Ryoko.U

教材研究がほぼ趣味な中学英語教師。英検1級取得。大学院で英語指導法を学びました。

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教材研究がほぼ趣味な中学英語教師。英検1級取得。大学院で英語指導法を学びました。

記事一覧

英語の授業で心を育てる

私たちの英語研究会に深い学びを与えてくださっている、大阪教育大学のK教授からのご講演を、11月12日(金)に聞かせていただいた。オンラインでなく、対面で拝聴できたこ…

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2年前
3

英語×社会 中3 CIVICS(New Horizon)の授業をしました!

3年前から、英語の授業でCLIL実践を行っている。 教科書を料理して、生徒に世界的な視点を持ってもらえるよう、CLIL流に授業を展開していくことが私の楽しみだった・・。…

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2年前
4

3つのzoomセミナーに参加した週末

昨日は所属しているJ-CLIL学会の中高勉強会にオンライン参加した。J-CLIL学会のセミナーは都合がつく限り毎回参加させていただいている。いつも通り、学びの多いセミナーで…

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2年前
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元児童英会話講師の私が英語育児・・再開・・??

今9歳の息子が0歳の頃から、英語育児をしていた。 かれこれ6年ほど続けたと思う。当時は大学院に通い、論文も書いていたが、育休中だったこともあり、中学英語教師として働…

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2年前
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CELT-S(ケンブリッジ大学認定中高英語指導者用資格認定コース)受講中!

ケンブリッジ大学英語検定機構認定のCELT-Sコースを5月から受講している。2月まで受講予定である。 全部で8まであるモジュールを全てこなし、8モジュール分のポートフ…

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2年前
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リスニング問題 メモとる とらない?

中3生からリスニング問題で点数を取るためのコツを聞かれた。 生徒にアドバイスをするためには、まずは自分でやってみよう!ということで、久々に英検1級リスニング問題…

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2年前
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ambiguity tolerance

久しぶりに ambiguity tolerance (曖昧さに耐える)という言葉を聞いた。英語教師仲間のライングループで発信されていた。ambiguity tolerance とは、分からない事、もや…

Ryoko.U
2年前
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学習タイプ 耳で聞く派・目で見る派?

息子(小3)が硬筆を習っている。 書き方教室の先生から、息子の書く文字が前よりも上手になっている!という言葉をいただいた。 先生は息子に、これまで息子がしていた…

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2年前
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1週間に38時間も自由時間はある!

TEDから。 タイムマネジメント専門家のローラ・ヴァンダーカムさんのスピーチです。 これを聞くと、多忙な毎日を過ごしてはいるつもりですが「まだまだ時間はある!」と思…

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4年前
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デキるスターは要らない

TEDを視聴するのが大好きである。いつも新しい視点を与えてくれる。 このスピーチは約5年前のものであるが、これからの社会を考えると本当に納得できるものであった。 「…

Ryoko.U
4年前
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応用が「先」で、基礎は「後」から。

昨日「小中高生におススメしたい臨時休校中学習サイト」をnoteで紹介した。記事中にあるように、さっそく息子(7歳)に2つをさせてみよう!とダウンロードしてみた。 Thi…

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4年前
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生徒のモチベーションを上げる!-意欲の維持①ー

引き続き、「英語の先生 応援マガジン Winter 2019」動機づけ世界的権威ドルニェイ先生監修と和田玲先生の「生徒のモチベーションを高める英語指導ストラテジー」より、…

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4年前
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英語の授業で心を育てる

英語の授業で心を育てる

私たちの英語研究会に深い学びを与えてくださっている、大阪教育大学のK教授からのご講演を、11月12日(金)に聞かせていただいた。オンラインでなく、対面で拝聴できたことに大感謝である。

英語教育を人間教育学的視点からとらえて研究をされているK先生のお話は心を揺さぶられるものになった。「やっぱり最後は心だなあ」という再確認になった。

★K教授のお話
ー公開授業をされた先生の授業の感想
ー人間教育学

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英語×社会 中3 CIVICS(New Horizon)の授業をしました!

英語×社会 中3 CIVICS(New Horizon)の授業をしました!

3年前から、英語の授業でCLIL実践を行っている。
教科書を料理して、生徒に世界的な視点を持ってもらえるよう、CLIL流に授業を展開していくことが私の楽しみだった・・。文法事項をいかに教科書題材というコンテクストの中に入れていくかを考え、オーセンティックな教材になるものをネットや書籍から探して授業に取り入れることが好きだった。

しかし、今年度からニューホライズンの教科書がかなりCLIL的になって

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3つのzoomセミナーに参加した週末

3つのzoomセミナーに参加した週末

昨日は所属しているJ-CLIL学会の中高勉強会にオンライン参加した。J-CLIL学会のセミナーは都合がつく限り毎回参加させていただいている。いつも通り、学びの多いセミナーであった。

今回は、CLIL授業をずっと継続されている横浜の私立中高校のお二方の先生方の公開授業動画を拝見し、その後、お二方の実践発表を視聴し、その後は何とCLIL関係の著書を執筆もされている池田真先生のお話を伺う、しかもそれが

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元児童英会話講師の私が英語育児・・再開・・??

今9歳の息子が0歳の頃から、英語育児をしていた。
かれこれ6年ほど続けたと思う。当時は大学院に通い、論文も書いていたが、育休中だったこともあり、中学英語教師として働いている今よりもだいぶん時間があった。

バイリンガル育児の内容は、
〇毎日息子に家で英語で話しかける
(午後または午前のどちらかは必ず英語タイム)
〇英語絵本を毎日読む
〇週1回英語レッスンを受けさせる
〇必ず毎日(ネイティブの)英語

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CELT-S(ケンブリッジ大学認定中高英語指導者用資格認定コース)受講中!

CELT-S(ケンブリッジ大学認定中高英語指導者用資格認定コース)受講中!

ケンブリッジ大学英語検定機構認定のCELT-Sコースを5月から受講している。2月まで受講予定である。

全部で8まであるモジュールを全てこなし、8モジュール分のポートフォリオ課題を提出し、2月の最終試験に合格すればCELT-Sの資格をもらえる。

こう書くと分からないかもしれないが、実際はなかなかのボリュームである。受講前、かなり迷った。しかし私のモットー「やらずに後悔したくない!」という思いから

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リスニング問題 メモとる とらない?

リスニング問題 メモとる とらない?

中3生からリスニング問題で点数を取るためのコツを聞かれた。
生徒にアドバイスをするためには、まずは自分でやってみよう!ということで、久々に英検1級リスニング問題をやってみた。

普段、私は生徒にリスニング問題では必ずメモをとるようにと言っている。どのようなメモが良いのか探ってみよう、と英検1級のリスニング問題で試してみた。

時間の関係上、part 1 part 2 は飛ばしてpart 3 から開

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ambiguity tolerance

ambiguity tolerance

久しぶりに ambiguity tolerance (曖昧さに耐える)という言葉を聞いた。英語教師仲間のライングループで発信されていた。ambiguity tolerance とは、分からない事、もやっとしたことに、きっちりとした1つの正解を求めず「曖昧であることに寛容になれ」という意味である。

4年ほど前、私が ALL in ENGLISH で授業をしようと思いながらも、1つの正解や和訳を求め

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学習タイプ 耳で聞く派・目で見る派?

学習タイプ 耳で聞く派・目で見る派?

息子(小3)が硬筆を習っている。
書き方教室の先生から、息子の書く文字が前よりも上手になっている!という言葉をいただいた。

先生は息子に、これまで息子がしていた宿題に関して口頭でアドバイスをくださっていた。宿題へのアドバイス後、課題へ進むという流れであったようだ。
しかし、緊急事態宣言下であった先月は、宿題へのアドバイスを先生がプリントに書き込んでそれを本人に手渡し、家で復習をする、という流れで

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1週間に38時間も自由時間はある!

1週間に38時間も自由時間はある!

TEDから。
タイムマネジメント専門家のローラ・ヴァンダーカムさんのスピーチです。
これを聞くと、多忙な毎日を過ごしてはいるつもりですが「まだまだ時間はある!」と思わせてくれます。

まず、気になった言葉から。「」内は翻訳からの引用。

・「時間がない」と言い訳してしまうことについて、それは優先事項じゃない

・「時間とは選択なのだ」その時に何をするかは、自分で選んでいる。自分で選んだ価値のある事

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デキるスターは要らない

デキるスターは要らない

TEDを視聴するのが大好きである。いつも新しい視点を与えてくれる。
このスピーチは約5年前のものであるが、これからの社会を考えると本当に納得できるものであった。

「競争社会ではなく協力社会の方が生産的であるし誰にとっても良い」という内容である。どうしてそうなのか、を説明してくれる。

ある数百人規模の実験の結果、最も生産的なグループは、とびきりIQの高い人が1人か2人いるグループではなく、全員が

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応用が「先」で、基礎は「後」から。

応用が「先」で、基礎は「後」から。

昨日「小中高生におススメしたい臨時休校中学習サイト」をnoteで紹介した。記事中にあるように、さっそく息子(7歳)に2つをさせてみよう!とダウンロードしてみた。

Think Think 
ワンダーラボ株式会社が提供する、思考力アップのためのアプリ教材です。「空間認識」「平面認識」「試行錯誤」「論理」「数的処理」など、学校の勉強とは違うIQテストのような問題で構成されています。

Native C

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生徒のモチベーションを上げる!-意欲の維持①ー

生徒のモチベーションを上げる!-意欲の維持①ー

引き続き、「英語の先生 応援マガジン Winter 2019」動機づけ世界的権威ドルニェイ先生監修と和田玲先生の「生徒のモチベーションを高める英語指導ストラテジー」より、みなさま(特に教える仕事をしている人)に役立つ記事をお伝えします。

この記事を熟読し始めてから、私の授業(中学教師です)の振り返りができています。

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意欲に

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