マガジンのカバー画像

プライマルヘルスに基づくお産

64
運営しているクリエイター

#水中出産

切らない切れないお産

切らない切れないお産

会陰(赤ちゃんが出てくるときの膣の出口)が、切れないお産。

ズバリ可能です!

病院で分娩台を使ったお産の時には、ほとんどが、今は会陰切開と言ってはさみでチョキンと会陰を切られてしまいます。

「薄く伸び切っているので痛くないですよ。」「陣痛の痛さに比べたらどうってことないですよ。」「裂けると後で修復するとき大変なので裂けるより良いですよ。」「赤ちゃんを早く出してあげないと大変なので」とか、いろ

もっとみる
出産とお風呂

出産とお風呂

水中出産を希望するしないにかかわらず、あるいは、和痛を目的として医療者が、お風呂に入ることをすすめて実際入ることがあります。

でも、お産の時にお風呂に入るというのはタイミングと温度がとても大事になってきます。ただお風呂に入ればいい。いつもの感覚でお風呂がいいんだーということではいる入ると、もし、身体の感覚よりも、正確な情報でない思い込みが上まっているならば、それは大変な危険をはらみます。

この

もっとみる
ホモデルフィナス(homodelphinus)とエステル・マイヤーさん

ホモデルフィナス(homodelphinus)とエステル・マイヤーさん

昨日に引き続きエステル・マイヤーさんのこと。いろいろ整理していて見つかったものを備忘録もかねてシェア。全部をみたいという方にはpdfで。

ホモデルフィナス(homodelphinus)というのは直訳するとイルカ人間。野生のイルカのような自由と愛を持った人間ということを指しているのだと思います。ジャック・マイヨール氏が作った造語で、エステルさんもよく使っていた。

ジャック・マイヨール氏については

もっとみる
人類水性(猿人)起源説エステル・マイヤーさんとの出会いから人類水性(猿人)起源説を知る。

人類水性(猿人)起源説エステル・マイヤーさんとの出会いから人類水性(猿人)起源説を知る。

人類水性(猿人)起源説について知ったのは、30年前のことだと思う。イルカ・クジラ会議で日本に来日した、エステル・マイヤーさんの講演会を故片桐助産院の院長が招いて講演会を開いた。その時に、彼女は自分が撮りためた映像を見せてくれた。その映像でアクア説(水生類人猿説)で活動しているエレイン・モーガンさんと、アフリカで泳ぐ猿のを知った。

エレイン・モーガンさんは、イギリスで番組のプロデューサーをしていて

もっとみる
お産の刷り込み

お産の刷り込み

お産のイメージはどんなんですか?私たちは、無意識のうちにお産のイメージが刷り込まれていることがあります。近年はTVの普及と発達により、ドラマやドキュメント番組などでお産の場面が映し出されることが多々あります。あるいは、中学とか高校の性教育という。。。生まれるということに対しての貧弱な偏りのある情報としての映像だったり。。。

(助産師等の命の現場にかかわる人の性教育とは全然別で、素晴らしい性教育を

もっとみる
「平成のお産革命」のVTR探しています

「平成のお産革命」のVTR探しています

平成4年、1992年4月(?5月)に日本テレビで放送された特番みたいな番組だったが、しっかりとお産と向き合う番組だった。私や子どもたちも映っていたと思うけど。。。その当時家にはTVもなくリアルでみれていない。

編集の最終調整の時は赤坂のスタジオで立ち会ってみたけど、実際の映像を見ていない。その映像をみたいという方に善意で関係者の方が送ってくださったけど、結局そのあと私のところにその映像は来なかっ

もっとみる
何処でも組み立て可能!水中出産用プール

何処でも組み立て可能!水中出産用プール

イギリスに水中出産用の組み立てプールを探しに行ったのは。29年前の冬だった。そこに、プールがあるかどうかはインターネットがまだ普及していなかったので見当もつかなかったが、とにかく行けば見つかると思って不思議なことに行くことができた。その時のことは↓

そして、なんと、想像を超えた水中出産用の専用プールと出会うことになったのだった。

そのプールは瞑想タンクの設計者が作ったもので、本当に素晴らしいも

もっとみる
望むお産はどこでもできるんだよ!

望むお産はどこでもできるんだよ!

私が、最初に水中出産をしたのは東京だった。

東京だからできたのよね~という声は聞こえてこなかった。それから多分1年後ぐらいだったと思うが、奈良のご夫婦から『自分たちもしてみたい』と連絡をいただき、手伝うことにした。その時は、自費で奈良に行き、受け入れてくれそうな産院に赴き、話し合いを重ねた。(後から考えるとこのような経験をいくつもさせていただき、仕事として確立していくことになった。)が、その当時

もっとみる
海で生まれたYちゃん(海外編)1

海で生まれたYちゃん(海外編)1

海外の海での3人目のお産になった!海外の海で海中出産で生まれたYちゃん、もうすぐ成人式を迎えます。

たまに、我が家の孫のベビーシッターをしてくれたりととても良いお子さんです。

Yちゃんが生まれたのは春。日本の海では誕生の時の水温が何処も低くて厳しい状態でした。

旧ソビエト時代のロシアでは水温を気にせず海中出産をしているグループがありましたが、これは果たしてお母さんにとっていいのかどうか?

もっとみる
母としての娘のための産後ケア

母としての娘のための産後ケア

水中出産で生まれた我が娘もまた水中出産でのお産だった。

あの、イギリス製の組み立て式の水中出産プールを使って和室でお産した。夜のお産だったので薄暗いほのかな明かりの中でのお産だった。(お産の話はまた別の機会に)

さて、娘のための私の産後ケアは、そんなに特別なことは無いかな~。

お産が終わって最初の1か月はひたすら3食ブラス1.2食おやつタイムも含めて食事を作って食べさせた。ひたすら、妊娠中か

もっとみる
直観と信じる心

直観と信じる心

昨日、直観と信じる強さの話をたまたま何人かの人からきいて。

以前、日本で初めての海中出産をした人のお産について書いたが、

このお産は、本当に『人事を尽くして天命を待つ』の言葉通りを実感させてもらう出来事だった。そして、この方は、3番目のお子さんも海中出産になったのだが。。。

最初のお子さんを水中出産で。産後に落ち着いたときに、海が大好きな彼女に「次は海だったりして~」と、私は軽く冗談みたいに

もっとみる
健康の起源

健康の起源

昨日、今日と【健康】についての話が出会う人出会う人から話に出た。それも、女性ばかり。皆、健康についてはとても関心のある時代だと思う。

いかに健康で心身ともに快適に生きていくか?

とても大事なことであると思う。

日々の生活の中で、自分や家族・わが子の健康にここ近年は特に皆注意を払っているように思える。

なるべく自分の本来持っている力で健康を保ちたい。あるいは健康になって元気を保ちたいと。

もっとみる
出産を受け入れてくれるところを探す

出産を受け入れてくれるところを探す

36年前、自分が望むお産を受けてくれる医療者(病院の医師や・助産院の助産師)を探していた時に妊婦の私はびくびくとしていた。

なぜって、当時水中出産をしているところは皆無だったから。それも、探し始めてからわかったのだけど・・・

当時妊婦の友達が、我が家に会った雑誌の水中出産の記事を見つけて『こういうお産って、きわものよね~。する人いるのかしら~』と言ったのを聞いて、心の中で「え、きわものなの!そ

もっとみる
そして第2子の時も、またもや産院探しだったけど

そして第2子の時も、またもや産院探しだったけど

第2子の出産もまた、受け入れてくれる医療者探しとなった。

第1子の時の産婦人科さんが、お産をやめてしまって婦人科だけになってしまったので。

ただ、前回と違い、今回はすでに一度経験しているので気持ち的にはそう大変ではなかったと思う。

どういう経緯でそこの産院になったかは、もう遠い記憶でうろ覚えだが。。。そこの院長先生はすんなりと私の要望を聞いてくださった。それは、前回、経験があるということもさ

もっとみる