点から議論する。流体力学の意味するところです。 流体力学は何かと非線形問題を扱う分野です。守備範囲は水理学や航空力学など裾野が広いです。 今回の連載(投稿)では、流体力学において特有の物理的挙動の表現について、数学の知識を交えてながら整理していきます。 前回は流体力学における支配方程式と代表的な運動方程式で知られる「ナビエ・ストークス方程式」について紹介しました。 今回は流体の運動の記述方法を見ていきます。流体の運動

          液体と気体の流動性を考察する流体力学の話 -2-

          液体と気体の流動性を考察する流体力学の話 -1-

          物質の状態とは「固体」と「液体」と「気体」の3態を指します。 ここで、材料力学に代表される「固体」における変形とは、比較的に小規模でそこから破壊に至ることが多いです。一方で「液体」や「気体」は自身の変形が運動の主要部分を占めます。 上記の「液体」と「気体」を総称して「流体」と呼びます。流体に対しては、各所の微視的構造から来る密度や流速などの物理的な平均量について、常に連続性を持ちます。 このような物体を「連続体」と言います。連続体に関しては以前に書いたので、詳しくはそち

          液体と気体の流動性を考察する流体力学の話 -1-

          製品設計と物理科学シミュレーションの背景知識である連続体力学の書籍紹介

          自分は物理現象のシミュレーション(数値解析)を生業としています。製品設計などの過程で発生する物理的問題を分析して対策を講じるには、数値解析の技術が必要不可欠と言われています。 製品(物体)の捉え方のひとつに「連続体」という概念があります。連続体は物体の形状・質量・変形の3種類の情報を扱います。そして、連続体の力学問題を数学的に扱う学問として「連続体力学」があります。 学生時代に勉強として書籍を購入しましたが、当時は殆ど理解できず、挫折しましたが、改めて現在読み進めています

          製品設計と物理科学シミュレーションの背景知識である連続体力学の書籍紹介