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知る前と知った後で世の中や世界の見え方が変わるような、面白い教養を紹介していきます!
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#アメリカ

中途半端な法律は、破っても良くね?を生んでしまう。

中途半端な法律は、破っても良くね?を生んでしまう。

本家の記事はこちらからどうぞhttps://augmell.dev/ja/blogs/detail/128

法律は社会をよくするために作られるものだが、いざ法律を作ってみたらみんなが期待してた結果と反対のことが起こってしまうことがある。今回は、上手くいかなかった法律が、私たちの社会にどんな影響を与えたのかを紹介する。

糖蜜法とは

糖蜜法は、18世紀のイギリスで、植民地であったアメリカの貿易を

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ポニーエクスプレス:革命的な郵便サービス

ポニーエクスプレス:革命的な郵便サービス

ポニーエクスプレスは、19 世紀のコミュニケーションを革命化した象徴的なアメリカの急便サービスでした。馬に乗った配達員のリレーを採用し、困難な地形を越えて迅速に郵便を配達しました。

ポニーエクスプレスは単なる郵便サービス以上のもので、若い国が西に拡大する冒険的な精神を象徴していました。配達員は、人々が広大な距離を越えてコミュニケーションを取ることができるように、要素、敵対的な領土、および長距離を

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フォードランディア: ヘンリー・フォードの野望と失敗

フォードランディア: ヘンリー・フォードの野望と失敗

フォードランディアはブラジルのアヴェイロ市にある地域で、1928 年にアメリカの自動車製造業者ヘンリー・フォードが創設しました。彼の目的は、ゴム供給源を安定させることで、自社のタイヤ製造に必要なゴムを確保することでした。そのため、アマゾン熱帯雨林の中心に土地を購入し、大規模なゴムプランテーションを始めました。

彼の意図に従って、いわゆる「アメリカ村」が計画され、典型的なアメリカ式の住宅、学校、病

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ハチミツ産業の裏側

ハチミツ産業の裏側

本家ブログはこちらからどうぞ

近年、自然由来の食品への関心が高まり、ハチミツへの需要も増しています。商品に「ハチミツ」の文字が書かれていると、商品の価値が上がります。しかし、実際のハチミツの生産量は減少しています。論理的に考えるとハチミツ以外の成分が混入されて、純粋なハチミツとして売られていることが考えられます。

「ハニーロンダリング」事件はその典型的な例です。Alfred L. Wolff

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#74 コカコーラはアメリカの象徴

#74 コカコーラはアメリカの象徴

第2次世界大戦後のアメリカとソ連の冷戦の時代は、民主主義VS共産主義の時代でもありました。

アメリカ生まれのコカ・コーラは、世界に瓶詰め工場を広げグローバル化を進めていました。コカ・コーラは自由、民主主義、資本主義を表すものとなっていました。

共産主義の支持者達は、資本主義の象徴であるコカ・コーラをやり玉に挙げ、バッシングを行ないました。彼らは、コカ・コーラが広まるとアメリカ的な価値観が広がり

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#72 コカ・コーラはアメリカ兵と共に世界に広まった

#72 コカ・コーラはアメリカ兵と共に世界に広まった

第二次世界大戦が始まったとき、コカ・コーラはアメリカと、他数か国で販売されているだけでした。

このコカ・コーラが、どのように世界に広まっていったのでしょうか。



孤立主義を貫いていたアメリカですが、日本軍から真珠湾の攻撃を受けて、とうとう第二次世界大戦に参戦します。

当時、コカ・コーラは兵士達の演習時に支給されており、ノンアルコールで元気が出る飲み物として人気の飲み物でした。

アメリカ

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#42 カタログ通信販売の時代

#42 カタログ通信販売の時代

1920年代は、アメリカでカタログによる通信販売業がもっとも盛り上がった時代です。

アメリカ中に大量のカタログが配布され、人々はカタログを見て注文票を返送し、商品を受け取りました。

当時、カタログは『Great・Wish・Book(願いの叶う夢の本)』『farmer's Bible(農民のバイブル)』『a department store in a book(本の中のデパート)』などと呼ばれて

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#33 リンゴでも、やっぱり中国強いっす

#33 リンゴでも、やっぱり中国強いっす

リンゴと言えば、

おいしい果実であり、

ニュートンが万有引力をひらめいたきっかけであり、

iphoneの裏にあり、

聖書やケルト神話にも出てくる果実でもあります。

今回は、そんなリンゴの生産国の歴史について見ていきます。(無理矢理つなげた感がすごい笑)

アメリカ
ヨーロッパでは古くから多くの国がリンゴを生産していましたが、第2次世界大戦によって大打撃を受けます。

ヨーロッパの戦場にな

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#10 紙がないと戦争ができない!?

#10 紙がないと戦争ができない!?

今回は、アメリカ独立戦争のときのお話しです。

アメリカがイギリスの植民地だった頃、アメリカ国民には「印紙税」や「茶税」などの様々な税金や経済規制がかけられました。

とうとう我慢できなくなったアメリカ人は独立を決意し、ついに1775年にイギリスと戦争をすることになります。これが独立戦争です。

しかし当時、紙をイギリスやオランダなどからの輸入に頼り切っていたアメリカは、戦争をするに当たって困難に

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