中途半端な法律は、破っても良くね?を生んでしまう。
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法律は社会をよくするために作られるものだが、いざ法律を作ってみたらみんなが期待してた結果と反対のことが起こってしまうことがある。今回は、上手くいかなかった法律が、私たちの社会にどんな影響を与えたのかを紹介する。
糖蜜法とは
糖蜜法は、18世紀のイギリスで、植民地であったアメリカの貿易を制限するために制定された法律である。この法律は、アメリカと他国との貿易を厳しく制限し、イギリスの利益を最大化することを目的としていた。しかし、この法律はアメリカの商人や住民にとっては大きな障壁となった。多くの人々が密輸を行い、法の存在自体を無視することが増えた。
禁酒法とは
禁酒法は、1920年から1933年までのアメリカ合衆国で実施された法律で、アルコールの製造、販売、輸送を禁止していた。この法律は、アルコールの摂取がもたらす社会的な問題を解消するために導入された。しかし、禁酒法の期間中には密造酒や違法な酒場が急増し、組織犯罪が拡大する結果となった。
まとめ
糖蜜法や禁酒法のように多くの人が守れない法律が制定されると、、国民に「法律は破るもの」という価値観を与えてしまい、社会の秩序や安全が乱れる恐れが生まれる。結果、現在も、アメリカの連邦の法律が軽視される風潮につながっているといえるだろう。
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