hirohisa arai (arai0903)

25年間出版社に勤めたあと、IT企業に転職。食べるもの、食べること、京都や台湾、スリランカ、アートにお茶にコーヒーが好きです。

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    東洋のトルソー、仏像界のプリンス、TUNE STAY KYOTOのショートフィルム

    国宝第一号と称される広隆寺の弥勒菩薩象をみた話を書いた。 東京から西に行くと、やっぱり見たくなるのが、仏像界のプリンス・興福寺の阿修羅像。 2009年に東京国立博物館で開かれた、興福寺創建1300年記念「国宝 阿修羅展」ではなんと約94万人という、その年に開催された世界中の博物館や美術館の展覧会の中で最多の来館者数を記録したといいます。 そこからバスに乗り、「ゆく年くる年」で見た唐招提寺へ。 「東洋のトルソー」または「唐招提寺のトルソー」と呼ばれる如来形立像をやはり見

      • レイ・ハラカミ、終りの季節、弥勒菩薩、松尾大社の癸卯(みずのとう)

        2022年12月3日に星野源がホストをつとめる音楽教養番組「星野源のおんがくこうろん」シーズン2でレイ・ハラカミが取り上げられたらしい。 らしい、と書いたのは私は見ていなくて、noteに書いたレイ・ハラカミの記事にアクセスが年末、いつもより多かったからである。 そんなわけで年始恒例の京都に来て、レイ・ハラカミをヘビロテしている。 これを見ていたらバスに乗りたくなって、広隆寺に行こうとしたら、行き先を間違えて松尾大社に。 可愛らしい絵馬を見てから、弥勒菩薩像に。 20

        • Yerin Baek(パク・イェリン백예린 )を知っていますか?

          2022年、Spotifyで最も聴いた曲は、Yerin Baek(パク・イェリン)の0415だったらしい。 ドラマ仕立てのMV。 一般的にはこちらのほうがメジャーではないかと思います。 Netflix『愛の不時着』のOST“Here I am Again"です。 https://www.youtube.com/watch?v=_md16sTcnPM そのハスキーというか、震える歌声が心地よく、Yerin Baekという名前より声質で記憶している。 2023年1月1

          • Netflix「ウ・ヨンウ弁護士は天才肌」の主旋律とワルツのリズム

            「ウ・ヨンウ弁護士は天才肌」は主旋律が法廷ドラマであり、副旋律に社会問題があり、リズムとして恋愛ドラマがある。 そこがいままで、Netflixで話題となった韓ドラと違うところ。 「愛の不時着」は恋愛ドラマ、「イカゲーム」は社会問題と、その主旋律が一環として流れ続けている。 https://note.com/arai0903/n/nc3fe907235d5 「ウ・ヨンウ弁護士は天才肌」はある人によっては恋愛ドラマであり、ある人にとっては社会問題に対してメッセージ性のある

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          • 京都についてのあれこれ
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            Netflix「ウ・ヨンウ弁護士は天才肌」の細かな3つの作り込み

            Netflix「ウ・ヨンウ弁護士は天才肌」のヒットの理由を3つ挙げてみましたが、実はドラマの細部に渡り、細かな作り込みがされています。 その細かなこだわりについて述べて行きます。 その1.クジラの登場シーン効果音は世界的アカペラ混声5人組「Maytree」ウ・ヨンウが閃く時のBGMというか、効果音は「Maytree」という世界の主要なアカペラ大会を席巻したアカペラ混声5人組によるもの。 つい先日、米国の公開オーディションリアリティ番組「アメリカズ・ゴッド・タレント」で審

            Netflix「ウ・ヨンウ弁護士は天才肌」のヒットの秘密を3つ挙げてみた

            自閉スペクトラム症の新米弁護士ウ・ヨンウが、やさしい同僚や良き理解者である親友など周りの人に支えられながら、彼女ならではの視点で事件を解決に導く“法廷ドラマシリーズ「ウ・ヨンウ弁護士は天才肌」。 原題「이상한 변호사 우영우(おかしな弁護士ウ•ヨンウ)」 Facebookのある方の投稿で知ったのが8月中旬。「ペーパー・ハウス・コリア: 統一通貨を奪え」を見て、原作をここまでドラマティックに仕上げる韓国ドラマの脚本の凄さを思い知ったのだが「ウヨンウ」はそれ以上の衝撃だった。

            【関ジャム】山下達郎の胸にささる言葉。「ポップカルチャーとは基本的に、大衆への奉仕と人間が生きることに対する肯定」

            いわゆる神回、というやつだった『関ジャム 完全燃SHOW』(テレビ朝日系)の2週に渡った山下達郎特集。 ここで語られた山下達郎さんの言葉、 「ポップカルチャーとは基本的に、大衆への奉仕と人間が生きることに対する肯定」 これを分解して考えると ポップカルチャー=大衆への奉仕。 ポップカルチャーの反対に位置する言葉として考えられのは、ハイカルチャー。 ハイカルチャーは(主に19世紀までの間にヨーロッパを中心に形成された)貴族や富裕層階級のものであり、知識・教養を持つ少数

            「MELODY(prod.by BREIMEN)」の楽しみ方。ポルノグラフィティの岡野とKing Gnuの井口、その出会いと軌跡

            ポルノグラフィティの岡野昭仁、King Gnuの井口理、そしてBREIMENによる異色コラボで注目を集めている「MELODY(prod.by BREIMEN)」。 ツイッターでもこんな投稿。 ただ単に、話題の組み合わせがというよりも、ここに至るまでのストーリーを楽しむのが肝なんだなと思った。その軌跡というのがコチラ。 井口くんの熱烈なポルノ愛の軌跡を知っているのと知らないのとでは、「MELODY(prod.by BREIMEN)」の楽しみ方が全然違う。 「MELODY

            中村佳穂(なかむらかほ)さんを知っていますか?

            1992年生まれ、京都出身のミュージシャン。20歳の頃から本格的な音楽活動をスタート。2018年11月にリリースしたアルバム「AINOU」で一躍脚光を浴びる。2021年7月公開の細田守監督最新作「竜とそばかすの姫」で、主人公・すず / Belle役の声および劇中歌を担当し、大きな話題を呼ぶ。 そう、Belleの歌が中村佳穂なのだ。 GWに高知に行ってそのことを知りました。映画も東京に帰ってきてAmazonプライムで見ました。 まずはこれらのYouTubeを騙されたと思っ

            MONDO GROSSO / IN THIS WORLD feat. 坂本龍一[Vocal:満島ひかり]と新宿御苑の桜

            MONDO GROSSO / IN THIS WORLD feat. 坂本龍一[Vocal:満島ひかり]を聴いている、見ている。 大沢伸一のトラックで、坂本龍一がピアノを弾き、UAの詞を満島ひかりが歌うというMONDO GROSSOでしか為し得ないコラボレーション。 坂本龍一「戦場のメリークリスマス」1983年リリース。約40年前。 UA「情熱」1996年リリース。約25年前。 大沢伸一と満島ひかり MONDO GROSSO / ラビリンス  2017年リリースに続く

            【VAIO typeP】温故知新、アナログとデジタル、コンテンツの質と更新頻度

            文庫本が読めない。そう文字が小さすぎて読むのが辛い。年齢を感じるということはこのことかと思う。 故(ふるき)を温(たずねて)新しきを知る、という訳ではないけれど、Kindleにしたら、本が読めるようになった。そう、文字を読みやすい大きさにできるのだ。故=文庫本、新=Kindle。アナログ=紙、デジタル=E ペーパー。 最近買ったオールドレンズには、母艦としてミラーレスデジカメのNEX-5T。 古いものとして押入れの奥深くしまわれているであろう、オールドレンズが、これもス

            【オールドレンズ】インダスター26m 52mm f2.8

            最近オールドレンズを買った。 インダスター26m 52mm f2.8。SONY NEX5Tにアダプターをかませている。いろいろと調べて見ると、 NEXがオールドレンズの母艦として最適だというblogが多数。 きっかけはGRデジタルをヤフオクで買ったこと。スチールカメラ時代のレンズが、ちょっとした工夫でデジカメのレンズとして復活する。 味わい深い写真が撮れる。 こちらの記事もどうぞ>> 冬の新宿御苑と「さくら咲いたミルクラテ」 https://note.com/a

            【GRデジタル】街角をスナップするということ、コンテンツのサイズ感

            最近GRデジタルにはまっている。 どこでも持ち歩けるサイズ感 2005年に発売された伝説のスナップシューター。街角の風景を切り取った「スナップ写真」を撮るため道具。その昔であれは、Leicaがそうだった。レンジファインダーと呼ばれ、街角の様子を切り取る。 ワイコンとファインダーも追加でつけた フィルムカメラであったリコーのGRは憧れのカメラだった。そのデジタル版である初代GRデジタル(GRD)は、発売当初は高価で買えなかった。メルカリで見つけて6980円でゲット。格安

            冬の新宿御苑と「さくら咲いたミルクラテ」

            およそ1年ぶりに新宿御苑に行った。 東京マラソンがあったせいか、街は整然としてしていた。いやそもそも新宿御苑前の駅に降りること自体が、1年ぶり以上前。 いつも桜が咲いたころに行っているので、ものすごく混んでいるイメージしかなかったのが、とてもすいていました。 いつの間にか一日の入場料が500円になっていた。年間パスポートが2000円だから、即座にそちらを選択。 「少なくとも桜を見に、今月中にあと2回は来るだろう」と判断して。さくらはまだだろうと思っていたので、お目当て

            YOASOBIとダブル村上。コンテンツのサイズ感と更新頻度の話

            SpotifyでYOASOBIの新曲を聴いた。 そもそもYOASOBIは小説の歌詞をそのまま歌うというユニット。その「ミスター」という曲を聴いていると、コンテンツのサイズ感と更新頻度の意味を深く感じることができる。 その昔、ダブル村上という言葉があった。ダブル浅野よりも前のことだ。 村上春樹と村上龍。 その二人はまさにアイドルだった。浅田彰、中沢新一、文学や哲学を語ることが、一番ホットだった時代。 「限りなく透明に近いプルー」「風の歌を聴け」 いまこうして書き出し

            「ドライブ・マイ・カー」と初代GRデジタルと「恋する豚研究所」

            村上春樹の小説を久しぶりに読んだ。 『ドライブ・マイ・カー』 そう、いまアカデミー賞の作品賞のノミネートされている。 https://jp.ign.com/drive-my-car/57953/feature/4 『女のいない男たち』という短編集の一番最初に収められているもの。確か単行本がでたときには買って読んでいたはずなのだが、部屋のどこを探しても見つからなかった。 やれやれ、という感じだ。きっと何気ない水曜日の祭日の午後、スパゲッティを湯で終わった後、目の前にひ