マガジンのカバー画像

コンテンツの作り方

18
運営しているクリエイター

2018年2月の記事一覧

雑誌コンテンツの作り方。Vol.3編集長は「台割」を作る人

雑誌コンテンツの作り方。Vol.3編集長は「台割」を作る人

世の中に「編集長」と呼ばれる人がいます。

最近だとウェブサイトでも、「編集長」という肩書きを使われている方が多いですね。

雑誌だけでなく、書籍でも使いますし、そのあたりの違いを少し書いてみます。
(といっても、私は書籍をやっていないので、月刊誌とウェブだけの話になります)

雑誌の場合、
プロデューサーとして、企画立案、クライアント開拓、全体の予算管理など、
ディレクターとして、台割、打ち合わ

もっとみる
雑誌コンテンツの作り方 Vol.2ブログとの違い

雑誌コンテンツの作り方 Vol.2ブログとの違い

雑誌コンテンツの作り方 Vo1.「データマンとアンカーマン」で、取材をした人が原稿を書かずに、アンカーマンと言われるライターさんが原稿を書くという話をしました。

さてその時に、「取材もしていないのになぜ原稿をかけるのかという」とギモンに思うかと思いますが、実はそれが可能になるのは原稿コンテというの存在があるからです。

CMなどで絵コンテというものがあるのをご存じの方はいらっしゃるでしょう。雑誌

もっとみる

昔、「どうしてブログ、ノーギャラなのに書いてるの?」と言われたことと、慣れることでお金の払い方が変わること

「ブログ」というものが流行り始めた大昔のこと。

ある大御所編集者さんが、「林さん、あのブログってどうしてみんな書いてるの? だってあれノーギャラでしょ。ノーギャラなのになんであんなに一生懸命書いてるの? まあ素人が発表したいっていうのならわかるけど、結構有名なライターもノーギャラでブログ書いてるじゃない。あんなことやってると、出版社もそのライターにお金出したくなくなっちゃうんじゃない?」って仰っ

もっとみる
IDEO Uの学びシリーズ③インタビューってどうやるの?

IDEO Uの学びシリーズ③インタビューってどうやるの?

「正しい問い」を投げかけることは素晴らしいインタビューワーの1つの要素です。もちろんその準備も大切。

ここでのゴールは良いインタビューを行い、対象者の本音を引き出すことです。

最初に「ダメなインタビュー」のビデオがありました。なんか完全にやる気ない感じで①対象者に興味を持っていない ②個人の考えを述べる ③クローズド・クエスチョンを投げる(③に関してコミュニティに質問中です。アイスブレイクのた

もっとみる
読む・聞く・見るはどう違うのか

読む・聞く・見るはどう違うのか

昨年頃から、動画や音声メディアの注目度が急速に上がってきました。

まもなく5G回線がはじまることで動画再生のハードルが下がり、今まで以上に生活の中に動画が溢れることが予想されます。

すでにInstagramでもフィードにせよストーリーズにせよ動画の割合が上がってきており、この傾向はしばらく続くだろうと言われています。

また、音声もGoogle Homeの発売や音声入力の精度が上がってきたこと

もっとみる